北朝鮮問題

硬軟、落差の激しい不思議なブログ

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

「赤匪(朝日)」がこう書くと‥‥

「赤匪(バカヒともいう)」がこう↓書くと

             田母神氏、空自誌にも持論「侵略はウソ」 昨年5月号

 戦時中の日本の侵略を否定する内容の論文を執筆して更迭された、防衛省の田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長(60)が昨年、空幕長に就任した後、空自の隊内誌に同様の趣旨の文章を執筆していたことがわかった。浜田防衛相は更迭の理由として「政府見解と異なる意見を公にするのは空幕長として不適切」と述べたが、その文章が出た時点では省内で問題にはならなかった。空自は「個人の一つの考え方という受け止め方だった」としている。

 文章は空自幹部らが購読する「鵬友」の昨年5月号に掲載された。幹部らが個人の研究を発表する場で、誌面で「発表された意見などは公的な見解ではない」と断っている。田母神氏は巻頭で「日本人としての誇りを持とう」と題し、「戦後教育の中で我が国の歴史と伝統はひどい無実の罪を着せられてきた。その代表的なものが、日本は朝鮮半島や中国を侵略し残虐の限りを尽くしたというものである」とし、「ウソ、捏造(ねつぞう)の類であると証明されているが、多くの日本国民はそれを事実として刷り込まれている観がある」と書いている。

 「南京大虐殺」に触れ、「混乱の中で本当の民間人が巻き添えになったことはあったかもしれない。しかし日本軍が中国の民間人を組織的に虐殺したことは全く無かったのである」と主張している。

 また統合幕僚学校長だった04年に同誌に書いた文章でも同様の歴史観を主張。隊員にも一般の月刊誌への投稿を勧めていた。田母神氏の文章は政府見解とは異なるが、空自幹部によると、「『こうした考えもある』として発表したという認識だった」という。浜田防衛相は10月31日夜、報道陣に「かなり思い切ったことを言う方だな、というのは聞いていた」と語っている。(川端俊一、樫本淳)
                                       ( 『 朝日新聞 』 2008年11月3日3時1分 )

待ってましたとばかりに、朝鮮(支那)の「与太紙」が尾ひれをつけてこう↓書く。

                田母神氏、昨年も侵略を正当化した論文発表

 朝日新聞は3日、「日帝のアジア侵略を正当化した論文を発表し、職務を解任された田母神俊雄・前航空幕僚長が2007年5月、航空自衛隊幹部に配布される内部紙『鵬友』に似た原稿を発表していたことが明らかになった」と、報じた。当時、田母神氏は「日本人としての誇りを持とう」と題する文で「戦後の教育内容の中で日本の歴史と伝統に罪なき罪を覆い隠した部分がある」とし「この代表的なものが日本は韓半島と中国を侵略し、あらゆる残酷な行為をしたというもの」とし「ねつ造したと証明されたが多くの日本国民はまだこれを事実と認めている」と主張した。田母神氏は中国南京大虐殺に対しても「混乱の中、純粋な民間人が含まれていたかもしれないが、日本軍が中国の民間人を組織的に虐殺したことは全くなかった」と書いた。

 田母神氏は日本の民間企業が主催した論文公募展に「日本は侵略国家だったのか」と題する論文を提出し、最優秀作になったことが10月31日に明らかになり、職務を解任された。田母神氏は論文で「満州と韓半島は日本の統治下で豊かになり、多くのアジア国家が日本の統治を肯定的に評価している」とし「日本が侵略国家だったというのは汚名」と主張した。

 航空自衛隊側は「内部紙は個人の研究内容を発表するものにすぎず、公的な見解ではない」と釈明している。浜田靖一防衛大臣も「政府の見解と違った意見を外部に公表したことは幕僚長として不適切だ」と明らかにしたが、昨年、内部紙に投稿したことに関しては問題にしなかった。しかし野党をはじめとする政界の一部では聴聞会を開き、真相を把握して問責すべきだという主張が出ている。
                                        ( 『 中央日報 』 2008.11.04 07:54:59 )

すると、朝鮮(支那)の愚民どもが「やはり日本は悪い」「謝罪せよ!」「反省せよ!」「賠償せよ!」と、いわれなき声を高め、日本をここぞとばかりに非難する。国内では「アジアに謝罪し、十分償わなければならない」などと馬鹿な声が大きくなる。

国内のテレビは連日「妄言はケシカラン」と、盲(めしい)たる民を煽り、日本人としての誇りを挫き、国を貶めようとする。インターネットでは「旧日本軍が中国や朝鮮におこなった仕打ちを考えれば、日本人は何も言えないような気がする」などというキチガイが跋扈(ばっこ)する。

いったい、この国はどうなってしまっているのか。日頃、腐してやまない韓国紙のいいところは、国益に関して(それがたとえ間違っていても)一つになるというところだ。そこへいくと、同じ糞メディアでも、わが国のそれは180度違う。よってたかって国益を毀損することに快感を覚えているのだ。まさにマゾヒストそのものである。朝鮮の糞メディア以下である。

やはり天誅を下すしかない。

shiraty5027

開く トラックバック(1)

田母神前空幕長:全会見内容 (2/2)

イメージ 1

【歴史認識】
政府の歴史認識が誤っていると思うか
 「私は検証してしかるべきだと思います」
自分の考えが偏っているという風には思わないか
 「私はさほど偏っているとは思っておりません
有る意味、田母神さんの気に入った雑誌などだけを引用をしているようにみえるが
 「日本が悪いことをしたということも、そっちの方が山ほど多いわけですから、そういうのはいっぱい読んででいるわけですね、もちろん。そうでないという歴史観の方も勉強してらっしゃる方もおられますね。その両方を読んで、いったい何が真実かということを、私なりに判断したつもりです」
大臣とはこの件についてどんなお話を
 「中身についてはなにも話しておりません」
31日、大臣とはお話になりましたか
 「電話で、31日に」

【懸賞論文応募の経緯】
応募は単独で
 「単独で」
自衛隊内で誘い合ってではない
 「こんなのあるよ、といったことはあるが、出せとか強制はない」
懸賞論文募集はどこで知ったのか?
 「アップルタウンというAPAの雑誌で。私は航空自衛隊小松基地の司令をしていた関係でAPAグループ代表が航空自衛隊金沢友の会の会長をしておられました。そういうことから、小松にいるときからアップルタウンの雑誌を送っていただいてました」
会長(APAグループ代表)とは親しいのか
 「小松時代にだいぶお世話になりました」
会長がF15にのっている写真がありましたが、便宜供与などもあったのか
 「特定の方だけに便宜供与をあたえるというわけではありません。みなさんに航空自衛隊をよく知っていただくために、公平に公正に自衛隊の飛行機にのったりということはしてもらっています」
中国、韓国が不快感を示しているが。
 「それは見解の相違ですから、相手がどう思うかはこちらがコントロールできませんから。向こうがこちらが言ったことに対して不快感を感じることもあるでしょう。そこは大人と大人で、相手はこう思っているとお互い理解しあってつきあえばいいのではないかと思います」

【言論の自由】
制服組のトップの立場で発言をされたことについては
 「私はさきほどいったようにですね、このくらいのことを言えないようでは、自由民主主義の国ではないんではないかと思います。政府見解とかに一言も反論できないというなら、北朝鮮と一緒ですね
一論文で集団的自衛権の行使や武器使用についてマインドコントロールがある、とあり、一読するとそういうことを認めるべきだと読めるが
 「書いてあるとおりです、論文に」
「つまり集団的自衛権を認めるべきだと」
 「そう思います」
今までも、外部の雑誌に投稿されたことは
 「それはありません。部内では相当書いていましたが、外部に論文を発表するのは初めてです」
旧軍の反省にたって、自衛隊がつくられたが、旧軍に対しての反省はないのでは
 「そんなことはありません」
では何を反省しているのか?
 「軍が政治的な決定に対し、いろんな手段をもちいて反旗を翻すという、そういうところが昔は少しあったかなというふうに思います。もちろん226(事件)とか515(事件)などテロが行われることもありましたしね、それによって政治目的を達成すると。現在は自衛隊はまったくそんなことを考えてませんし、現在は政治の決断が下れば機関銃一丁でも、自衛隊はどこにでも行くと」
政府の見解と違うことを今の立場でおっしゃるのは、それに通じるところはないか?
 「私はともかく、大臣の決定に従ってやめろといわれれば、やめていますしね。まさにシビリアンコントロールに屈服しているわけですね。私がこれに対していろいろ抵抗するとすれば、それは問題があるでしょう。政治の決定が下れば、それに反することをやるというのは問題があると思います。ただ、民主主義社会ですから、一度決めたことが時代が変わってちょっと違うのではないか、ということは、私は議論されてしかるべきだと思います
政府の見解とはあるいみ政治の決定ではないか
 「それは、政治が決めたんですが、その村山談話なるものが、私は論文の中ではまったく触れていませんが、本当に検証されて、日本国民がみな納得できるものなのかは疑問があります
今回の論文の授賞式や賞金の授与は堂々と受けられるのか
 「そうですね。はい」
自衛隊には同じような考え方は多いのか
 「多いか少ないかは分かりませんが、調べたことがないので。私と同じ意見を持つ人もいると思いますね」

田母神前空幕長の会見に、一言の誤りもない。まさに「正論」そのものである。防衛省は田母神氏を昨日付けで「懲戒免職」ではなく「定年退職」にさせたという。防衛省も「懲戒免職」にするにはさすがに気が引けたのであろう。「正論」は防衛省にあるのではなく、まさに田母神氏の方にあるのだから‥‥。死ね防衛省! 死ね与太マスコミ! 死ね売国政治家ども! いずれ歴史がお前たちを断罪する日が来るであろう。

『田母神前空幕長:全会見内容 (1/2)』に戻る。

shiraty5027

田母神前空幕長:全会見内容(1/2)

イメージ 1

一言も反論できないなら北朝鮮と同じだ

 民間懸賞論文に政府見解とは異なる歴史認識を主張する内容を発表して航空幕僚長を解任された田母神俊雄氏が3日夜、時事通信社(東京・東銀座)会議室で記者会見を行い、「一言も反論できないなら北朝鮮と同じだ」などと語った。詳細は以下のとおり。( 『産経ニュース』2008.11.4.02:59)
【冒頭発言】
 このほど自衛隊を退職するにあたって一言所感を申し上げます。私は10月31日付で航空幕僚長を解任され、11月3日付で自衛官の身分を失うことになりました。自衛隊に勤務して37年7カ月、防衛大学校から数えれば通算41年7カ月になります。自衛隊関係者や国民の皆様方の支えがあって今日まで勤め上げることができました。感謝に堪えません、誠にありがとうございました。解任の理由は、私が民間の懸賞論文に応募したその内容が「政府見解と異なって不適切である」というものでした。しかし私は国家国民のためという信念に従って書いたもので、自ら辞表の提出は致しておりません。その結果、解任という事態となりましたことは自衛隊とともに歩んでまいりました私にとりまして断腸の思いであります。もとより私にとって今回のことが政治に利用されるのは本意ではありません。また、航空自衛官、ひいては自衛隊全体の名誉が汚されることを何よりも心配致しております。

 私は常々、「志は高く熱く燃える」ということを指導してまいりました。志が高いということは自分のことよりも国家や国民のことを優先するということです。熱く燃えるということは、任務遂行にあたりいかなる困難に突き当たろうとも決してあきらめないということです。論文に書きましたように、日本は古い歴史と優れた伝統を持つすばらしい国家です。決して「侵略国家」ではありません。しかし、戦後教育による「侵略国家」という呪縛(じゆばく)が国民の自信を喪失させるとともに、自衛隊の士気を低下させ、従って国家安全保障体制を損ねております。

 日本の自衛隊ほどシビリアンコントロール(文民統制)が徹底している「軍隊」は世界にありません。私の解任で、自衛官の発言が困難になったり、議論が収縮したりするのではなく、むしろこれを契機に歴史認識と国家・国防のあり方について率直で活発な議論が巻き起こることを日本のために心から願っております
(質疑応答)
【論文を書いた理由】
(論文は)持論ということだが、政府見解と異なる歴史認識の論文を現役のこの時期に書いた理由は何か
 「私が常々考えていたことでありますけれども、日本が21世紀に国家として発展してゆくためには、この自虐史観、そういった歴史観から解放されないと、日本のいろんな政策に影響が出て、なかなか国とした、いわゆる日本が自主的に判断する政策がやりにくいのではないか、と常々思っていまして。日本が悪い国だと、日本のやってきたことはみな間違っていたと、いったことが修正される必要があるのではないか、と思います」
現役をおやめになって発言されるのは比較的自由だと思うが、どうして現役の今、書かれたのか
 「私、実は、これほどですね、大騒ぎになるとは予測していませんでした。もうそろそろ日本も自由に発言できる時期になったのではないのか、という私の判断がひょっとしたら誤っていたかもしれません」
きょう記者会見を開いた理由は?
 「みなさんの一部から私に電話があって、ぜひやってくれという話があったからであります」

【解任について】
解任され、任半ばでおやめになることで無念なことは何か
 「日本はまさにシビリアンコントロールの国でありますから、大臣が適切でないと判断して、やめろということであればそれは当然のことであるというふうに思います。結果が出たことについて、無念とかそういうことを考えていると次に前進ができないので、これは気持ちを切り替えて次、またどうしたらいいかということを考えていきたいというふうに思っています」
後輩の自衛官に言い残すことはないか
 「これは私がずっといってきたことですが、われわれは国家の最後の大黒柱である。従って、志を高くもって、どんな困難があっても常に情熱を燃やし続ける、と。志が高いということは、さっきいったように、自分のことより、国家や国民のためを常に優先した言動をとる必要があるというふうに思います」

【論文の内容】
論文の内容については、今も変わらないか
 「内容については誤っていると思いません
論文を拝読して、市販の雑誌から引用が多い。田母神さんご自身が発見されたことはほとんどないと思うが
 「それはおっしゃるとおりで、私自身が歴史を研究してというより、いろんな研究家の書かれたものを読んで勉強して、それらについて意見をまとめるということであります。なかなか現職で歴史そのものを深く分析する時間はなかなかつくれないと思います」
さきほどこれほど大騒ぎになるとは予測しなかったとおっしゃったが、それは論文がこれほど読まれることはないだろう、という意味なのか、内容について国家が受け入れるようになると思われたのか
 「後者の方です。日本の国がいわゆる言論の、どちらかというと日本の国は日本のことを守る、親日的な言論は比較的制約されてきたのではないかと思います。で、日本のことを悪くいう自由は無限に認められてきたのではないか。しかし、その状況が最近変わってきたのではないか、という風に判断をしておりました」
懸賞論文が広く皆が読むということになるとはご承知の上でしたか
 「そういう風になることは当初は、まったくしりませんでした。ただの普通の懸賞論文として」
APA(懸賞論文の主催者)側はそういうことは言わなかったのか。
 「ぜんぜん」
公表されるとは思わなかった
「優秀な論文はAPAが出しているアップルタウンという雑誌に発表されるということは知っていた。まさか、私が優秀論文に入賞するとは夢にも思っていませんでした」

【参考人招致問題】
今後は。政治家に転身しようとか
 「いや、まだまったく今のところ心の中は白紙です」
民主党などが国会で取りあげようという動きがあるが
 「それはまことに遺憾であります。今いったように、政治にこれが利用されるということについては、まったく私の本意ではありません
参考人招致には応じるつもりか
 「はい、参考人招致があれば、積極的に応じたいと思います」
会見を行うことは内局は知っているか
 「たぶん知らないと思います。私、今日は朝の零時から、なんか民間人になりました。それを知ったのは夕方でしたけれど」
さきほど国家、国民のため、とおっしゃったが、対外関係に影響を与えた。それでも国家、国民のためになったと思うのか
 「私はですね、やはり日本が今まで相手の言い分にできるだけあわせて、日本国民はいわばイイヒトだな、ということだと思うんですね。相手がいえば、ちょっと譲歩してやろうとやってきた結果が、だんだん良くなっているかというとそうではないんではないかと。やはり国際社会の中で日本がきちんと主張していくことが、やはり長期的にみたら日本の国益にかなうことではないかな、と思います」
自衛官官退任の連絡は夕方だということだが
 「航空幕僚副長から、そういう辞令がでたと電話で連絡がきました。夕方5時くらい」

ナゾの反転:栗田健男中将 (八)

 まず小柳参謀長、次いで大谷作戦参謀が詳細に敵、味方の状況判断を述べ「南進か北進か」の決定を中将に求めた。

 栗田中将は黙思した。

 小柳、大谷両幕僚の判断の根拠が薄弱であることは明白である。戦場における状況判断は、およそ推理や希望的観測を介入させず、偵察と信頼できる情報という“事実”を基礎にしなければならない。が、両幕僚の主張と指摘はほとんどが推測である。

 たとえば、レイテ湾に敵船団はいないだろう、という。しかし、それは偵察の結果ではなく、敵の電話と水平線に見えた敵艦マストによる推理である。

 マストはすぐ消えた。誤認ではないのか。かりに間違いないとしても、退避中かそれとも迎撃準備中かは、決めかねるはずである。まして、敵の電話は、はたして百パーセント信用できるだろうか?

 戦艦「榛名」の戦闘詳報は「敵は全面的に妨害電波を実施し、その効果大なるものを認む。我方としても積極的に通信攻撃を行うべきなり」と述べている。妨害電波だけでなく、偽電も考えられる。

 志摩艦隊ではスリガオ海峡後退後、25日朝、米護送母機の追尾空襲を受けたが、重巡「那智」の敵信班・亀田重雄大尉(ハワイ生まれ二世、明大卒)は敵電話の波長にあわせて「わが母艦に敵襲、直ちに攻撃をやめて帰投せよ」と英語で放送し、まんまと敵機を追いかえした実例がある。

 そして、実際にも、栗田艦隊が聞いた電話は、偽電であった。第七艦隊通信参謀R・クルーゼン大佐の演出である。

 ちょうど、栗田艦隊がまっしぐらにスプレイグ空母隊に突進しているところである。レイテ湾を守るキンケイド第七艦隊司令官は、ハルゼー艦隊に救援を求めて躍起になっていた。しかし、ハルゼー大将はこれまた小沢部隊に眼を奪われ、度重なるキンケイド中将の依頼にも、うるさそうに「了解」を繰り返すだけであった。

 やっと、処置をとったのは、ウルシー泊地に帰還中の第三十八・一機動隊に対する反転命令だが、第三十八・一機動隊の位置は北緯十五度、東経百三十度付近。遥かに北東方であり、栗田艦隊に対する攻撃隊発艦地点をその北東三百三十五マイルとすれば、そこまでたっするのは、全速で走っても午前10時半以前にはならない、と計算された。

 「10時半‥‥そのころには、われわれは海の底だ」

 「提案がございます。閣下」

 がっくりと顔青ざめるキンケイド中将に、クルーゼン大佐が答えた。この際どんな手でも打つべきだが、ニセ電話というのはどうだろう。日本艦隊はこちらの通信を傍受しているに違いない。わざと平文の英語で味方大部隊の来援近しと放送すれば、敵は本気にしないだろうか。

 クルーゼン大佐は、幸い、スプレイグ部隊はじめ味方がしきりに平文でやりとりしている。その中にまぎれ込めば真実性を増すはずだ、といった。

 「どうやるのかね?」

 「まず、敵の位置は貴隊に近い、すぐ攻撃されたしとやり、ついでにすぐ行くという返事もこちらで放送するのです」

 「日本人は賢明な民族だ。そんな単純な手口が通用するとは思えんが‥‥」

 しかし、他により良い方策があるかといえば、何もない。クルーゼン大佐は、ひとりの通信兵曹を呼び、ニセ放送の要領を指示した。救援依頼は大佐がおこなう。返事役は兵曹。距離感をもたせるために、大佐はじかにしゃべるが、兵曹はハンカチでマイクを覆う。

 「いいか、上品にやれ。できればハルゼー大将になったつもりで‥‥いや、大将は特に優雅な会話はしなかったな。そうだ、カーニー参謀長になったと思うんだ」

 「全力を尽くしますです、参謀どの」

 そこでおこなわれたのが「2時間後救援」会話であったわけだが、もちろん、栗田中将にその事情は分からない。


(九)につづく。

参 考
『 指揮官 』 ( 児島譲著:文芸春秋 1971年 )
『 Wikipedia 』


shiraty5027

全1ページ

[1]


.
shiraty5027
shiraty5027
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

検索 検索

標準グループ

過去の記事一覧

友だち(12)
  • aud*e*hyu
  • nadarechan1113
  • MASATO
  • 疾風 !!
  • みるく
  • ひまわり
友だち一覧
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事