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「君が代斉唱 都教委から懲戒処分の教職員160人が提訴へ」(毎日新聞)
毎年、この時期になると決まってやれ君が代だ、日の丸だ新聞の記事をにぎわす。
来春、卒業生が二人もいる我が家にとってはかなりナーバスにさせられる記事だ。
まいどまいど、何をくだらんことを。。。と思う。いい加減にしてくれ!
断っておくが、私は元自衛官だが右翼ではない。もちろん左翼でもない。
世界の平和を願うただの一市民である。
数年前、長男の担任だった先生は授業中教室で
「先生は『君が代』は嫌いだから卒業式では歌わない」
と、のたもうたそうだ。
先生の個人の嗜好は知ったこっちゃない。
子供を教育する立場の人間としてふさわしい言葉だろうか?
嫌いだから歌わない。。。では、嫌いだからにんじんを食べないという赤ん坊と同じ次元である。
では、その教室で、嫌いだから算数勉強しない。。。で済むのか?
いったい、学校の先生方のうちどれくれいの人が君が代の背景について知っているのだろう?
そして、どれくらいの先生が、子供達にそれを教えているのだろう。。。?
君が代は1500年以上も前に詠まれた詠み人知らずの歌が原型である。
古今和歌集には、「我が君は 千代に八千代に。。。」で載っている。
この「君」については天皇とか君主とかの意味もあるが、いろいろな説があり、
実ははっきり断定できていない。
時代背景から、天皇は天上の神のようにとらえられていたので、
この場合は実際に下々の者を動かす地方(九州?)の君主と言う説が有力のようだ。
歌集にも載らない位の身分の人。。。
きっと、ちょっと教養のあるお百姓さんか下級武士にちがいない。。。
彼らが、我が君主の時代が千年も万年も続きますように。。。
小さな石が大きな岩となって、苔がはえるまで。。。
と歌ったのだ。
なんと平和的な歌ではないか?
この人は、1500年後に自分の歌が日本の国歌になって
このような論争を引き起こすなど夢にも思ってなかっただろう。
生きていたら、何と言ったことか。。。?
「君が代」が好きか嫌いかは個人の自由だ。
プライベートの場で歌うか歌わないかも自由だ。
しかし「君が代」はまぎれもなく我が国の国歌なのだ。
子供達が日本の歴史と君が代の成り立ちを理解した上で
「僕は君が代が嫌いだ」
と言うなら、それも認めよう。
悲しい歴史を繰り返さない為に第二国歌を作ろうと提案するのもいいかもしれない。
しかし、公務員たるもの、個人の価値観を子供に押し付けるのはどうにも納得できない。
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