過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2008年10月03日
全1ページ
[1]
|
南北軍事協議成果無し 非難の応酬
韓国と北朝鮮は2日、板門店で実務レベルの軍事協議を行った。今年2月に韓国の李明博政権発足後、6カ国協議関連を除く、南北当局間の初の公式対話となったが、非難の応酬に終始、具体的な成果がないまま1時間半ほどで終わった。 韓国国防省によると、北朝鮮側は、韓国の民間団体が北朝鮮国内で金正日総書記を批判するビラをまいている問題を詳細に取り上げ、「南北間の合意違反」と主張。ビラまきが続く場合、開城工業団地や開城観光が「悪い結果となる」と事業中断の可能性を示唆。韓国人の軍事境界線通過や開城・金剛山への滞在ができなくなると警告した。 一方、韓国側は、北朝鮮が「李明博大統領を不適切な表現で誹謗(ひぼう)し続けている」と指摘し、即時中止を求めた。また、7月に金剛山で起きた韓国人観光客射殺事件の真相究明と再発防止を改めて求めたが、北朝鮮側は南側の責任という従来の立場を繰り返した。 ( 『 産経ニュース 』 水沼啓子 2008.10.2 20:44 ) 北朝鮮は、李明博政権発足以来、李政権の対北政策に猛反発し、6者協議以外での南北の接触を拒否してきた。ところが今回、協議開催を提案してきたのは北朝鮮の側からである。北朝鮮が先月25日、南北間の軍事通信チャンネルを通じ、南北軍事実務者協議の開催を提案してきたのである。ここで注目しなければならない点は、李政権が前政権のように北朝鮮側の顔色を窺い頭を下げて協議に応じたのではない、ということである。北朝鮮はこれから最も支援を必要とする冬を迎える。虚勢を張っている場合ではないということで自らが折れてきたのである。つまり、前政権が掲げてきた“太陽政策”の間違いが証明されたと同時に、北に対しては毅然とした態度、もしくは強硬な対応が必要であるということが、ここでも証明されたわけである。 この南北軍事協議は、終始非難の応酬であったと記事は報じているが、北朝鮮はいたずらに労力を費やすような国ではない。そこには綿密な計算が働いているのである。当ブログでも再三指摘しているが、北朝鮮という国は分かりやすい国である。北朝鮮ほどすぐ顔に出す国はない。得をしたときや、得をするであろう見通しがついたときには満面に笑みをたたえ喜びをあらわにし、損をしたときや、不利な状況におかれたときは火病をあらわにして吼えまくる。今回、あえて北側から協議を申し込んできた理由はただ2点。 要するに、北はそのビラにそうとう参っているのである。体制を揺るがしかねない重大な事態だと認識しているのである。金正日の病状が噂される中、その活動に大変危機感を抱いていることは間違いない。それほど、この“ビラ撒布活動”は効果的であることの証拠でもある。どこかの団体のように、国内向けに拉致問題を云々し、党利党略、私利私欲に奔走しているあまり意味のない活動とはわけが違う。金正日体制を一刻も早く崩壊させるという、最短の近道。拉致問題解決には不可欠な実効性ある活動が、やはり有効的であったという証左でもあるのだ。 先日、衆議院議員・西村眞悟氏が参議院の有志が主催する「改革クラブ」に合流したという。既存の政党は政策に「拉致問題解決」とは謳っているが、「拉致被害者救出」とは謳っていないということで、「拉致被害者救出」を政策のメインとした議員集団だという。衆院選を前にした選挙対策の一環かとも思えるが、ここは素直に応援することにしよう。拉致問題解決に実効性ある活動をしている“特定失踪者問題調査会”とともに応援したい。 shiraty5027
|
全1ページ
[1]



