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あとの半年や〜寝て暮らす ヨーオイ ヨーオイ デッカンショ ♪ これは『デカンショ節』という学生歌である。「デカンショ」というのは、デカルト、カント、ショーペンハウエルという哲学者をもじった言葉。一年間の大学生活は、トータルすると半年は大学で授業があり、残りの半年はお休み。つまり、半年、学校で哲学の勉強をし、残りは家でゴロゴロしているという、学生生活を皮肉った歌だ。 さて、今回取り上げるのは『ハーバード白熱教室』(NHK)でお馴染みのマイケル・サンデル教授。大勢の学生を相手に、対話形式で哲学の講義を展開し、分かりやすくその真髄に迫るという大変ユニークで面白い授業である。その授業を昨夜『たけしのIQ200〜世界の天才が日本を救う』(日テレ系)という特番でやっていた。 その中でサンデル教授が、「たけしさんの映画がとてもつまらなかったとします。その映画を見た後で、たけしさんに感想を聞かれました。さて、あなたはどう答えますか?」と出演者10名に問いかけた。すると、「思いやりで嘘を言う」と答えた人が3人。「面白くなかったと正直に言う」と答えた人が7人。実際にどう言うのかそれぞれ代表者を選んで、たけしとシュミレーションをやってもらて、その違和感を検証していた。 「嘘を言う」代表のカンニング竹山は、たけしを傷つけまいと必死なので、かえって嘘がバレバレ。「正直に言う」代表の荻原博子は、どうしても社交辞令が入ってしまい、うまく表現ができない。そこでサンデル教授が「私は絶対に嘘を言いません」と前置きし、実際にやってみせる。 たけし 映画見てくれましたか?
サンデル もちろんです! たけし どうでしたか? サンデル 知りたいですか? たけし はい。 サンデル 私は、こんな映画見たことないと思いました! 人生初です! たけし よかった? ひどかった? どっちですか? サンデル 信じられないような映画でした! シュミレーションの後、サンデル教授はこう続ける。「私はたけしさんに誤解を与えたかもしれませんが、一切嘘はつきませんでした。これはある偉大な哲学者の考え方です。18世紀の哲学者、エマニュエル・カント。 嘘は絶対にいけない。しかし、嘘をつくことと、誤解を与える言い方には大きな違いがある。ときには本当のことを言わない方がいいケースもある。それでも注意深く言葉を選んで、嘘をつかず相手を思いやるべきだ。というのが、カントの考え方だと‥‥。 なるほど、勉強になった。このサンデル教授は他にも「相撲の八百長」の是非や「政治家の公約破棄」の是非、「北朝鮮の拉致解決について」の是非などをテーマに取り上げていた。大変面白かった。 shiraty5027
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2011年02月22日
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