北朝鮮問題

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韓国の官能映画考

韓国の官能映画考

 韓国映画『桑の葉』(1985年)というのをご存じだろうか? この映画は日本では官能映画に分類されているが、韓国では高く評価されていて、公開された1985年に作品賞や監督賞を受賞しただけでなく、アジア太平洋映画祭でも音楽賞や主演女優賞を獲得しているのである。

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 さて、その内容を簡単に

 朝鮮併合下にあった1920年代、韓国のとある小さな村を舞台に体を張って家計を稼ぐ一人の女の姿を描いている。
 村一番の美人アンヒョプ(李美淑:イ・ミスク)は、賭博好きで年に数回しか家に帰らない夫サムボに金を渡すために、桑の実の収穫を引き受けたが、村の男たちはそんな彼女に言い寄り、彼女も良心の呵責を感じながらも生活の苦しさから金と引き換えに体を許す‥‥。
 村の女たちが、そのことを知り、長老が追放を告げにいくが、長老も彼女の魅力の前に骨抜きにされ、引き下がってしまう。そんな中、アンヒョプにしつこく言い寄りながら相手にされないサムドルが腹立ちまぎれにすべてをサムボに話してしまう。サムドルを殴り倒したサムボはアンヒョプを問い詰めるが、すべては自分が置いてけぼりを食わせたことが原因だと彼女を許し、また都会へと去っていく。
 しかし実は彼は抗日運動の闘士で、彼の後姿を日本軍の若い憲兵が追っていく‥‥。

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 「桑の葉を摘みに行こう」というのは、かつて抗日活動家の合言葉だったそうである。それがこの映画のモチーフになっているらしいが、何のことはない、単なるエロ映画なのである。夫サムボは抗日活動家だという設定になっているが、まったくそれらしきところはなく、映画の最初と最後に登場するものの、妻に体を求めるだけの単なる助平オヤジなのである。

 確かに、朝鮮人が演じる日本の憲兵がときおり自転車を引きながら登場し、へたくそな日本語を喋る場面もあるが、映画の大筋には全く関係がない。やはりメーンは、主人公の女が村の男とやりまくる、もとい、不倫を重ねる場面が中心なのであり、抗日活動などとは無縁な映画なのである。映画というエンターテインメントの世界でも、内容とは全く関係のない「抗日」や「反日」の仮面を被せさえすればヒットするというのは、やはり韓国人社会らしいといえば韓国人社会らしい。いやはや‥‥である。

 ところで、この映画のパロディ映画がある。これはアングラ映画なのでここでは詳しく紹介できないが、ストリーも小道具もしっかりしていて、カメラアングルも普通の映画と遜色がない。とにかくこの映画は、この手の映画らしくない秀作だといわれている。この映画はテロップに俳優の実名を載せたがため(普通はテロップ自体作らない)、ソウル地検が出演女優の身元調査に乗り出したという、いわくつきの名作(?)なのである。機会があれば是非w 
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