孤軍奮闘:あっぱれ憂国の士、黒田勝弘氏!
産経新聞の黒田支局長「北が核保有の時は、日本も核武装を要求するしかない」趣旨の発言
日本の保守系論客である産経新聞の黒田勝弘(67)ソウル支局長が「北朝鮮が核兵器を保有する国家として存在するようになれば、日本も核武装を要求するしかない」と言う主旨の発言をした。
黒田支局長は7月に日本が「独島は日本の領土」と教科書解説書に明記しようとすることに対し「客観的事実を教科書で教えようというだけのこと」と言い「韓国がどうしてそれほど興奮するのか」と発言し物議をかもしたことがある。
黒田支局長は14日PBCラジオ“開かれた世界こんにちわ! 李碩祐です”に出演。アメリカの北朝鮮テロ支援国解除の発表に対して「(日本人)拉致問題が解決せずに残っているのに、なぜ一方的にアメリカが自分たちの方からテロ支援国の解除をするのか。アメリカの利己主義だという批判まで出ている」とし「特に各メディアは、対日外交の失敗・敗北だとし、非常に批判的な世論が多い」と語った。
続いて彼は「日本の対北朝鮮関係において、拉致問題解決が優先的課題であるというのにこの問題を解決することができるテコが消えてしまった」と述べ「(世銀やアジア開発銀行のような) 機関に対する日本の影響が大きいので、日本が独自でそういった機関を通じて北朝鮮に対する圧力をかける必要があるのではないか、そういった話まで出ている」と付け加えた。
「拉致問題は日本の植民地支配に比べ、相対的に小さな問題ではないか」と言う質問に対し「北朝鮮が自身のテロ行為を正当化するため、そういった言い訳を言っているだけ」とし「それは過去の問題であるのに対して、現実のテロ問題とは全く次元の違う話ではないのですか」と聞き返した。
彼は「北朝鮮が核を持っていると言うことで国際的に関心の対象となる以上、北朝鮮は核放棄を絶対にしないと思います」とし「北朝鮮の核脅威というのは、実質的に韓国やアメリカが対象ではなく日本が脅威と感じることなので、北朝鮮が核を維持するなら日本も対北の安保を懸念しなければならないでしょう。早晩、そういった話が出るのは間違いないと思います」と語った。
また北朝鮮が核兵器を保有する国家として残るようになった時、日本の核武装の可能性を問う質問に「日米同盟次元でアメリカに対し(核武装を)要求することはできます。私たちは核武装をしていませんが、それならアメリカが日本の安全を保障するには“物”を提供出来るかどうか、ということになります」と返答した。
続いて「それらを解決するために日本刀(核兵器を)を持つしかないのか。その議論は続けていくしかないですね」と司会者が言うと彼は「そうですね」と答えた。
( 『 朝鮮日報 』 <韓国語版> 2008.10.14 10:47 )
馬鹿の巣窟で、これだけ堂々と正論を言える人物は稀有である。司会者の「拉致問題は日本の植民地支配に比べ、相対的に小さな問題ではないか」といった間抜けな質問にも、冷静沈着に喝破している。
米国が北に対し「テロ支援国家指定解除」をしたことで、日本国内は騒然としている。だが、よくよく考えてみれば、そもそも同盟国とはいえ他国を頼る方がおかしいのである。昨日の敵は今日の友。日米関係は現在同盟関係にあるといっても、ついこの間までは熾烈をきわめる凄惨な戦いをしていたのである。世界は自国の国益に従って日々、虚虚実々の駆け引きを繰り広げている。今日の友とて、いつ敵になるやも知れない。それが国際政治というものなのである。
では日本は核武装すべきか否か‥‥。当然すべきなのである。国内には「わが国は世界で唯一の被爆国であるが故に核武装はすべきではない」という輩がいる。だが、これは論理的矛盾に満ちた話なのである。一見ぼ〜っとして聞くとなるほどと思えるような話だが、よく考えると、むしろ「わが国は世界で唯一の被爆国であるが故に、核武装すべきだ」とした方が言葉に矛盾がない。整合性があるのである。「棒で殴られた経験があるから我々は棒を持ってはいけない」などという理屈は、理屈として成り立たないのである。
日本が核武装するのは法的には何ら問題はない。非核三原則などというものは、佐藤栄作とかいうおっさんがノーベル賞欲しさに勝手に喋った妄言であり、法的拘束力などまったくない。それを歴代政府はなぜか大事にし、核武装の議論さえ許さない国民的雰囲気を定着させてしまった。明らかに誤った大衆迎合(ポピュリズム)である。核武装することは、現行憲法にも抵触しないし、まして非核三原則など論外なのである。
ただ問題なのは、核兵器は「失う物が多いと思う国」に対しては外交(恫喝)カードとして有効だが、そうでない、つまり「失う物が何もない国」に対してはあまり効果がないということである。失う物とはもちろん国民の生命と財産である。国民の生命や財産に関心がない国には、あまり効果が期待できない。とはいうものの、核兵器には戦略核と戦術核とがあるから、そのことは今後の論議を待ちたいが、いずれにしても我々は、核兵器を保有することをタブー視してはならない。
日本の国益は日本人自らが守らなければならない。自国の運命を他国に委ねるような政策は愚の骨頂なのである。黒田勝弘氏のように、正論を堂々と言い、それを実行・実現できる真の政治家の出現を期待したい。
shiraty5027
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