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猫と薔薇、演劇、旅ファン
安富歩「誰が星の王子様を殺したのか」やっと星の王子様がわかった。

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傑作キャタピラー!

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今日は久しぶりに劇団四季のミュージカル春のめざめを観ました。この話は又別の機会に。

春のめざめはちょっとキャタピラーと重なる面もありましたし、以前テレビで観た映画も思い出しました。題名知ってる方は教えてください。
こんな驚きの映画です。

ある少女がレイプされたのに男を惑わしたという罪を着せられて修道院に入れられ過酷な労働をさせられた実話の映画です。

キャタピラーは戦車の事かと思っていましたが芋虫の事なんですね。

農村の二男が村の歓呼の声に送られて戦場へ、

戻ってきた時は、手足もがれ言葉もろくに話せない、
ただ食べることと寝ること。

反戦川柳家鶴彬
手と足をもいだ丸太にしてかえし
 万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た
そのものです。
鶴彬ーこころの軌跡

鶴彬にズバリ詠まれた国は彼を治安維持法で逮捕し殺しました。

今、人気の番組ゲゲゲの女房は今、水木さんの戦争体験放送中ですね。

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この映画は中国人女性が炎の中で日本兵に犯され刺殺される場面から始まります。

抵抗する女たちに九蔵(大西信満)が「黙れ!黙れ!チャンコロが!」

日本人は明治になるとアジアの人たちを蔑視することを教え込まれました。

こういうダルマのような身体で帰ってきた人たちは他にもいたそうです。
私も何かで読みましたが寺島しのぶさんも年配女性から聞いたそうです。

彼らは新聞に軍神様と書き立てられ勲章をもらう。



九蔵は戦地に行く前は妻に子供を産めないうまずめとののしり毎日殴っていました。

こんな身体で帰ってきて妻に全部世話になりながらも食事も彼女の分まで食べてしまうしセックスを要求する。

その時には飾られている、彼を軍神として讃える新聞と3つの勲章、天皇皇后の御真影が映し出される。

その後の彼女の機織りは夫に対する怒りを感じる。
彼女は実によく働く。夫の介護、畑仕事、機織り、実に美しい。

シゲ子が夫に自分の分まで食べさせて「お・し・ま・い」という所なども、心に残る。

そのうち、二人の立場は逆転する。

夫にまたがる妻の顔と強姦し虐殺した中国女性の顔と重なり苦しむようになる久蔵。

新聞、ラジオは敗戦まで日本の勝利を伝える、みなウソなのに。

こんな中一人だけ不思議な人物がいる。戦争中は赤い襦袢を着て、へらへらし
女たちの消火訓練や刺殺訓練も観ているクマさん。

空襲には全然役に立たないことを大真面目にやらされていたのです。

このクマさんは戦争が敗戦に終わると喜んで普通の服装で働いていた。
こんな人が本当にいたらしいです。
戦場に行けば人殺しをさせられ自分もみじめに死なければならないから。
よほどの意思がなければできない。非国民という言葉が一番、怖い時代。

最後には14歳以下から40歳台、病弱なシゲ子の弟まで出兵した。

BC級戦犯の処刑の様子。
朝鮮人BC級戦犯はチャンギ刑務所でも非常に過酷な扱いを受けていたのです。日本人でもないのに、差別されながら日本兵として駆り出されて処刑されるなんて。あんまりの事に申し訳なく思います。

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アジアにおける死者 2000万人

第二次世界大戦による全世界の死者 6000万人}}}

元ちとせ「死んだ女の子」

甘い飴玉もしゃぶれないの
紙きれみたいに燃えた私は

平和な世界にしてちょうだい
炎が子供を焼かないように
飴玉がしゃぶれるように


若松監督ありがとう!私は監督の映画は実録・連合赤軍あさま山荘への道程ぐらいしかみていませんが2本とも真面目な良い作品です。
ずっと泣いているような映画です。

映画館のまえでは観客が一杯。
監督の映画館は大きくないので時間より早めに行かれることをお勧めします。

私は千円の前売りを買って置きました。
パンフレットも千円ですが脚本も付いているし、読みでがありますので、これもお薦めです。

隣席の女性と意気投合してしまいました。



この映画レビューもいいですよ。
キャタピラー

  • アバター

    ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよ〜♪
    この映画はドスンと胸に響く映画ですね・・・・
    実際にこういうことはあったことでしょうし、人間の悲しさがしみじみ現れていると思います。
    トラバお返ししますね(^_-)-☆ポチ☆

    レイ

    2010/8/20(金) 午前 6:42

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  • 顔アイコン

    私も昨日観てきました。

    強烈な内容で戦争を痛烈に批判しており、素晴らしい映画だと思いました。

    こうした悲劇を市民に一方的に押し付けることで、戦争が成立するってことを、戦争を賛美する(あるいは賛美しなくても容認する)人たちにも理解してほしいですね。

    [ tom@いやし系(ら抜き) ]

    2010/8/20(金) 午後 0:25

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    レイさん、本当にそうですね。シゲ子が夫に自分の分まで食べさせて「お・し・ま・い」という所なども、心に残りました。ポチ&TBありがとう!

    hitomi

    2010/8/20(金) 午後 9:29

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    tomさん、同感です。海外の人にも国内の人でも出来るだけ大勢の方に観てもらいたいですね。12日間という短い撮影期間なのに須賀らしい出来ですね。

    hitomi

    2010/8/20(金) 午後 9:51

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  • 顔アイコン

    非常に強烈で、悲しい映画なのですが、寺島さん演じる妻が
    ユーモラスな部分もあるので重くなりすぎてないところが
    とてもいいと思いました。
    そうそう。真っ赤な衣装着たクマさんの存在も大きかったですね。
    TBさせてください。

    car*ou*he*ak

    2010/8/21(土) 午後 11:24

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    カトルーチェさん、そうです。寺島さんとクマさんの功績が大きいですね。東京などでは大きな映画館で上映してるのでしょうか。
    TBありがとうございます!

    hitomi

    2010/8/22(日) 午前 8:38

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  • 戦争も怖いし、戦争によって人間が変わって行くのも怖いですね。
    国家のせいにしてしまうのは簡単ですが、国家を形成しているのは個々の人間だと思うとき、自分の心の中に好戦的なものはないか、差別する心は無いかを考えてしまいます。
    子供の頃、芋虫状態の傷痍軍人を見て、ただただ怖い・・・と思った自分がいます。。
    寺島しのぶさんの演技は本当に素晴らしいですね。
    ☆ぽち。

    AKIKO

    2010/8/22(日) 午後 9:31

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    AKIKOさん、そうなんですよね、優しい父や兄だったのに一週間で変わったと読んだことがあります。差別する心、これで残酷になってしまうそうです。
    お寺で白衣の傷痍軍人を私も見ます。軍人恩給が貰えない人たちだそうです。
    寺島さんが演じた役の妻も夫の姿を観て始めは逃げ出します。ポチありがとう!

    hitomi

    2010/8/22(日) 午後 11:45

    返信する
  • 顔アイコン

    祖母の話で聞いたことがありますが、金属類を供出させられる時に、こんなものはこっそり隠しておけばいいのにばかばかしいと思っていたそうです。
    なんでもお国万歳じゃない人は結構いたようです。
    戦争体験を誇張して語る人もいるそうで、何が本当かというのは注意しないといけないなと思っています。
    アジアでも賠償を、というのは中国と韓国、シンガポールくらいで他の国は言わないそうで、その辺は政治カードの駆け引きがあると思います。
    日本が悪いという意識はアメリカの影響が大きいと思います。
    反米感情が起きないように徹底的にメディア戦略が行われていますから、知らされないことも。
    中国軍へはアメリカが大量に武器を輸出していますし…
    もちろん被害を受けた人は補償しなければいけませんが、なかなか行われないのは一部の利益のためだけにわざとのような感じがします。 削除

    [ paru ]

    2010/8/25(水) 午後 0:17

    返信する
  • アバター

    paruさん、でしょうね、風と共に去りぬでも結婚指輪など供出するシーンがありました。正直者は馬鹿を観ると言うか、この映画のクマさんのように出来たらいいのですが犬や隠せないものもあるし、もう次の戦争は隠れる場所もありませんね。
    これだけアメリカに奪われ続けているのに核の傘とか、新聞やテレビだけ観ていると騙されます。
    援助保障しても一部の特権階級や企業にまわってしまったので本当に被害受けた方に届いてないのですよね。

    hitomi

    2010/8/26(木) 午後 0:03

    返信する
  • 顔アイコン

    先日、公開後2日目でしたが、この映画を観にゆきました。しかし、並ばせられた行列のあと10人位のところで、「今回分の座席のチケットは全部売り切れました。これから次回分のチケットを販売します」と言われ、次回を観るのは他の日程との関係で無理だったので、この日の映画鑑賞はあきらめました。やはり話題作ですね。

    [ yfq**494 ]

    2010/8/31(火) 午前 6:58

    返信する
  • アバター

    鍾馗様、残念でしたね。そちらの映画館は定員は?こちらは小さいので早く行きました。ぜひご覧ください。日曜日に監督、寺島さん、ARTAさんの鼎談番組がありましたね。

    hitomi

    2010/8/31(火) 午後 11:21

    返信する
  • 先日 名古屋にでかけてやっと観ました。
    壮絶な映画でした。
    hitomiさんにような内容の濃い文章が書けないのですが(^^;)記事アップしました。

    mariko

    2010/9/11(土) 午前 8:07

    返信する
  • アバター

    こりまさん、ご覧下さってありがとう〜回し者ではありませんがとても嬉しいです。
    よかったらTBお願いします。

    hitomi

    2010/9/11(土) 午後 3:16

    返信する

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