「チキンラーメン」パッケージのウソ
普段、何気なく見ている食品パッケージの写真にはウソが多い。メーカーにしてみれば、あくまでイメージということなのであろうが、消費者としては中には許せないものがある。その代表格は日清食品の「チキンラーメン」である。
「チキンラーメン」のパッケージを見ると、麺の上に半熟の目玉焼きが誇らしげにのっている。が、実際に袋に書いてある「召し上がり方」にしたがって(丼に麺を入れ、熱湯を注ぎふたをして3分間待つ)作ってみても、パッケージにある写真のようにはいかない。黄身はともかく、白身が凝固せず、生卵の状態なのである。生卵がのっている「チキンラーメン」ほどまずいものはない。おそらくそうした経験は、私だけでなく多くの人が経験しているに違いない。
あるブログを見ていたら、やはりこの問題に着目している記事に出会った。その記事はご丁寧に、冷蔵庫から出した状態の卵(約10℃)を麺にのせた場合と、卵をわざわざ湯煎して15℃、20℃、25℃、30℃と卵の温度を上げていき、パッケージの状態になるまでの実験結果が書いてあった。卵の温度が10℃では温度が低すぎて凝固せず、30℃では逆に卵が固まりすぎるとその実験結果には書いてあった。また、卵の温度が低い場合、スープを冷やしてしまうというデメリットがあり、高温の卵だと麺の還元率が高くなり、麺がスープを過剰に吸収してしまうという問題点があるとも指摘している。
記事は15℃〜25℃に卵を温めることが、もっともパッケージの写真に近い状態になると書かれてあった。しかし、わざわざ「チキンラーメン」を食べるために別に卵を湯煎し、15℃〜25℃の温度に卵を過熱する労力を考えると、アホらしくてやっていられない。
「チキンラーメン」は安くて手軽に出来、食べられるというところに魅力がある。それを「たまごポケット」なるくぼみまでつけて、卵という高価な食材を半ば強要し、しかもその製法に大きな偽りがあるとはどういうことか‥‥。昨今わが国では食品偽装問題が取り沙汰されているが、これほど長きにわたり、国民をだまし続けている大手食品メーカーのこの問題を我々はどう考えたらよいのか‥‥。
パッケージに偽りの写真をのせ、作り方に偽りの製法をのせ、キャッチコピーに偽りの歌(すぐおいしい、すごくおいしい♪)を歌う。しかも小麦粉の高騰という理由で、便乗とも思える値上げを断行するとは不届き千万。まさに庶民の敵である。打倒 日清食品!「財閥富を誇れども、社稷を思う心なし♪」まさに「平成維新」のときである‥‥ってか。
記事元「チキンラーメンに玉子は必要か!?」
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