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昨日のことになりますが、秋葉原で真空管ショップを巡りをしました。
行ったのは、アンディクスオーディオ・アポロ電子・クラシックコンポーネンツそしてキョードーです。
秋葉原といえば電気街として昔から栄えているのですが、今ではアニメ系のショップに押されて嘗ての本当の電気街のイキフンはなくなってしまいました。
しかしながら、秋葉原にはひっそりと今でも真空管を売り続けるお店が何店舗かあります。
まずは、アンディクスオーディオです。
確かビルの4階に入っています。場所は神田食堂の2軒隣のビルです、神田食堂まで行けばすぐにわかります。お店までは脇にある通路を通りエレベータで4階(だったと思う)へ行きます。
この日は、なんとまだ正月休みのようで入り口に鍵がかかっていて休業日でした。
この店の特徴は、マイナーな球もリーズナブルな値段で販売しているということでしょうか。2コ欲しいのに1コしかないなんてこともしばしばあります。店の親父は愛想悪いです。
エレベーターで上っていかなければならないのでちょっと入り辛い雰囲気です。
買い出しに来たときには一見する価値のある店だと思います。
次はアポロ電子です。
こちらが、アポロ電子外観になります。古ぼけた店で、品数もさほど多いとは言えませんが、現行管からNOSまでそつなく置いてあります。また球だけでなく球アンプも展示してあります。視聴OKと書いてあったので興味のある方はマイCDを持っていかれてはいかがでしょうか。このお店は真空管の種類ごとにしっかりと棚が分けられているのでお目当ての球を捜しやすいです。また現行管は他店よりも安い値段で売っていることが多いです。
次はクラシックコンポーネンツです。
このビルの5階になります。
アンディクスオーディオと同じようにエレベーターで上に行きます。場所は、ソフマップ本店の向いに真っ黒いビルがあるのですが、そのビルの脇に一方通行の細い道があります。(大通りのほうに向かって出てくる)
その道を大通りから入って行き、100mくらい行った右手になります(今井ビル5F)
このお店は、たぶん日本最大の真空管ショップでしょう。入ったとたんに、その球の多さに圧倒されます。
ヴィンテージ管から現行管まで非常に多種類でたくさんの球がびっしりと並んでいます。
まさにこの店に無いものはほかに行っても無いといわんばかりの状態です。店の主人も気さくな人で質問すると商売気抜きに丁寧に教えてくれます。ただし難点は値段が他店に比べて多少高めと言ったところでしょうか(保障は1年間だそうです)不良球があっても親切に対応してくれるという話をとある方から聞いたこともあります。アフターは良いようです。
あと、写真は撮っていませんがラジオデパート内にキョードーとサンエイ電機が入っています。
キョードーはスポットで入荷する球が非常に多いので常に寄っておきたいお店です。サンエイ電機は主に日曜日祝日の営業のみですが、いいものを安く売っているのでお店がやっていればぜひ覗いてみたいものです。
その他にも、アムトランスがありますが、自分はまだ詳しく知らないので今度ぜひ行って見たいものです。
この日最後に行ったのは、真空管ショップではありませんが、自作スピーカーで有名な麻布オーディオです。
昌平橋交差点近くにあるのが麻布オーディオです。昌平橋交差点から、神田二丁目交差点へ行く方向にすぐあります。昔はどこだかの公園の近くにありましたが、現在はこのビルに入っています。非常に小さなお店ですが、ドンキもびっくりなくらい所狭しと品物が置いてあります。
また、各種スピーカーも視聴できますのでマイCDを持っていくのも良いでしょう。
店員さんも親切な方です。しかし、店が狭いのとビルの一室のお店なので入りづらくまた何も買わないようであれば長居はできない雰囲気です。1〜2分くらいざっと見てさっと出るぶんには問題ないでしょうが。
自分は個人的にはこの店は大好きです。自作に関するさまざまな相談にも乗ってくれます。
インターネットには乗っていないものも結構置いてあるのでぜひ立ち寄りたいお店です。
ほかにお勧めの真空管ショップご存知の方いらっしゃいましたらぜひ教えてください。
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オーディオ
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おとといは、自作300Bシングルアンプの近況を記事にしましたが、自分はもうひとつエレキットの
真空管アンプTU−879Sを持っています。このアンプは初段12AX7,出力段6L6GC等(他にはKT88、EL34等にポン付け替え可)が採用されているもので、音色的には上等な音を出すといっても過言ではないでしょう、コストパフォーマンスに非常に優れたアンプです。
現在は出力管は、JJのE34L青管を使用しています。音色的には艶があり芯のしっかりした音でとても気に入っているのですが、ただひとつ気になることがあります。それはボリュームのギャングエラーです。ちょうど写真くらいのボリュームの位置ですと左側のスピーカーのほうが明らかに大きい音がします。真空管を入れ替えたり、各部の電圧を測定しても左右で違いは無かったため、ボリュームを疑いました。
標準でついているボリュームは本体が小指のつめくらいの大きさでとても小さいです。一応アルプス電気製ですが、一軸二連ボリュームとしては精度がよくありません。自分のものがたまたまはずれだったのかな?と思い、純正パーツを取り寄せて付け替えてみたりしましたが、残念ながらギャングエラーは改善しませんでした。このくらいのボリュームですと300〜500円くらいがせいぜいだと思われますので、ある程度のギャングエラーはしょうがないのかもしれません。
自分は、他のアンプ(自作300B、サンオーディオSV−2A3)ではアルプスミニデテント(単連ですが)を使用していて、その音色にはとても満足しています。またミニデテントは二連のものでもギャングエラーが非常に少ないことで有名でして、今回TU−879Sもアルプスのミニデテントに交換することにしました。
通販で届いたのがコレです。
どうです!この大きさ!!標準ボリュームとは比べ物になりません。自分の買ったミニデテントは端子がわっか状になっていて半田付けしやすかったのと、軸の長さが標準ボリュームと一緒だったので軸を切断する手間が省けました。
純正ボリュームはこのように取り付いています。ミニデテントは軸径こそφ6と純正と一緒ですがねじ部がM8(純正はたぶんM7特殊)なのでシャーシを削らないとミニデテントが取り付きません。
カインズホームの工具売り場でリーマ(580円)を買ってきて手で少しずつ広げていきました。
ミニデテントを取り付けるとこんな感じになります。端面についている回り止めのボスはシャーシ側にはじめから穴が開いているるのでうまくそこにはまりました。
あと、ボディ自体が大きいので基板自体もやすりで削って何とか取り付けました。(基板は柔らかいので平やすりがあればものの5分で広げられます)
後は、青い線をミニデテントに繋ぎ変えて終了です。
作業完了後の写真です。軸はそのままですが、ボリュームは見た目的にも変わりなく取り付けられました。
肝心の音色ほうは、ひずみ感というかピーキーさが減り、柔らかで中域も太目の落ち着いたいい音になりました。
これてギャングエラーを気にすることなく、音楽を聴けます。まあ、普段はパソコンのスピーカーとして活躍してKれていますので、いっぱいCDを取り込んでいろいろ聴き比べたいですね。
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今年の6月に完成した完全自作300Bシングルアンプですが、完成してから5ヶ月程度経ちました。
仕事で遅くなった日を除き、なるべく毎日鳴らすようにしてきたのでエージングはかなり進んだようです、はじめは出ていなかった低音の量感もかなり出てくるようになりました。
また、現在の住まいでは音量を上げることができないのでたまには実家へアンプを持って帰り、ミニコンポのラインアウトから信号をもらって鳴らしたりもしています。
自宅での鳴らしこみの様子です。
メインの300Bはザキット屋のNew Prime 300Bで、整流管はGolden Dragonの5AR4、初段はソヴテックの6SN7GTです。
このNew Prime 300Bは確かGDと中身は同じだったと思いますが、CHINAと侮る無かれかなり柔らかで情報量の多い音がします。
ちなみに後ろに見えるシナ合板に入ったバスはPHASSのES6.5です。ツイーターは写真では見えませんがNT20Bとなっています。実家でのメインスピーカとして活躍しています。
自宅では同じくPHASSのNS2.65ALが活躍しています。
アンプ背面はこのようになっています。
以前、シャーシの加工を依頼したときに自分で書いた図面が背面のみ左右勝手違いになっていたため、電源部と信号部が逆になってしまい、仕方なく対策で背面のみくり貫きプレートをつけました。トラスネジが整然と並びルックス的にはいい感じには対策できたと思います。
これから、どこをいじっていこうかなぁ〜
まずは名前をつけないと(笑
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先日もお伝えしましたが、真空管アンプを回路設計から自作で行っていまして、ついに完成しました。
真空管アンプ回路の原理を一から学び、使用する真空管の選定・動作ポイントの決定・抵抗コンデンサの定数決定・購入品の選定・シャーシケースの設計・・・等々全て自分で行いました。
この写真はシャーシの製作依頼を板金屋さんに出して、出来上がったものに、自家塗装をして部品を組みつけ始めているところです。
パーツ類は秋葉原へかい出しに行ったり、通販を利用して全て揃えました。写真では順調に組み立てているようですが、この後とんでもないことに気づきます。
これは後日撮った写真ですが、背面部分がくり貫かれているのがお分かりでしょうか。
これは、板金屋さんに図面を出したときに間違いがあり、背面の穴あけが左右逆に仕上がってきたため、対策の為ジグソーでくり貫いたものです。この部分には正規の向きに穴あけされたサブプレートを貼り付けました。
真空管の落とし込みプレートとソケット・トランス類を実装して、とりあえず真空管を挿してみました。
使用する球は、初段とドライブ段が6SN7GT、出力管が300B、整流管が5AR4です。
フロントパネルのボリューム・スイッチ類はまだ付いていません。
真空管の配置のバランスはバッチリです。
いよいよ、配線に入ります。
先ずは各球のヒーター周りの配線から。
写真のようにクリップで抵抗を仮止めし、電圧が定格どおりに出ているか、カットアンドトライで調整しました。
設計値どおりの抵抗値を中心に様々な抵抗を用意しておき微調整できる様にしておきます。
配線がほぼ終わったところです。6SN7GTのようなGT管で双三極のものは小さいスペースに球2つ分の配線を行わなければならない為、とてもごちゃごちゃします。
あと、配線を束ねないと綺麗に見えませんね。背面の対策プレートも貼り付け、電源インレット・スピーカーターミナル・入力端子等が付いてます。
そして仰向けの状態のまま、各部の最後の電圧チェックをした後、いよいよ音だしです。
汚い部屋ですいません。
音出しでのときに、ボリュームをまわすと盛大にハムが出たのと・ボリュームを触っているときだけノイズが出ていたので、真空管アンプの詳しい方にアドバイスをいただき、6SN7GTヒーター配線の0V側をアースし、また
ボリュームの取付け部の塗装をはがして軸部分もアースさせたところ、ノイズはぴたりと収まりました。
完成写真です。今まで置いてあったサンオーディオのSV−2A3と入れ替えに置きました。
音色のほうは抜群で、ボーカルの立体感が凄いです。クロストーク特性は計算していませんがそこそこにいいようです。 鬼束ちひろの息遣いはのリアルさはまさにあのRE50に迫る勢いです!
構想から製作完了まで約8ヶ月。。毎晩仕事で遅く帰ってきてからこつこつと理論を勉強したり回路計算したりしてようやく完成にこぎつけました。完全自作A級無帰還アンプの誕生です! とりあえずじっくりとエージングさせます。
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スピーカーの振動板素材には様々なものがあります。ペーパー、ポリプロピレン、アルミ、チタンetc
これらは、その素材特有の音がするということで、各人の好みによって選ばれることが多いですよね。
TangBand(タンバン)のスピーカーの中にももちろんペーパー、PP、金属と数多くのラインナップがあります。
そんな中で自分の所有しているw3-582scとw3-881sjはどちらも同じPP(ポリプロピレン)コーンで、見た目も振動板はまったく同じに見えます。
マグネットはストロンチウムとネオジウムとなっていて、異なるのですが、音色にどんな違いがあるのか検証してみました。
左が582scで右が881sjです。振動板の素材はまったく同一のもののようですが、薄さは881sjのほうが薄いようです。向こう側の見え方が違います。
あとフレームはどちらもアルミダイキャストフレームを採用していています。
側面から見てみるとこんな感じです。
582scは他のモデルに多く見られるように大きなストロンチウムマグネットがついています。881sjのほうはストロンチウムの10倍の磁力を持つといわれるネオジウムマグネットの為、非常に小型で軽量です。たぶん内磁型だと思われます。
ちなみに、582scのほうはボイスコイルの線材はアルミでボビンはカプトン製です。周波数特性は582scが18kHzまでで881sjは20kHzまで伸びています。どちらも十分といえるでしょう。
いよいよ聴き比べです。
まったく同一の箱に入れて聴いてみました。
どちらもPPコーンらしくペーパーなんかと比べるとしっとりとした感じの音色です。582scのほうは下から上まで非常にフラットな印象を受けます。悪く言えば抑揚が無く面白みに欠ける感じでしょうか。淡々と音楽を鳴らしている感じです。
対して881sjのほうは、同じくフラットな感じで聴きやすいのですが、582scと比べると中域が分厚い感じがします。ヴォーカルがより立体的に聴こえて、こちらに語りかけてくる感じです。全体的な音の輪郭や芯の太さもこちらのほうがはっきりしています。低音の解像度もこちらのほうが高いですね。
フラットな582scと表情豊かな881sj。オレは881sjのほうが好みです。あなたはどっち?
(ちなみに後ろに見える塩ビ管はゴミではなく、ポート径、ポート長の調整用です。)
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