北朝鮮問題

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田母神氏招致 (5)

田母神氏招致(5)

「絶対に意見が言えないと…どこかの国と同じくなっちゃう」

犬塚氏 「こういうやり方で政府は本当にいいのか、懲戒しなくていいのか」

浜田靖一防衛相 「事の重要性というものを考えて、逆に言えば、われわれの判断に対して、今日この委員会において、参考人として田母神さんをお呼びをして、そしてわれわれの政府としての考え方をいっているわけですから、その意味では、国会の極めて正常な形で、今、やっているというふうに、私自身は思っているところであります」

犬塚氏 「なぜ、懲戒の手続きに入らなかったのか。一つの大きな原因は、6000万円といわれる退職金の問題だと思うが、そういうことも勘案し、54日といわれているが、審理が54日であれば、1月の退職の前に終わるはずなのに、どうして途中で、止めてしまったのか、どうして懲戒手続きに入らなかったのか。もう一度うかがう」

浜田防衛相 「われわれとすれば、なぜ入らなかったのかといわれれば、われわれとすれば、この懲戒手続きに入った際に、航空幕僚長から空将に格下げをした、その際に、定年の日数というのは、統合幕僚長(ママ)においては、定年の延長はできますけれども、空将の定年延長はできませんので、その意味では、1月の終わりに定年がくるということでありますので、その中で一番重要な一番厳しい措置をすべきだというふうに考えて、われわれとすれば、今回懲戒の手続きに入らずに、早期退職を求めたということでございます」

犬塚氏 「それは田母神参考人に伺うが、もし審理に入ったら、ご自分の政治的な意見をそこで述べる気持ちがあったのか」

田母神氏 「はい。審理に入れば、私は、まあ、村山談話というのは政治声明だと思いますから、われわれにも表現の自由やら、言論の自由は許されているはずだからというところは主張させていただくつもりでおりました」

犬塚氏 「村山談話の話をされているが、この件は村山談話、あるいは一国の憲法解釈を超えた話だ。侵略の定義は安全保障にかかわる国会論議の中心的課題だ。こういうことは、行政府のことじゃない。こういう話は、立法府が徹底的に議論すべき話だ。このファクスの送信票を見ると、懸賞論文の募集について。送信元が航空幕僚監部人事教育部教育課。あて先が各責任者に向けてでている。内容は懸賞論文募集について。歴史に重点を置いた精神教育の趣旨に合致するものとして、紹介願いますということが上から来ている。田母神参考人は統合幕僚学校の校長先生としての経歴をお持ちだ。純真な自衛隊員が入ってくる。そういう人たちがこれから日本の専守防衛の自衛隊のこの立派な原則に基づいて行動する自衛隊員にたいして、政府見解と違い、こういうことを上から出すことに私は大きな危機感を持つが、田母神参考人は、そのような自覚はお持ちか」

田母神氏 「あの、統幕学校の学生は、一等空佐であるので、とてももう純真とは言えません。40過ぎて。それから、私が、学校ではですね、国の方針とかいろいろありますけれども、それはまた、学校の中ではですね、いろんなことを議論、学校の中だけですから、例えば専守防衛という決められた枠からわれわれがはみ出て行動するとかいうことではわけですね。だから、それを、結局、議論をして、自由に議論をしましょうということですね、学校では。それも議論ができないというと、日本って本当に民主主義の国家ですかと。何か決められるとですね、絶対に意見が言えないと。政治将校がついていて、どこかの国と同じくなっちゃうんじゃないですか」

犬塚氏 「今問題にしているのは、こういう田母神参考人の受け止め方、議論をしてもいいだろうと。しかも大きな影響力を持つ、いわば行政の長たる人物が、しかも、教職にある人物が、政府方針とは、違う、しかも、あくまでも立法の範囲である話を、このような形で上から下に下ろしているということについて大きな危機感をお持ちにならないのか。どうして懲罰の対象にしないのか」

浜田防衛相 「そこは大変問題であるから辞めていただいたわけでありまして、その辞めさせ方についてはご議論があるかもしれませんが、私としては今回、迅速な対応で辞めていただいたということでございます」

犬塚氏 「最後にもう一度うかがう。どうして懲戒処分しないのか。一番はじめは懲戒処分をしようと思っていた。本人がもし、自分で退職しなければ、懲戒手続きに入るということを前提としてはじめは本人に連絡している。にもかかわらず、本人が徹底的に論戦をするといったら辞めてしまった。これは不思議でしようがない。どうしてそういう弱腰になるのか」

浜田防衛相 「先程来申しあげてますように、この審理の時間、先ほど申しあげたように、退職の時期というものを考えて、私とすれば、辞めていただくには一番それが早いということがございましたんで、私とすればそれをとったということでございまして、委員のご意見に関しては、私はそういう指摘もあるだろうなというふうには思いますが、しかし、私の判断としてはそういう判断をとったということでございます」

犬塚氏 「これは防衛大臣だけではなくて、麻生大臣も類似のことを述べております。定年になるから、その段階で決着しないと具合が悪い、というようなことを述べております。私は、このような政府の取り組みは問責に値するということを申しあげて質問を終わります」



shiraty5027

田母神氏招致 (4)

田母神氏招致(4)

「自衛官にも言論の自由。どこが悪かったか審理してもらった方が…」

犬塚氏 「副長が電話、訪問により意思確認をしたことについてどう感じたか」

田母神氏 「はい、あのまず、先にあの先生が、私が立法府に対して挑戦をしているというふうにおっしゃいましたけれども、私はいわゆる村山談話なるものを、あの公然と批判したことはまったくありませんし、論文の中でもまったく触れておりません。従って、それは、あの、妥当ではないというふうに思います」

 「それから、航空幕僚副長が私にいってきたときに、私は私が書いたもの、それから、私が当然、自衛官も言論の自由が認められているはずだから、言論の自由が村山談話によって制約されると、いうことではないんではないかと思っておりましたので、この、岩崎副長に対しては、ぜひ、どこが私が悪かったのかを、あの、審理してもらった方が問題の所在がはっきりするという風に申し上げました」

犬塚氏 「田母神氏の反応は当然だと思う。この当然の反応に対して、それを受けて懲戒手続きに入らなかった方が遙かに問題だと思うが、大臣、どう思うか」

浜田靖一防衛相 「私は、そうは思っておりませんで、その懲戒手続きの最後まで審議ができるというものはですね、えー、その時点で私どもとしては、時間がかかってですね、その意味では途中で尻切れトンボになる可能性があるということを、これを私どもとすれば、判断したということでございまして、今、議員のおっしゃるように、その判断がといわれても、私どもとすれば、それが最善の判断だと思っております」

犬塚氏 「懲戒手続きが尻切れトンボになるというのはどういう意味か」

浜田防衛相 「先ほどから申し上げておりますように、要するに定年が来る、まあ、54日というのは平均日数でございますから、あのいろんなお話が、今こちらの方にヤジが来ましたけれども、基本的には、一番その懲戒免職にいたるまでの日数からすれば、これは10カ月くらいかかるというわけでございます」

 「そういったことを含め、また、先ほど田母神前空幕長がおっしゃっているように、ご自分の意見をですね、しっかりと自分の意見を述べ、なおかつそこで、自分の一つづつ、いろいろな違反などについても審議をして頂くということを勘案すれば、我々とすれば、決して短い期間で終わらないだろうということを思い、そして1月ということでございますので、われわれとすれば、われわれの判断として今回の決断をしたということであります」

犬塚氏 「自分の意見を述べることは何か都合の悪いことがあるのか」

浜田防衛相 「私どもとすれば、その、いろいろな隊員などに対する影響も勘案してと、先ほど申し上げた通りでございますので、そういった影響をわれわれとすれば一番いい形で、処分することが重要だということを考えて、今回決断に判断をしたところでございます。
 
犬塚氏 「それが、非常に国民に対して不信感を与えている対応だと思う。総理の発言をみても、あまりにも今回の話を軽くとらえている。大臣、時間がないとかという話ではあまりにも軽すぎる。これは、総理も同じような見解か」

浜田防衛相 「私とすれば、決して軽い判断とは思っておりませんので、その中で一番選びうる判断をしたということでございますので、決して軽い判断だとは思っておりません」

犬塚氏 「時間がかかることが、どうしてそれは都合が悪いのか」

浜田防衛相 「今回の、それこそ今、私はそのいった内容が極めて政府見解と異なって、それが問題であるということをお話申し上げました。これに関してわれわれとしては、毅然とした態度を示す必要があった。ですから、そういったものに対しては、一刻も早くおやめをいただきたいという思いでそういった形を取った訳であります」

犬塚氏 「辞める形として、どうして懲戒手続きに入らなかったのかということを先程来聞いている」

浜田防衛相 「ですから、われわれとすれば、それを長期化することによって、今回途中で審議が終わってしまうということに対する、これを防止するためにも、われわれとすれば、辞めて頂くというのが極めて重要だと思ったわけであります」

犬塚氏 「長期化することがどうしてまずいのか」

浜田防衛相 「長期化することによって、私は別に長期化してもそれはいいのでありますけど、しかし、それが1月でですよ、要するに定年退職が来るということが、これが一番の問題だと思います」

犬塚氏 「長期化して1月に定年退職を迎えることがどうして問題か」

浜田防衛相 「そこで審議が終わるということであります」

犬塚氏 「1月で審議が終わってしまうから懲戒手続きに入らないというのは、あまりにも非合理な決断だと思うが」

浜田防衛相 「私は決してそうは思いません」

犬塚氏 「これは、懲戒手続きに入る事案だったのか、そうでなかったのか」

浜田防衛相 「入ろうと検討いたしましたが、それを最後まで審議、そして結論を得るまでに至らないという判断をしたということであります」



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田母神氏招致 (3)

田母神氏招致(3)

浜田防衛相「憲法に関し見解を述べることは一概に禁止されているわけではございません」

浅尾氏 「自衛隊法施行令の87条、『政治的目的のために官職、職権その他公私の影響力を利用すること』に当たる可能性がある、と理解していいんですか?」

浜田靖一防衛相 「今回の、憲法に関して見解を述べる行為というのはですね、隊員の思想信条、表現の自由、そういうものを有するわけでありますので、憲法に関し見解を述べることは一概に禁止されているわけではございません。政治的行為との関係においてはですね、日本国憲法に定められた民主主義政治の根本原則を変更しようとする意思を持って特定の政策を主張し、また、これに対するものでない限り、自衛隊法61条で制限される政治的行為だとは思っておりません」

浅尾氏 「先ほども申し上げましたが、1年前に雑誌でまったく同じことを書いたときは問題になっていないのに、懸賞論文では問題になっている。ということはそもそも、防衛省のなかの基準が非常にあいまいだ、ということを指摘させていただきたい。これは、田母神参考人個人ということではなく、中の基準がはっきりしなければいくらいろんなことを言えといっても…たぶん田母神参考人は、石破茂前防衛相が退任時に『どんどん意見を言え』ということで、自分の意見を言ったんだ、ということだと思うが、その意見を言ったら、過去はよかったが今度はダメだと、ダブルスタンダード(二重基準)が一番の問題だ。ダブルスタンダードを改めない限り、シビリアンコントロールは効かないと思うが、どういう反省で取り組むのか」

浜田氏 「今、委員ご指摘のとおり、そういった基準というはですね、やはり明確であるべきだと思っておりますし、今後、われわれとすれば、その点をしっかりと直しながら、こういったダブルスタンダードがないようにしていきたいというふうに思っているところです。その点、しっかりとした基準を作りながら、またいろいろとご指摘をいただきながら、そういったものを作りあげていきたいと思っているところです」

浅尾氏 「田母神参考人に、過去は問題になっていないが今回問題になったことについて、また更迭されたことについて、なぜそうなったのか、ご自身の感想をうかがいたい」

田母神氏 「私はあの、言われております、村山談話と異なる見解を表明したということで更迭をされたということでありますけれども、これについてはまあ、シビリアンコントロール(文民統制)の観点から、私は、見解の相違はないと思っておりますが、大臣が『見解の相違がある』と判断をされて、不適正であると判断をされて、解任をするというのはまあ、政治的に当然だろうというふうに思います。私は、私の書いたものがいささかも間違っているとは思っていませんし、日本が正しい方向に行くためには必要なことだというふうに思っております」

浅尾氏 「私の質問は、1年前はまったく問題にならなかったのに今回は問題になったことについて、どう理解しているかだ」

田母神氏 「まあ、今回はやはり、多くの人の目について、マスコミなどで騒がれたからではないかと思っております」

【 民主党・犬塚直史氏の質問 】

犬塚直史氏 「今日は田母神参考人に立法府にお越しをいただいた。全国の有権者らが見ているだろう。何よりも、24万の自衛官のみなさんも非常に注目している審議だと思う。今、『自分の書いたことは間違っているとは思わない』という発言がありました。私は、家族、国を思って世界の平和を願うという気持ちは、立法府も行政府も1つの変わりはないと思う」

 「しかし、今おっしゃったような侵略の定義は、一国の憲法を超えた問題。立法府の議題だということをご認識いただきたい。外から見て、国会がしている議論に歯がゆい気持ちをお持ちになるかもしれない。ただし、立法府で決まったことについては行政府が粛々と実行していく、という国家運営の基本をないがしろにするような言動について、私は田母神氏の個人的思想信条についてうんぬんするつもりはないが、しかし、この件への政府の受け止め方は軽すぎる。首相のぶらさがりの答弁も、非常に軽いことをおっしゃっておられる。防衛相は、今回の田母神氏の言動は3権分立という原則に対する重大な挑戦だとは思われないか」

浜田氏 「私も、委員ご指摘の通り、大変憤慨をしているところでございます。ですから、その方法論はいろいろな、辞めていただくための方法論はあったかもしれませんが、私とすれば、今、委員がご指摘になったように、われわれ国会の重要性、そしてまた世界のおける今の情勢、等々を考えれば、こういった発言というのはあるべきものでないと思っておりますし、極めて不適切で、極めて重大な発言だと。私としてはその責任の重さというのは感じていただかねばならない。私はそう思っております。ですから、航空幕僚長としての職を解いた。そしてそののちに、われわれとすれば、今一番早い形でお辞めになっていただくのが重要と思ったので、その点で退職をしていただいた、ということであります。それは、われわれとすれば迅速な対応が必要だと思ったので、この方法を選ばせていただきました」

犬塚氏 「防衛相は思いを共有していただいているという答弁をいただいた。しかし、一般の有権者、自衛官に伝わってくる印象は、非常にあいまいなまま、まあまあとなだめている。きちっとした対応をしていないとみえる、ということは指摘をしておきたい。防衛相、防衛副大臣、防衛政務官が給与の自主返納を決めたが、その理由は」 

浜田氏 「今般の給与の自主返納はですね、田母神前航空幕僚長の行為がその職責にふさわしくない、不適切なものでありまして、防衛省・自衛隊の信頼を損ねたことを、防衛省を預かる最高幹部として重く受け止めたということでございます」

犬塚氏 「それならば、張本人の田母神氏に対し、どうして懲戒手続きに入らなかったのかなあ、というのがごく常識的な感想。そこでうかがうが、田母神氏の懲戒手続きには入ったのか、入ってないのか」

 防衛省の渡辺人事教育局長「防衛省といたしましては、田母神前航空幕僚長を10月31日付で航空幕僚監部付とし、さらに11月3日付で勤務延長期限の繰り上げにより退職させる人事措置を講じたものでございまして、懲戒処分の手続きには入っておりません」

犬塚氏 「このときの10月31日の経緯を見ると、副長が田母神氏に2つのことを聴いている。1つは、ごめんなさいと言って辞表を出してくれと。2つめは懲戒手続きに入った場合は審理を辞退してくれないかと。早急に、迅速にそれを終わらせたいと。その2点を聴いたと。これでよろしいか」

田母神氏 「はい、そのとおりです」

犬塚氏 「それに対する参考人の答えは、辞表は出さない、辞めない。そして懲戒処分の入るなら審理の辞退はしないと。自衛隊法施行規則に決められた手続きが数カ月かかることもある。規則違反の該当性について徹底的に議論する、といわれた。これでよろしいか」

田母神氏 「はい、よろしいです」

犬塚氏 「どうして懲戒手続きの対象にしなかったのか」

浜田氏 「今、田母神参考人が言われたように、徹底的にこれを審理するということでございますので、空将に私は降格をさせたわけでありますんで、当然、これは退職の日が、1月の末までとなるので、あくまでの現職の自衛官ということが条件となりますので、定年ということが確定をしてしまいますんで、徹底抗戦ということであるならば、これは時間がかかるということでありますんで、われわれとすればそれを勘案して早期退職、退職として取り扱ったということでございます」

犬塚氏 「時間がかかるからまずい、だから退職扱いにしたということか」

浜田氏 「そうではなく、われわれとすれば時間がかるということではなくて、実質上審理をしている間に、同じように退職ということがせまってくるわけでありますので、私の立場からすれば私の立場で判断して退職をしていただいたということであります」

犬塚氏 「その判断は非常に軽い判断だと思う。重大問題。国権の最高機関である立法府に対する挑戦行為で、ほっとけば、国の形が崩れるほどのもの。なぜ、懲戒処分にしないのか」

浜田氏 「私とすれば、常識的に言えばですね、航空幕僚長を解職、解いた時点で、更迭をしたという時点で、ご本人とすれば極めて判断を大きくするところだと、私は思っています。ですからその時点で懲戒処分をする、しないというよりも、その重さをご本人に自覚をしていただきたかった。そういう思いがあります。ですからわれわれ、自衛隊という組織がありますんで、そのなかにおいて、政府見解と異なることをまた新たに主張されて、その主張が表に出て、そしてまた自衛隊員の士気が落ちる、ということにつながることをさけたかったということです」

犬塚氏 「今の説明は問題がある。国民の目の前で、自説を述べてもらう。有権者の信託を受けているわれわれの前で述べてもらう。徹底的に審議していることについて、時間がかかるからまずいとか、逃げているような印象を持つ」

浜田氏 「そのように取られるとしたら大変残念なことであります。私はそうは思っておりません」

犬塚氏 「懲戒手続きに入ったときに、審理辞退をしてください、という条件を出した。それに対し田母神氏が乗ってこなかったから、今回の手続きになったのではないか」



shiraty5027

田母神氏招致 (2)

田母神氏招致(2)

「村山談話の見解と私の論文は別物」

浅尾氏 「手続きにおいて時間がかかるから、ということだが、過去の平均日数54日。私は時間をとらなかったのは(規則が禁じる)『みだり』(に退職させてはならない)にあたると思う。鵬友という雑誌の昨年の5月号に今回の論文と同じ趣旨の意見を発表しているが、間違いないか」

田母神氏 「間違いございません」

浅尾氏 「鵬友に寄稿されたときに内局などから何から注意はあったか」

田母神氏 「注意はありません」

浅尾氏 「そうすると、昨年5月の段階では問題なかったことが、今年になって問題になってきているというのは、マスコミが本件を大きく取り上げたから問題になったと田母神参考人は思っているのか。別の聞き方をすると、内局としては昨年5月に同じことを認識していたが、注意をしなかった。本年になって世間が騒いだから注意をするようになったとの認識を田母神参考人はもっているか」

田母神氏 「騒がれたから話題になったという風に思います」

浅尾氏 「では、防衛大臣にうかがうが、なぜ昨年5月の段階でまったく注意がなかったのか」

浜田防衛相 「鵬友の雑誌の性格が部内誌あったということもありますし、そこまでわれわれとしてはそこまで目が及んでいなかったのは事実だ」

浅尾氏 「鵬友が部内誌というのは任意のサークルがつくっている。国会図書館にも出されている資料で、しかも大臣のところには100冊ぐらい届けられている。従って部内誌だから政府の見解と異なることを発表してもいいということをおっしゃっているのか」

浜田防衛相 「われわれとすると、その今回の件を含めてそうだが、自分の意見、考えを決していってはいけないということはいっているわけではない。当然、専門知識などを私どもにいってもらうのはいけないといっていない。監督不行き届きといわれても今の状況からいえば当時の同人雑誌への寄稿をチェックしていなかったのは事実だと思います」

浅尾氏 「なぜ今回はチェックをしたから航空幕僚長の職を解いたのか」

浜田防衛相 「私とすれば、さきほど来、今回の皆様方のシビリアンコントロールの指摘を受けた際に、航空幕僚長の立場で見解を通知せずに、立場において発表したのは極めて問題と思っている。その意味では、私どもの判断としておやめ頂いた、ということ」

浅尾氏 「確認ですが、政府見解と異なることを発表しても、通知があればいいと。あるいは政府見解と異なることを申し上げても気づかなければいいということか」

浜田防衛相 「そのようなことではございません。これを手続き上、こういった形で応募しました、内容はこうですということを報告いただければ適切な指摘をさせていただいて、その認識についてわれわれとすれば、われわれの考えを伝えて当然そこでどのような判断されるかを含めて、幕僚長の立場としての意見を正していかなければいけない立場であるから、ですから言わないからとか、いったからではなくて、今回の航空幕僚長の立場において極めて不適切であるという判断をした」

浅尾氏 「政府見解と異なっても思う可能性もあるので、雑誌にのせた段階で政府側がチェックをし、指摘するべきではなかったか。その点に政府に誤りがあったかどうか」

浜田防衛相 「その時にチェックできていなかったのは事実だ。そしてそれを多くの隊員に影響を及ぼしたかという可能性は否定しないが、まだその点をチェックしていないわけで、要するに影響がでたとか、でないとかについては。まだそれは今ここでお答えすることはできない」

浅尾氏 「チェックできなかった責任は」

浜田防衛相 「いま雑誌に関しての記事はチェックしていなかったのは事実でそれは問題」

浅尾氏 「その責任はどなたがとるのか」

浜田防衛相 「これはそういった場合には上司の判断をうるので、いま田母神幕僚長のそのときの地位の、あとのきは自衛隊幹部学校でしたか、ここの上司がチェックする責任があった」

浅尾氏 「そのときは航空幕僚長でありましたので、従って官房長が責任があるとの理解でいいか」

浜田防衛相 「そういうことになると思います」

浅尾氏 「官房長に対し処分するのか」

浜田防衛相 「これは昨日処分させていただいた。今回の処分でしたが、そのときの処分に対してわれわれとしては考えておりませんで、今回の件に関しての処分をした」

浅尾氏 「田母神参考人は東大で講演されている。かなり論文と異なっている。当時の講演は石破大臣が原稿をチェックしたと聞いているが、その理解でいいか」

田母神氏 「原稿は書いておりません。チェック受けていないが、石破大臣から発言には十分注意してくださいとの指導は受けた」

浅尾氏 「東大のときとアパの論文のときと内容を変えた理由は」

田母神氏 「それは大臣の指示でありますから、これには従わなければいけないということで、アパの論文に比べればやわらかい表現にした。ただ、私は村山談話の見解と私の論文は別物だ。村山談話は具体的にどの場面が侵略だとかまったくいっておりませんので、私は村山談話と違った見解を書いたとは思っていない。われわれも憲法19条、21条、23条の自由は…」

浅尾氏 「小松基地での論文は田母神参考人と同じ趣旨の論文だが、すべて中身をチェックをしたのか」

浜田防衛相 「いま調査しているところで、今回チェックした中身は同じ趣旨のものはなかったと聞いている。ただ、聞き取りの形しかとれないので、まだ調査段階」

浅尾氏 「94人のうちの小松基地所属の分については事前に読んでいたのか」

浜田防衛相 「いま調査している中では項目立て 本人に対して確認というとこまで、すべて読んでいるというわけではない」

浅尾氏 「小松基地においては提出期限をのばして、とりまとめて出したということなので、全部読んだということではないのか」

浜田防衛相 「私への報告は、全部読んだと聞いていない」


浅尾氏 「企業がメセナ活動とはいえ、主催する論文に航空の教育課長が通知するのは一般的に行われていることなのか」

浜田防衛相 「今回のような形は初めて。ただ、論文提出に応募することは禁止していない。ただ、今回のように極めて異例の、異例というかそういった状況で応募するというのは今後考えないといけない」

浅尾氏 「特定の企業が主催している懸賞論文をすすめるのは異例か」

浜田防衛相「今回の案件に関しては委員のおっしゃるとおり」
 
浅尾氏 「隊員にふさわしくない行為ではないのか」

浜田防衛相 「いま指摘の点は検討しなければいけないので、お時間をいただきたい」

浅尾氏 「参考人は論文で集団的自衛権や武器の使用など政府解釈と異なる見解を述べているが、その解釈を変えた方がいい。あるいは憲法改正の気持ちをもって書いたのか」

田母神氏 「その時点では紹介されておる、一般に話されていることをまとめて書いて、日本の状況はこうなっていますと書いただけです」

浅尾氏 「集団的自衛権の行使を認めるべきだという趣旨で書かれたのではないということか」

田母神氏 「とくにそこまでは訴えていません」

浅尾氏 「私が読んだ限りにおいてはそういうものがなくて大変だと書いている気がするが、気持ちが変わったのか」

田母神氏 「いまは改正すべきと思っている」

浅尾氏 「憲法をか」

田母神氏 「国を守ることについて意見が割れるようなものは直したほうがいい」



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田母神氏招致 (1)

田母神氏招致(1)

「後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする」委員長冒頭発言で

【 委員長の冒頭発言 】

北沢俊美・参院外交防衛委員長 「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし質疑を行います。本日は参考人として前防衛省航空幕僚長、田母神俊雄君にご出席をいただいております」

 「この際、田母神参考人に一言申しあげます。現在、本委員会ではいわゆる補給支援特措法改正案を審議しておりますが、今般、参考人の論文をめぐる問題を機にわが国の文民統制に対する国民の懸念が高まり、そのあり方が問われる事態となっております」

 「本日、参考人に出席を求めた趣旨は、国民の代表機関たる国会の場において政府に対し、この問題をただす一環として招致したものであり、決して本委員会は、参考人の個人的見解を表明する場ではありません。参考人におかれてはこの点を十分に理解し、質疑に対し、簡潔にご答弁をいただきますようようお願いをいたします」

 「さらに本日の委員会の質疑にあたって、質疑者ならびに答弁者に対し、委員長から一言お願いをいたします。今回の前航空幕僚長の論文事案は、制服組のトップが自衛隊の最高指揮監督権を有する内閣総理大臣の方針に反したことを公表するという驚愕(きょうがく)の事案であり、政府防衛省において、文民統制が機能していない証であります。このような中で国民が文民統制の最後の砦(とりで)として期待するのは国会であります」

 「昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果、三百数十万人の尊い人命が失われ、また、国家が存亡の淵に立たされたことは、忘れてならない過去の過ちであります。国家が存亡の淵に立った最初の一歩は、政府の方針に従わない、軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府議会の弱体化でありました。こうした歴史を振り返りつつ、現在の成熟した民主主義社会の下において、国民の負託を受けた国会がその使命を自覚し、もって後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする次第であります。それでは質疑のある方は順次、ご発言をお願いします」

【 浅尾氏の質問 】

浅尾慶一郎氏 「冒頭、2、3、参考人に伺いたいと思いますんで。事実関係ですので簡潔にお答えいただきたいと思いますが、いわゆるアパの論文につきまして、235件の応募のうち、94件が自衛官だということが判明しておりますが、参考人は記者会見でですね、「こういう論文があるということを紹介はしたことはあるが、組織的に勧めたことはない」といっておりますが、自衛隊のどなたに紹介をしたのかお答えいただきたいと思います」

田母神氏 「私は、航空幕僚幹部の教育課長にこういうものがあるというふうに紹介をいたしました。そして、私が指示をしたのではないかというふうに言われておりますが、私が指示をすれば、多分98とか70なんぼとかいう数ではなくてですね、もう1000を超えるような数が集まると思います」

浅尾氏 「次に、参考人はアパの代表である元谷氏とですね、さまざまな個人的な関係もあるというふうに報道されておりますが、私が調べましたところ、参考人の公用車運行記録、都外、自衛隊の施設所以外というところでですね、本年の6月2日、アパグループ会長元谷氏の出版記念行事に行かれておりますが、このとき参考人は代休をとっておられますが、公用車を使っていかれたということで間違いありませんか」

田母神氏 「公用車を使って行っております。休暇については、とっていなかったのではないかというふうに思います」

浅尾 「あの、今朝、防衛省からはですね、代休をとっておられるという説明があったもんですから、ちょっとその辺を明らかにしたいと思いますが、防衛省、分かりますか」

浜田靖一防衛相 「当日、代休をとり参加したという記録があると承知しております」

浅尾氏 「代休をとったときに公用車を使うのがいいのかどうか。これは非常に不適切ではないかなあということだけは指摘をさせていただきたいと思います。次に、アパとの関係で、その出版記念パーティーで、あるいはその他のときに、車代等の授受はございますか」

田母神氏 「車代などをいただいたことはございません」

浅尾氏 「すなわち一切、資金提供、その他便宜を受けて、提供を受けたことがないということでよろしいですね」

田母神氏 「はい、資金提供などは一切受けておりません」

浅尾氏 「次に防衛省に伺いますが、防衛大臣はですね、今回の田母神参考人の論文がですね、自衛隊法第46条の、懲戒処分の規定にある、隊員たるに相応しくない行為について、それの疑義がある、しかし、定年との関係で疑義があるんで、審理の時間がないので、審理はしなかったと答えておられますが、そういう理解でよろしいですね」

浜田防衛相 「あのー、私、今回の事案につきましてはですね、基本的に、政府見解と異なる答弁を、というか論文を公表したことが極めてわれわれとすれば問題でありますし、まあご自分の職種というものに対して、そこの自覚という部分に対して、その立場にありながら、そういった論文を公表したということが問題だというふうに認識をしているところであります」

浅尾氏 「私の質問は、まず政府見解と異なるものを発表したので、人事上の措置として空幕長の職を説いた、その次に、過去にも国会の中で、懲戒処分はしないのかという質問に対して、時間がないという答えだったので、懲戒処分にあたる自衛隊法第46条に規定する隊員たるに相応しくない行為があったと、あった可能性については否定しないという理解でよろしいですかということなんで、簡潔にお答えいただきたい」

浜田防衛相 「今回の今、委員のご指摘の点につきましては、われわれとすれば今回時間がないというようなお話をさせていただきましてたけれども、今回の手続きなどを考えれば、われわれすれば、この田母神幕僚長に対して、いろいろな形でお働きかけをさせていただいて、辞任を説得いたしましたけれどもですね、ご自分がそういった意味では、この処分に対してですね、えー、いろいろな審理に対してですね、お答えをしていくということでお話しをされましたので、そういった意味で、今回その手続きにあたってですね、時間がかかるというお話しをさせていただいたわけですんで、そういう意味ではわれわれとすれば、その点も含めて、しっかりと判断をさせていただいたいということであります」



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