韓国では食堂のテーブルにトイレットペーパーは常識!
トイレットペーパー考
昨年末、韓国麗水市であったシンポジウムに招かれた。2012年の麗水エキスポに向けた日本人観光客誘致策がテーマで、韓国人パネリストが「食堂のテーブルにトイレットペーパーを置かないように指導したほうがいい」と言っていた。私は「韓国らしいから別にいいのでは」と言ったが、以前、視察ツアーで一緒になった日本の女性記者から指摘されて気になっているのだという。
韓国では庶民的な食堂で紙ナプキン代わりにトイレットペーパーを置いているところが結構ある。しかも、そういう店は料理がおいしかったりする。先日、ある大学教授とそんな店で夕食をともにしていたら、「日本留学から戻ってきたとき、この風景を見て、ああ韓国に戻ってきたと思った」と懐かしんでいた。どこかしら形式張っている日本からの解放感があったのかもしれない。
韓国では秋の大学入試シーズンにトイレットペーパーが受験生への贈り物になる。韓国語で「(ペーパーを)引っ張る」を意味する動詞が「問題を解く」にも使うため、験を担ぐのだ。引っ越し祝いの贈り物にもよく使う。そう思うと、食堂のテーブルも少し違った風景に見えないだろうか。
( 『 西日本新聞 』 2009.1.10 )
以前、修学旅行で韓国へ生徒(約200名)を引率して行った時、バスの中でガイドさんからこんな注意を受けた。
「皆さん、ホテルでトイレに入ったら、トイレット・ペーパーを絶対に便器に流さないでください!」
すると生徒の一人が
「ガイドさん、じゃ使用したトイレット・ペーパーをどう処理すればいいのですか?」
「もちろん部屋にあるゴミ箱です! ゴミ箱に捨ててください!」(※1)
「え〜〜〜っ、汚な〜〜〜〜い!!」
たちまち車内にどよめきが起きた。宿泊先のホテルというのは韓国でも一流の“ロッテ・ホテル”。おそらく、これだけの生徒が同じ時間帯にトイレを集中的に利用すると、下水の関係から何かトラブルが起こるのかも知れない。そこでガイドさんに尋ねてみた。
「一流ホテルでも、大勢でトイレを使うと何か問題が起こるのでしょうか?」
「えっ?」
「つまり、これだけの人数がトイレで一時にトイレット・ペーパーを便器に流すと、何かトラブルでも?」
「えっ?」
まったく話が噛み合わないのである。賢明な読者の皆さんなら、ここまで読んでもうお分かりでしょう。そう、韓国ではお尻を拭いたトイレット・ペーパーを便器に流す習慣がないのです。つまり汚物のついたトイレット・ペーパーは、たとえ一流ホテルであってもそのままゴミ箱へ‥‥。
前回、韓国(朝鮮)兵の習性として「スープ搬送用のバケツと便所掃除用のバケツの区別ができない」という話を書いた。今回の話もそれに通ずるところがあるのではないか。要するに今回の話は、単に「韓国人たちのトイレット・ペーパーの汎用」といった上面の単純な話なのではなく、その根本に「きれい」と「汚い」、「食べ物」と「そうでない物」といった、常識的な判断・区別ができないという根本的な民族性や価値観といった大きな問題が包蔵されているのではないか。実はこの話は、単に表層に現れる文化や風習の違いだけでは片付けられない、われわれ隣国に住む日本人にとっては深刻な話なのである。
韓国(朝鮮)人たちの、この「味噌も糞も同じ」という物の見方・考え方は、あらゆる場面で見受けられる。たまたま今回、それがトイレット・ペーパーの話であったに過ぎないのである。その件については、あらためて論を待つまでもない‥‥。がはははは。
※ 1
旅行に行くということは、その土地の文化や風習を直接体験するという目的や意味がある。「郷に入れば郷に従え」とはよく言われるが、基本的にそのことについて異論はない。しかしこのときばかりは、さすがに後で生徒たちに「お前たち、いいからトイレット・ペーパーを使ったら、そのまま便器に流せ!」と指導した。文句あっか?
shiraty5027
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