スノボ五輪代表の品格と指導者の資質
公式ユニホームなのに…国母“腰パン”で出発
スノーボード・ハーフパイプ代表が9日、成田空港からバンクーバーへ出発した。
メダル候補の国母和宏(21=東海大)は日本選手団公式ユニホームを“腰パン、シャツ出し、ボタン開け”という独自の着こなしで現れ「結果よりも内容。(滑りを見て)格好いいと思ってもらえればいい。最近のスノーボードはすげぇダセえから」と持論を展開した。先月のW杯第3戦で優勝した村上大輔(26=クルーズ)は強めのパーマをあてた新ヘアで登場し「(髪形は)ちょっと恥ずかしいけど最高の演技を見せて目立ちたい」と闘志を燃やした。
( 『 スポニチ 』 2010.02.10 )
国母の態度にJOC関係者もおかんむり…スノーボード
スノーボード・ハーフパイプ(HP)代表が9日、バンクーバー空港に到着した。成田空港出発時から服装の乱れが目立っていた国母和宏(21)=東海大=だが、決戦の地に降り立っても、変わらない。その、代表らしからぬ容姿に、周囲から不満の声も上がった。
ドレッドヘアに黒いサングラス。日本選手団の公式ブレザーを着ているにもかかわらず、ネクタイは緩め、シャツはズボンから出し、そのズボンはだらしなく下がる。テレビ取材で質問がトリノ五輪金メダルのスノボー界のカリスマ、ショーン・ホワイト(23)=米国=に及ぶと態度を硬化。その後の質問に対し「分かりません」「別に」と繰り返し、新聞の取材に答えることなくバスに乗り込んだ。
これには「服装もひどいが態度も悪い」とマスコミ関係者から不満続出。4年前のトリノ五輪では期待されながら全員が予選落ち。おまけに選手村の壁を壊すなど悪態をついたスノボー代表。10日に公式会見を控え、「チーム責任者の指導が悪い。注意する」と、JOC関係者もおかんむりだ。
日本代表ハンドブックには「公人としてのあなたの行動は、すべての人が、常にどこかで見ていることを忘れてはなりません」と記載されている。目立つのは試合だけにしてほしいと思うが…。
( 『 スポーツ報知 』 2010.2.11 )
日本人の恥というか‥‥。これも明らかに「ゆとり教育」の弊害である。
朝青龍の一件では横綱の品格というのが問題になった。横綱に限らず、やはりアスリート、特に日本を代表するようなアスリートにはそれが強く求められて当然である。「強ければいい、勝てばいい」というものでは断じてない。スポーツを通じて、人としての向上がなされなければ意味がないのである。
やはり本人の自覚欠如もさることながら、指導者に大いに問題があると思う。指導者自身がそのことに気づいていないのか、それともそんなことはどうだっていいと思っているのか‥‥不思議で仕方がない。
「2ちゃんねる」でもこの話題が沸騰しているが、この国母というチンピラ青年がたまたま東海大学の学生だということで、東海大学を誹謗中傷するコメントが目に付いた。2ちゃんねるのコメントではしばしばこうした見当違いなイチャモンが見られるが、東海大学の名誉のためにひとつエピソードをご紹介したい。
つい先日、国立競技場で行われた全国大学ラグビー選手権大会・決勝での出来事である。相手は帝京大学。結果は13対14で東海大学が敗れたが、その後がすばらしかった。試合終了後、お互い整列して向き合い、相手の健闘を称え合うのはラグビーのノーサイドの精神を表すお決まりのセレモニーである。が、その後の表彰式。表彰式ではトロフィーや賞状を授与する相手には一礼するが、居並ぶ相手選手には挨拶することがない。ところが東海大学の選手たちは、授与者には当然、レフリーや相手勝者・帝京大学の選手たちにもしっかりと一礼をして授与式に臨んでいた。今まで何度も表彰式を見てきたが、こんな光景は始めてである。
試合に負けて悔しい中であの振る舞いができる‥‥。東海大学の木村季由監督はそうした選手たちを「ラグビーの一番大切な部分を持っている」とおっしゃっていたが、まさに指導の賜物である。選手たちも立派だが、そうした指導をしてこられた木村監督はやはり名監督ではないかと思う。
朝青龍の親方である高砂親方、このチンピラ国母の直接の指導者は、木村監督の指導力を大いに見習うべきではないか。こんなことでは「スノボなんて、チャラチャラした若造のお遊びであって、オリンピックの競技にふさわしくない。選手も選手だが、そんなもんを指導する指導者もしょせん同じ穴のムジナだ」と、ますます常識的な偏見(?)が定着してしまうであろう。
追加記事
服装の乱れで国母に注意=JOC、本人に自覚促す
日本オリンピック委員会(JOC)は10日、バンクーバー五輪スノーボード・ハーフパイプ(HP)男子代表の国母和宏(21)=東海大=が成田空港から当地に移動した際、服装に乱れがあったとし、橋本聖子団長を通じ萩原文和監督に口頭で注意した。
国母は同日のHP代表の記者会見でこの件について聞かれ、「競技には影響ない。反省してまーす」と語尾を伸ばした言い方で返答。萩原監督は「本人の意識が足りなかった。非常に残念で申し訳ない」と謝罪した。
JOCの竹田恒和会長は「本人が自覚して試合に集中してもらいたい」。橋本団長も「気持ちを入れ替え、集中してやってくれると思う」と語り、五輪期間中の処分は科さない方針。
国母は9日に成田空港から出発した際、選手団の正装である日の丸付きのジャケットを着ていたが、サングラスをかけ、ワイシャツのすそをベルトの外に出し、スラックスは腰骨の下まで下げてはくなどしていた。移動にはコーチ3人も同行しており、JOCは指導力不足を指摘した。
この姿が報道されると全日本スキー連盟などに一部抗議があったという。
( 『 時事通信 』 2010.02.11 11:04 )
情けない‥‥。
shiraty5027
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