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彼ゎバンドのボーカルをしてますo
バンドといっても成立して間もない, 同級生だけの小さなものなんだけどooo
でも, みんな音楽が好きで 努力した末の巧さを持ってるo
だからわたしゎ 名前も知らないあのバンドがだいすき
小柄だけど 力強い拍を体全体から生み出す 純粋ドラム
能天気だけど あたたかい音を奏でる 長身アコギ
不器用だけど だれよりギターを愛してる 眼鏡のエレキ
欲望に正直だけど その分素直な音を放つ 無邪気なベース
自分中心だけど 声も個性も顔立ちも光る 高音ボーカル
そして
不思議な人だけど 玉よりも輝く石を秘めてる 低音ボーカル
わたしの だいすきな あこがれの彼
体の内側に直接響くような言葉をひとつひとつ
丁寧に紡いでいく 彼のかすれたような低い声
パートがぜんぶ絡み合っていく
指折りのビジュアルバンドなんか目じゃないくらい かっこよくて
生まれて初めて 音楽を 声を こころで聴いた
―――あれから, わたしゎ彼を見はじめた
彼らゎみんな 光れる存在なのに, なぜか自分から光ろうとしないo
めんどくさいのか, わざとなのか 訊いたことゎないけどo
たぶん, 前者なんだと思うo
なんていうか めんどくさがり集合体o
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