北朝鮮問題

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無慈悲な訪朝?

無慈悲な訪朝?

イメージ 1       飯島内閣参与が訪朝 日朝関係打開へ接触か

 【平壌共同】小泉純一郎元首相の政務秘書官を務めた飯島勲内閣官房参与が14日、空路平壌入りした。訪朝目的は不明だが、空港で日朝交渉担当の北朝鮮外務省高官が出迎えており、停滞する日朝関係の打開に向け政府や朝鮮労働党の幹部と接触する可能性もある。

 日朝間では昨年8月、4年ぶりに政府間協議が再開したが、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射を受け、11月のモンゴル・ウランバートルでの局長級協議を最後に再び中断した。日本の政府当局者の訪朝は2011年11月以来、1年半ぶりとみられる。

 飯島氏は小泉内閣当時、5年余りにわたって首相秘書官を務めた。

                                    
                                   ( 『 中日新聞 』 2013年5月14日 19時39分 )

 こりゃ面白いことになってきた。韓国が北朝鮮に対し、日本抜きで米中韓包囲網を画策しようとしているのに対し、我が国はチャッカリ韓国の頭越しに北朝鮮に接触。かつてニクソン大統領が日本の頭越しに米中国交回復をした時のことをふと思い出した。

 安倍首相は就任の際「拉致問題は自分の政権で完全解決を図りたい」と力強く述べていた。もしかして、飯島氏は横田めぐみちゃんをはじめ多くの拉致被害者救出のために、あえて※この機を捉え、軍使として秘策を携え平壌に乗り込んだのかも知れない。

 これまで我が国政府は、「拉致、核、ミサイル問題の包括的解決」を目指して、米中韓と歩調を合わせてきたが、それが誤まりであったことにようやく気付いたようである。各々の国は自国の国益に従って対北政策を進めているだけで、我が国の主権侵害に当たる「拉致問題」など、端から関心がないのである。遅きに失した感は否めないが、ようやく我が国も主権国家として緒に就いた感じである。

 言うまでもなく、拉致問題は我が国の主権に関わる重大問題である。決して他力本願であってはならない。今後の飯島内閣参与の動向を見守りたい。

追 記

※ 文中「この機を捉え」と書いたのは、今回の一連の北の挑発行動は、米韓合同演習にある。つまり、北にとっての主敵は米韓であり、今のところ我が国には直接関係がない。また現在、仮に表面的ではあっても支那は北に対し制裁を強化(支那4大銀行の北への送金停止等)し圧力を強めている。韓国は歴史認識問題を巡ってかつてないほど我が国に対し無礼な政策をとっており、また支那は言うまでもなく尖閣諸島を巡って日本と対決姿勢をとっている。つまり「この機を捉え」というのは、今回の訪朝外交は「敵の敵は味方」という戦術が容易に成り立つ状況にあるのである。

 また、北朝鮮国内に関して言えば、金正恩が今年になって政府の要人を複数解任、特に人民武力部長(国防大臣)を二人も解任した。父親(金正日)の息のかかった連中をほとんど追放しているのである。つまり、「拉致はあなた(正恩)の父親(正日)がやったことで、あなた自身には関係がないのですよ。だからさっさと被害者を帰しなさいよ」と言える状況にあるのである。

飯島内閣参与の訪朝 韓国政府には事前通告せず  (聯合ニュース 2013-05-14 21:47)www


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