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大きな活字でご覧になるにはこちらをクリックしてください。 ロシア北へ進出?悪夢の再現北、ロに鉱山開発権―港湾無償貸し出しを提案 北朝鮮がロシアから借金している80億ドル(約7兆440億ウォン)規模の債務を帳消しにしてもらう見返りとして、地下資源の開発権を手渡し、港湾を無償で貸し出すことを提案していたことが分かった。‐中略‐
米国ジェームズ・タウン財団のユーラシア・デイリー・モニター(EDM)は22日、「一時、北朝鮮側とこう着状態を呈していたロシアが最近、外債帳消しなどの経済案件処理に前向きな姿勢を見せているのは、北朝鮮に対する影響力を念頭においているからだ」と報じた。‐後略‐ (『東亞日報』1/24) すでに中国は、北朝鮮の“羅津港”の50年間の租借権を手に入れている。また北朝鮮の最大の鉄鉱山“茂山鉱山”の採掘権も手に入れ、北東アジア最大の銅山“恵山青年銅鉱山”や“満浦”の亜鉛鉱、“会寧”の金鉱にも中国の資本が投入されている。中国はまた、中朝国境地帯に大規模な軍部隊を展開し、金正日政権をけん制している。「東北工程」すなわち、韓半島北部一帯はもともと中国の領土だった、という中国のかねてからの主張を裏付けるように、北朝鮮に何か事あらばいつでも出動できる態勢をとっているのである。 今回の報道にあるように、ロシアが北朝鮮の地下資源開発権を手に入れ、港湾の租借権を手に入れたとしたなら、まさにそれは歴史の再現ではないか。歴史の再現といっても、悪い意味での再現。19世紀後半、当時ロシアは不凍港を求めて東アジアに進出しようと企てていた。また清(中国)は中華秩序の崩壊を恐れ最後の朝貢国、朝鮮を失うまいと必死であった。ただ当時と違うのは、中ロ以外には直接北朝鮮の“覇権”に関与していないという点である。当時はこの状況に日本が大きく関わり、日清、日露戦争を経て、朝鮮の独立と日本の安全を確保したわけだが、今はそうした状況にはない。「悪い意味での再現」と言ったのは、いままさにその覇権に対する防御がまったくないということだ。いわばロシア・中国の思うがまま、なすがままの状態なのである。中国やロシアの北朝鮮進出により、日本の安全はかつてないほど脅かされる状況が現出しつつある。 金正日政権は、自分の延命を図るため北朝鮮の土地や財産を惜しげもなく中ロに切り売りしている。また、国家財源の基幹でもある金を売却したり、密輸困難になった覚せい剤を国内に流通させたりもしている。金正日政権の崩壊は歴史の必然であろうが、その後の北朝鮮の荒んだ状況はどうなっているのであろうか。また、その後の極東の勢力図はどうなっているのであろうか‥‥。考えるだけでも恐ろしい。 |
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2007年01月24日
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