帝京大学ラグビー部優勝おめでとう!
今日(1/10)、国立競技場で第46回全国大学ラグビー選手権大会の決勝戦が行われた。いずれも勝てば初優勝。結果は帝京大学が東海大学を14対13という僅差で制した。逆転に次ぐ逆転。手に汗握るすばらしいゲームであった。
私は大学ラグビーが好きで、シーズンが始まるとハラハラドキドキ、どうにも気持ちが落ち着かない。「世の中に たえて蹴球の なかりせば 冬の心は のどけからまし」といった心境である。もちろん贔屓のチームはある。がしかし、贔屓の引き倒しといった類のものではない。
ラグビーは試合終了のことを「ゲーム・セット」といわず、「ノー・サイド」という。これは、試合が終われば敵味方の区別がなくなるという意味で、実にスポーツマン・シップに則った清清しい響きの言葉である。ところが、YAHOO掲示板などのラグビースレッドをみていると、贔屓チームが敗れるやいなや、やたら相手チームを蔑む書き込みが目に付く。醜い誹謗中傷合戦の場なのである。これは明らかに「ノー・サイド」というラグビーの精神に反する。読んでいてとても悲しく、情けなくなる。
今回、決勝まで勝ち上がってきた帝京と東海はいずれも早稲田や慶応、明治といったラグビーの伝統校と違って、いわゆるラグビーの新興校である。また、この両チームは伝統校と違って外国人留学生をチームに採用している(違反ではない)。そのことをめぐって、いかに誹謗中傷の多かったことか‥‥。スレッドに書き込みをしている一部の連中は、早慶戦や早明戦、慶明戦以外は大学ラグビーではないと、頑なな考えの持ち主たちなのである。いわば大学ラグビー界の改革と発展を望まない、既得権益(?)にしがみつく心ない保守主義者たちなのである。これでは、ただでさえ衰退気味の大学ラグビー界に発展は望めない。
戦いに敗れたら素直にその敗北を認め、相手を称える。勝っても奢らず、相手の健闘を称える。勝っても負けても、自分たちの反省を踏まえ次に生かす。これは大学ラグビーに限らず、スポーツ全般に言えることではないだろうか。今回、帝京と東海とが決勝戦で死闘を繰り広げた姿を見て、そう思った。
帝京大学ラグビー部、優勝おめでとう!
shiraty5027
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