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嗅覚障害

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左膝の痛みで、私のもとを訪れた80代の女性がいた。

私のもとを訪れたのは、膝の痛みが原因だったが、1回目の治療でそれは解消した。たった豆粒ほどのしこりを緩めることで解決したのだが、問題は内臓の機能障害と甲状腺の障害による体への影響を解決することだと判断し、セッションを続けていた。彼女はすぐに散歩ができるようにまで回復したが、全身のむくみを解決するのには骨が折れる思いだった。

セッションをしている最中、彼女は、鼻が悪くて臭いがほとんど分からない、そのため食事をしていても味がよく分からないと、私に話してくれた。彼女は13年間ものあいだ病院に通ったが、結局何も変化がなかったので通院をやめていた、とのことだった。また、彼女は長い間、点鼻薬を入れていたため嗅覚が戻らないと信じていた。

私は、内臓機能障害や甲状腺の異常や、たった今聞いた嗅覚障害の原因を推測して、頭蓋の調整をこころみた。やはり問題は頭蓋にあった。頭の側面に位置する側頭骨は左右でバランスを崩し、頭の後ろと首の上のほうに位置する後頭骨についている筋肉が緊張していた。頭蓋の調整はうまくいき、そのわずか数秒後に彼女の嗅覚が戻った。数十年ぶりのことだった。私は、セッションの間、患者がまぶしくないように、また、集中できるようにタオルを被せている。そのタオルにわずかながらアロマオイルを垂らしているのだ。通常ならどんな方にも嗅ぐことのできる匂いだが、彼女はその匂いが今まで識別できなかったらしい。たったそれだけの調整で彼女は、いつものセッション後よりも、軽やかで輝いているように感じた

内臓機能障害や甲状腺の異常は、脳下垂体のホルモンシステムの異常などではないかと思う。脳下垂体は実に多くのホルモンを分泌する器官で、脳とともに硬膜によって包まれている。また、脳下垂体から分泌されたホルモンが血流によって全身に流れるようになっているのだが、側頭骨と首の上の筋肉を開放することによって、それがスムーズにいくようになったのではないだろうか。嗅覚が戻ったのは脳の圧迫を和らげたことが原因だったのではないかと思う。

原因をあげればきりがないかもしれないが、患者によって原因は違うだろう、鼻を骨折することでも起こりうることだが、さまざまな予測をたて、患者の体に耳を傾けることが必要だ。症状がこうだから原因はこうだという、固定観念があれば、どのような症状を診るにしても、うまくいくはずがない。


何にしろ、もう少し私が早く気づいていれば解決できた話である(修行不足・反省)。
しかし、嗅覚が戻り、おいしい食事をしているかと思うと、私はなによりも幸せだ


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