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ヒラリー議員の「胸の谷間」論争考

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ヒラリー氏の「胸の谷間」で論争=女性差別かファッション記事か−米有力紙

 2008年の米大統領選挙で民主党の指名争いのトップに立つヒラリー・クリントン上院議員(59)の胸の谷間が見えたというのは新聞記事としてふさわしいか−。米有力紙ワシントン・ポストが掲載したニュースをめぐり論争が起きている。
 
 発端はファッションを担当するロビン・ギブハン記者が7月20日付の同紙に執筆した記事。上院本会議で演説するヒラリー議員がV字型のインナーを着ていたため、胸の谷間が少し見えていたことを報告。上院の厳しい服装規程や同議員のファッションの変遷を解説しながらも、「誰もこんなもの見たくない」と写真付きで書いた。                                      (『共同通信』 7/31 )

 少し古い記事であるが、気にかかるので取り上げてみた。左の写真が『ワシントンポスト』紙で取り上げられた“問題”の写真で、右の写真は明らかに“アイコラ”であると思われる(すいません変なもの載せて)。

 記事がクリントン議員の国家安全保障政策ではなく胸に注目したことで、読者からは「怒りの手紙と電話が何千件も」殺到。そのほとんどは女性からだったと、ワシントンポスト紙のオンブズマンは後に明かしている。苦情の多くは、大統領選に向けた国家政策論争が白熱する中、同紙が政治以外の話題に大きなスペースを割いたことを問題視していた。

 クリントン陣営はこの論議を自陣の有利な展開に持ち込もうと、27日、ギバン記者の記事に言及。選挙運動を率いるアン・ルイス(Ann Lewis)氏は資金集の電子メールで 「ワシントン・ポストがヒラリーの胸の谷間について746ワードの記事を掲載したなんて、信じられますか。率直に言って、理念ではなく女性の体に焦点を当てるのは中傷です。ビジネスミーティングで真剣に取り合ってもらおうと努力してきた女性全体に対する中傷です」と批判した。

 一方、ワシントン・ポスト紙のオンブズマンは記事の擁護に回り、「クリントン議員が大統領にふさわしいかどうかということと、これは関係があるだろうか。一切ない。では読者は同議員の胸の谷間についてのコラムを読みたいと思うだろうか。それは間違いない。この記事はウェブサイトで1日中、最も閲覧数が多かった。(民主党の候補者指名を目指す)ジョン・エドワーズ(John Edwards)氏のヘアドレッサーについての記事も同じだ」と述べている。エドワーズ氏は先に、散髪に400ドルをかけたことが新聞とインターネットで批判の的になっていた。

 さてさて、このようにアメリカでは大統領選挙をめぐって各陣営、悲喜こもごもとした中傷合戦や駆け引きが繰り広げられている。あれ、こんなような話、日本の近くの滑稽な国でも繰り広げられてはいまいか。そう、韓国‥‥。

 韓国ではハンナラ党李明博(イ・ミョンバク)候補と、朴槿恵(パク・クンヘ)候補が大統領指名選挙をめぐって熾烈な争いを極めている。李明博氏の「不正蓄財疑惑」を朴陣営が攻撃すれば、李陣営は朴槿恵氏の「隠し子疑惑」(註:朴氏は独身)を取り上げ反撃する。同じハンナラ党にあって、とても同じ党とは思えない骨肉の争いを繰り広げている。

 アメリカでは民主党にあってオバマ候補とヒラリー候補、韓国ではハンナラ党にあって李候補と朴候補の戦いである。アメリカでは共和党がオバマ氏よりもヒラリー氏の方が与し易しと考え、一方韓国でも与党が李氏よりも朴氏の方が与し易しと考え、その“内紛”をじっと静観している。漁夫の利を得ようという作戦である。う〜ん、よく似ている‥‥。

イメージ 1 ところで、もしアメリカでヒラリー大統領が誕生したとして、韓国でも朴大統領が誕生したとしたらどうなるであろうか。さらに日本でも、安倍自民党内閣が窮地に立たされ、最後の切り札として小池百合子首相が誕生したとしたらすごいことになる。色々な展開が考えられて、わたしの頭では整理がつかないが、とにかくたいへんな事態になるだろう。

 ただ、女性の首脳がトップに立てば戦争がなくなるであろうと楽観視してはならない。以前このブログで取り上げたが、女性の大統領や首相が誕生することで、必ずしも世界が平和になるとは考えられない。そこで以前取り上げた「近未来フィクション」を再び紹介することにする。

確かモンキー・パンチのマンガ

 敵対する国同士の大統領が初めて女性の大統領になった。それまでは男の独裁者がそれぞれ両国に君臨していた。いつ核戦争が勃発してもおかしくない状況であったが、女性の大統領を迎え一転して両国は友好関係を結ぶことになった。それぞれの大統領は、電話(ホットライン)がある部屋でテレビ電話を使って首脳会談を行なっている。一方の女性大統領が「これからは核兵器でお互いを牽制し合うのではなく、仲良くしましょうね」といって、平和条約の原案文を書いた紙を画面に向かって提示するのである。ところが字が小さくてよく見えない。もう一方の女性大統領が「もっと近づけてよく見せてよ」というが、まだ字が小さくて読めない。そこでさらにテレビ画面に身を乗り出してその条約文を見ようとするのであるが、そのとき大統領のオッパイが不意に核ミサイルの発射ボタンを圧迫してしまう。男の大統領時代には両国に緊張はあったものの、核戦争までには至らなかった。それが女性のオッパイのせいでついに核戦争が始まってしまう‥‥。

 わたしは決して女性を差別するものではない。しかしこの世の中、一寸先は闇である。あながちこのマンガのようなことが100%あり得ないとはいえない。われわれが予期しないかたちで、不本意に歴史が動かされる可能性は否定できないのである。ヒラリー・クリントン女史のオッパイの話から妙なことになってしまったが、いずれにしても時代の楽観は許されない。

 冒頭、ヒラリー女史のおぞましいアイコラ写真を紹介したが、恐ろしさついでに以下の写真(トリミングの恐さ)を紹介してこのブログを閉じたい。
 
一見かわいいセクシーな女の子です
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切り取る前です
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お〜コワ〜

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