死者に「最大の礼節」はいいが‥‥
緊急閣僚会議、盧武鉉前大統領の葬儀には 「最大礼節を」
韓国政府は23日、盧武鉉前大統領の自殺を受け緊急の閣僚会議を開き、葬儀の手順などを協議した。
聯合ニュースによると、会議では韓昇洙首相が葬儀には最大の礼節を尽くすよう指示。葬儀は前大統領の自宅がある同国南部の慶尚南道金海市郊外で行われるのが有力という。
( 『 共同通信 』 2009/05/23 21:47 )
韓国法務省は23日、盧武鉉前大統領の自殺を受けて、最高検の捜査が終了する見通しだと発表した。この報道を聞いて、2007年に議員宿舎で首吊り自殺をした松岡利勝(当時農水相)のことをふと思い出した。やはり松岡も、事務所費問題、光熱水費問題、献金問題、等、金にまつわる数々の疑惑や暴力団との繋がりが問題になり、追い込まれて自殺したといわれている。
松岡が自殺してから、彼の不正疑惑が解明されたのかというと、一向にそういった話は聞かない。日本では、死んだら仏、まして死者に鞭打つことがタブーとされる社会である。それは文化としてとても崇高なことなのだが、「死者に鞭打つ」ことと「真相を究明する」こととは本来、別の話なのである。
選挙民に選ばれた国会議員(しかも大臣)が死んだからといって、その疑惑が「うやむや」にされては国民としては納得がいかない。まして、一国の大統領。自殺したからといって、真相が明らかにされず、「無かったこと」にされてはたまらない。w
韓国政府の迅速な対応を見ていて思ったことは、その狙いは二つあるのではないかということである。一つは、今回の自殺の原因となった権力者の金銭に関する問題。実はこうしたことは今に始まったことではなく、朝鮮では李朝時代からの伝統だということ。権力の座に着いた者の一族郎党が公金を食い物にしてきた歴史(血縁を中心にした家族主義・縁故主義)が、この国では連綿と続いてきているのである。それは今なお続いていて、李明博大統領といえども決して他人事ではなく、一刻も早くこの事件の幕引きを図りたかったのではないか。もう一つは、政敵に誠意と寛大さを示すことにより、李明博政権の度量の深さを国民に知らせる効果を狙ったのではないか。つまりプロパガンダに利用したということ‥‥。
とにかく日韓政府及び両司法当局は、死者を敬意をもって弔うことはいいが、真相究明をなおざりにし、うやむやにしてしまうことだけはやめてもらいたい。
付 録 : 北朝鮮など独裁国家の死者に対する考え方
自称社会主義国・共産主義国(=独裁国家)を称える国の人たちは、来世とか霊魂を信じない人が多い。その半面、現世とか形のある物へのこだわりが強く、死体に執着する。これは、これらの国の体制が極端に宗教を制限するためである。従ってこうした国では、そのまま遺体を保存する行為(レーニン廟や毛主席紀念堂、金日成の錦繍山記念宮殿)につながっている。
中華圏で広く行われていた「墓を暴き死体に鞭打つ」行為は憎しみの表れだが、逆に遺体を保存する行為は尊敬の表われ。両者は表裏を成しているのである。死体を大事に保存する習慣は未開民族や古代の原始宗教時代に見られることから、独裁国家の宗教制限は「死体信仰」であり未開時代への逆行ともいえる。
( YAHOO「知恵袋」ベストアンサーより一部引用 )
shiraty5027
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