中国人女指圧師から聞いた話
コニ(女房:小錦に体型が似ている)は体重が重いせいか腰痛もちで、しょっちゅうマッサージにかかっている。この間どこから仕入れてきたのか、よく効くらしいという評判の指圧院を見つけてきた。昨日たまたまコニに他の用事ができてその指圧院に行けず(予約制なので)、代わりにオラが行ってきた。実はオラは痩せているが、腰やら背骨に違和感があるのだ。
その指圧院に行って驚いたことは、その指圧師が女性だったこと。中国人だということはコニから聞いて知っていたが、まさか女性だとは思っていなかった。てっきり「岩石岩男」(がんせきいわお)のようなゴツイ男かと思っていた。ラッキ〜! 年のころは40前後。美人ではないが、ブスでもない。中(ちゅう)の下(げ)といったところか。日本語がたどたどしい。
そこで治療を受けながら、オラは得意の中国語(?)を交えながらいろいろ話をした。彼女は20年ほど前に日本に来て、現在わが町に嫁ぎ、指圧業を営みながら週3日は東京へ行って勉強をしているとか。故郷は中国の図們(トモン)だという。「えっ?図們!」。図們といえば、中朝国境の町である。北朝鮮ウォッチャーのオラとしては聞き捨てならない。3人姉妹の末っ子で、みんな朝鮮語がペラペラだという。確かに図們には朝鮮族が多く、自然と朝鮮語も話せるのだろう。そこでオラの怪しい朝鮮語も交えながら、話はいよいよ佳境に!
話は多岐にわたったが、特に面白かったのは彼女は対岸からしか北朝鮮を見たことがなく(当たり前か)、図們から北朝鮮へ行って帰って来ない人がいると、「きっと北の連中に喰われてしまったんだろう」という話が、巷でまことしやかに語られているという話であった。やはり中国人からみても、北は不気味でよく分からない怖い国なのだろう。
中国人が朝鮮人を馬鹿にして言う呼び方に「高麗棒子」(ガオリバンズ)というのがあるが、実際どうなのか? と訊ねると、確かにその言葉はあるという。だがそれは我々が思うような蔑称ではなく、普通に朝鮮人をさす言葉だというのである。彼女の話によると、朝鮮人の男たちが着ている服がまるで「ツナギ」のような服なので、それが視覚的に「棒」のように見えるのだという。したがって、その言葉には朝鮮人に対する軽い蔑称のニュアンスはあっても、われわれ日本人が期待するような特別重い意味はないらしい。ちぇっ、蔑称が原因で戦争になればいいと思っているのに‥‥。
その他にも会話はことのほか盛り上がったが(オラはお調子者なので、つい中国語の歌を3曲も披露してしまったw)、次の患者(?)さんがドアのない隣りの待合室に来たので、会話の続きは次回ということでw 結局、オラの治療時間は10分もオーバーしてしまっていた。治療が終わって、日本語、中国語、朝鮮語を交えて話す会話に、次の患者さんは目をシロクロw
彼女は年に2度、故郷に帰るという。よし、来週もコニ(女房)の代わりに来よっと。そして、もっともっと北朝鮮の生の情報を訊き出すんだ! なんだか嬉しくなってきたぞっ‥‥(←単純)w
shiraty5027
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