差別しているのはどっち?
一節太郎(ひとふしたろう)という演歌歌手をご存知でしょうか?「元祖一発屋」とも言われていますが、彼の代表作に『浪曲子守歌』というのがあります。その歌詞のコーラス冒頭部分を紹介すると
1番 逃げた女房にゃ未練はないが‥‥
2番 土方渡世のおいらが賭けた‥‥
3番 どこか似ている飯炊き女‥‥
昔、NHKの生放送番組で、2コーラスを歌うことになって、NHK側が「土方は差別用語なので1番と3番だけを歌ってほしい」と一節太郎さんに要請があったそうです。テロップも1番と3番が用意されました。
しかし一節太郎さんは、1番と2番をそのまま歌いました。このことについて松山千春さんがとあるラジオ番組で「シンガーとしての魂を感じた」と絶賛していました。
江戸時代に生まれた呼称「土方」は、土建屋という呼び方と共に差別用語及び放送禁止用語と扱われる。建設業者及びその従事者を指す言葉として古くから使われて来たが、上下関係の差別を強要する傾向があるのが理由とされている。(wikipedia)
私の友人(故人)に、中央大学法学部を出て、土方になった奴がいました。彼は自分のことを「俺らのような土方者(もん)は‥‥」と、自虐的な雰囲気でその言葉を吐いていましたが、実はその言葉の裏には、ある種の「粋がり」のような、またある種の「誇り」のようなものがあってその言葉を発していたように思います。
要するにその言葉自体には何ら問題はなく、何者かによって誘導されたイメージによって「差別語」とされているだけなのではないでしょうか。「何者か」とは、つまり「他人をこの上なく差別する人」です。自身に人一倍差別心があるからこそ、あたかも自身の心を隠蔽するかのように執拗に「差別語」に執着する。まさに偽善者なのです。もともと差別心がない人は、そんなたわいもない言葉に執着しませんものね。
結論
NHKは人(国民)を見下している。
NHKは思い上がっている。
NHKこそ差別心がある。
shiraty5027
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