韓国の最大の主敵は日本
北朝鮮は「最大の主敵」 韓国国防相表明
聯合ニュースによると、韓国の李相喜国防相は21日、北朝鮮・金剛山の韓国人観光客射殺事件に関する国会質疑の中で、北朝鮮は「最大の主敵国家」と表明した。
李国防相は「韓国軍では(北朝鮮を)現実的な敵として教育している」としたが、国防白書の表記に関しては「不必要な内部論争とならず、すべての人が共感できる表現にする」と語った。
韓国政府は1995年から国防白書で「北韓(北朝鮮)は主敵」と表現。しかし、2000年6月の南北首脳会談後は政府内の見解がまとまらず翌年からの白書刊行が見送られ、05年2月発表の「2004年国防白書」から「主敵」を削除、北朝鮮を「直接的な軍事脅威」と規定してきた。
( 『 産経ニュース・共同 』 2008.7.21 22:21 )
韓国の最大の主敵は、北朝鮮などではなく明らかに日本なのである。韓国国防相のこの答弁は、金剛山射殺事件を受けたものであり、こう答弁せざるを得ない状況の中で発せられたものであることを認識しておく必要がある。韓国軍と北朝鮮軍とが直接対峙している非武装地帯(DMZ)で、韓国軍の上官が一番苦労するのは、配属されてきた新兵に主敵は北朝鮮軍であることを説得しなければならないことだという。李政権以前は左派政権であったということもあるが、依然、韓国内地では反日教育が主軸をなしており、主敵は日本であると教育されているのが現状である。以下に取り上げた文(『韓国の仮想敵国は日本 Part1〜3』)は、以前当ブログでも取り上げたが、同時に閉鎖された自ホームページにも掲載した拙文である。ホームページでは圧倒的に閲覧者が多かったので(合計2万人以上)、再度このブログに掲載したいと思う。
韓国の仮想敵国は日本 Part1 (2006.8.31)
どこを見ている韓国軍
韓国の仮想敵国は北朝鮮である、と思っている人が多いと思う。しかし、実は違うのである。韓国は日本を仮想敵国としているのだ。
2005年に韓国空軍はF-15Kという戦闘爆撃機を導入したのだが、日夜、日本の防空識別圏まで南下し反転する訓練を行っていた。6月7日、天罰が当って、日本海で夜間訓練中墜落し現在その運用は休止中であるが、新機導入の目的が日本を攻撃対象としたものであったことに驚きを禁じえない。
また、将来創設される予定の「大洋艦隊」の旗艦として建造された強襲揚陸艦に『独島(ドクト)』(竹島の韓国名)と命名し、佐世保とは指呼の間にある済州島に建設中の海軍基地に、最新鋭潜水艦とともに集中配備する計画だという。またその「独島艦」に乗って上陸を行う海兵隊の第一海兵師団は、日本のすぐ対岸に位置する浦項に置かれるということである。潜水艦は現在排水量1200t以上のものを8隻保有している(日本は16隻保有)が、将来18隻を保有する計画であるといわれている。朝鮮半島周辺海域だけなら明らかに過剰保有であるが、日本との有事の際に、日本のシーレーンを封じ込める狙いがあるものと思われる。
2006年5月、韓国『国防日報』にホ・ビョンファン陸軍戦闘発展団長が「鬱陵島と竹島、日本海沿岸に自衛隊監視システムとミサイル・魚雷を組み合わせた複合打撃システムを構築すべきだ」と寄稿文を寄せている。また、2006年6月22日、盧武鉉大統領は「日本が挑発しても『利益よりも損害のほうが多い』と思わせるくらいの防御力を持つことが重要である。日本との戦闘については政治に任せてほしい」と発言した。さらに、2006年4月21日付のワシントンポストは、盧武鉉政権が、海上保安庁の竹島周辺海域海洋調査を阻止するため、日本政府への具体的な圧力として、『島根県内の防衛庁施設』に対する軍事攻撃を検討していたと報道した。また、同年7月11日に行われたウリ党指導部と統一外交通商委員会所属議員との晩餐会の席上、盧武鉉は「米国は友邦だが、日本とは対決しなければならない。」と発言したと、韓国各紙が報道した。
孤立化への道
以上のように韓国軍の現状や、韓国政府の発言等を概観すると、明らかに仮想敵国がわが国に向けられているということが分かる。韓国は伝統的に<血>として反日感情を持っているが、ここまで具体的に反日をあらわにむき出した歴史は過去にはない。盧武鉉政権が国際秩序よりも民族秩序を優先し、アメリカを友邦といいつつ現実的にアメリカ離れを推進しているいま、彼らはますます国際社会から孤立していくだろう。日本もまた、これらの現状を踏まえ韓国を自由主義陣営の友邦だと考えてはならない。社会主義陣営が崩壊したいま、われわれの真の脅威は「イスラム原理主義」とともに韓国・北朝鮮であるということを忘れてはならない。
韓国の仮想敵国は日本 Part2 (2006.10.25)
韓国軍、着々と
韓国、射程千キロミサイル試射 北朝鮮の全域をカバー
韓国軍が射程千キロの国産巡航ミサイルの開発を進め、このほど試験発射に成功した、と韓国軍事情報筋が明らかにした。「テポドン」など北朝鮮のミサイル網に対抗する目的とされ、北朝鮮全域を射程におさめる一方、日本や中国の一部も圏内に入る。
韓国メディアによると、ミサイルは今後も数段階にわたる性能確認テストが必要とされ、実戦配備にはなお数年かかる見込みだという。
韓国軍は射程500キロの巡航ミサイル「天竜」の開発も進めており、近く配備される見通しとされる。
軍事情報筋によると、韓国軍は射程1500キロの巡航ミサイルも研究中という。韓国は米国との合意で弾道ミサイルは射程300キロにとどめているが、巡航ミサイルに射程規制はなく、研究開発を進めていた。 ( 『 朝日新聞 』 2006年10月25日)
われわれの関心が北朝鮮のミサイルや核開発に注がれているうちに、着々と韓国は巡航ミサイルの開発を進めている。もちろんこのミサイルの標的は同胞である北朝鮮などではなく、確実に日本を意識したものなのである。射程500キロもあればほぼ北朝鮮全土を網羅できるというのに、なぜ1000キロはおろか1500キロもの巡航ミサイルが必要だというのか。韓国の仮想敵国は北朝鮮などではなく、日本であるという事実をしっかり認識し、今後のわが国の国防のあり方を考えていかねばならない。
韓国の仮想敵国は日本 Part3 (2006.12.12)
韓国の仮想敵国は日本であることは、以前このブログでも紹介した。今回、その件について過去の資料を調べていたら、次のような貴重な資料が見つかったので以下に紹介しておきたい。これは1994年、当時の米国防長官ペリー氏がアメリカの「アジア協会」で演説したときのもので、北朝鮮の核疑惑をめぐる危機を取り上げた後の質疑応答である。
質 問
「(アメリカ)議会の一部で、『近年、韓国が日本からの将来の脅威に備えるために、一連の軍事計画を進めており、かなり高い優先順位を与えていることに対して、韓国が直面する現況(北朝鮮の核疑惑をめぐる危機)のもとでは逸脱している』という批判の声があがっています。ペリー長官はこの問題について、韓国の国防責任者と話し合われたのでしょうか? 彼らが日本を仮想的国とする、海・空における防衛計画の予算を削減するという確約を(韓国政府から)取りつけたのでしょうか?」
ペリー国防長官
「われわれは過去数年間、韓国国防部があなたが指摘した目的(仮想的国日本)のための一連の兵器システム開発に、まったく適切さを欠く、高い優先順位を(韓国政府が)与えてきたことについて憂慮してきました。あなたの質問に対して、答えはイエスです。このことが私の訪韓に当たって協議の中で取り上げられましたが、昨年(1993年)になって、彼ら(韓国政府)がそのような防衛政策を変更したことを報告できます。私は現在、韓国が北朝鮮からの脅威に備えることに以前よりも力を注いでいるということで、韓国の防衛政策の進路に満足しています。」
ペリー国防長官のこのときの答弁は明らかに事実に反している。それ以後も韓国は着実に対北朝鮮というより、対日戦争を意識し、日本に向けての軍事力を強化しているのである。韓国は北朝鮮の脅威がこの時点(1993年)よりも格段に高まっているにもかかわらず、その対象を北朝鮮にではなく日本に向けている。むしろ強化しているというのが現状である。こうした相も変らぬ韓国の軍事戦略を、われわれはしっかりと視野に入れ、その対策を早急に検討しておかねばならない。
※12/13付『朝日新聞』によると、盧武鉉政権は金大中政権につづき『国防白書』の中でその主敵(北朝鮮)を削除したとのこと。「話し合いの相手」を主敵にするのは問題であるという理由だ。はっきり謳えばいいではないか。「主敵は日本である」と。
以上が、これまで当ブログ及びホームページに掲載した拙文である。ご参考になれば幸いです。
shiraty5027
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