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菖蒲園の落語のお話
一応最後まで続ける所存です!

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『蛙茶番』という噺

イメージ 1『蛙茶番』
 まだまだ残暑が厳しいですが、今日はこの噺です。季節的にですが、大店が棚卸しをする時期によく素人芝居をやったそうなので、秋の噺とされています。スーパーでもここの所「棚卸し」が多い感じがします。
今は軽い艶笑噺として演じられていますが、元は「五段目」の後半の噺だったと言う説もあります。

【原話】
1785年の「猫に小判」の「ふんどし」。1826年の「滑稽笑顔種」の「虫拳」等です。


【ストーリー】
町内の素人芝居で
「天竺徳兵衛」の「忍術ゆずり場」を出すことになったのですが、伊勢屋の若旦那が来ません。
どうやら、あてられた蛙の役が嫌で来ない様です。
店の定吉を説き伏せて役をやらせる事にしたのですが、今度は舞台番の半公が来ません。
定吉を使いにやると、芝居ではなく舞台番を当てられたのが不服の様です。
そこで番頭さんが、一計を案じ、半公が岡惚れの小間物屋のみい坊が
「役者なんかしないで舞台番と逃げたところが半さんらしくていい」
と、誉めていたと、だまして連れてこいと言いつけ、定吉を使いにやります。
これを聞いて有頂天になった半公、どうせならと、
自慢の緋縮緬のフンドシを質屋から急いで請け出し、湯屋で入念に「男」を磨く始末です。
何時まで待っても来ないので、「来ないとみいちゃん帰っちゃうよ」と言うと、
半公は慌てて湯屋から飛び出します。
もちろん自慢のふんどしも締め忘れたままです。
ふんどしを締め忘れた事に気がついていない半公は止せば良いのに、道行く知り合いに前をまくって見せて歩きます。
そのまま芝居に駆けつけたから芝居が始まりますが、場内はシーンと見入っていて騒ぐ者はいません。
じれた半公は自慢のモノを見せたいが為に、声を荒げ出します。
一人、二人と気がついた人が騒ぎ出します。
「ありがてえ」と益々調子に乗って半公は舞台番の位置から飛び出します。
いよいよ見せ場の忍術ゆずり場。
ドロンドロンと大どろになるが、ガマの定吉が出てきません。
「おいおい、ガマはどうした。」「へへっ、出られません」
「なぜ?」「あすこで、青大将がねらってます」

【演者】
 もう色々な噺家さんが演じています。六代目圓師も生前はよく演じていました。今でも寄席で結構かかりますね。寄席などでは結構女性客が喜んで聴いてる気がします。穿った見方でしょうかw

【注目点】
もうこれはいかに可笑しくもさらりとやるかですね。粋に演じる事が求められますね。

『能書』
昔はなんたって芝居が一番の人気です。人気も高いです。他の噺でも小僧の定吉が用足しのついでに一幕だけ芝居を見て帰り、バレて蔵にお仕置きの為、入れられるなんて噺がありますが、もう老若女男皆夢中だった様ですね。すると、今でもそうですが、憧れのスターと同じになりたいと言う気持ちが沸き上ります。
今ではカラオケやコスプレ等ですが、それが昔は自分達でも、憧れのスターと同じ芝居をやってみたい!
 と思う訳です。そんな素人芝居を茶番と呼びました。「とんだ茶番だぜ」なんて言葉は今でも使いますね。

『ネタ』
云われは歌舞伎の大部屋役者が、毎年五月二十九日の曽我祭の日に酒宴を催し、その席で、当番が面白おかしく口上をのべたのが始まりでそれを「酒番」と言いました。
享保年間(1716〜36)の末に、下戸の初代澤村宗十郎が酒席を茶席に代えたので、
酒番も茶番になりました。宝暦年間(1751〜64)になると、遊里や戯作者仲間、一般町人の間にもこの「口上茶番」が広まり、素人芝居に口上茶番の趣向を加味した「素人茶番」も生まれました。
「芝居」と銘打つとお上が煩いので、あくまでタテマエは茶番とし、商家の祝い事や町内の催しものに、アトラクションとして盛んに行われました。

今月いっぱいでyahooブログは更新が出来なくなります。多分この記事が最後になるかも知れません。
 長い間、本当にありがとうございました。今後はライブドアの方で続けさせて戴きます。
 もし、興味がありましたら「はじめのブログ」http://hajime-17.blog.jp/ の方においで下さるようにお願い致しますm(_ _)m

 今まで本当にありがとうございました!

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    yahooブログでの終演(サゲというべきでしょうか?)お疲れ様でございます。
    最初はlivedoorブログでお世話になり、その後こちらもお教えいただきちょこちょこと寄せてもらってました。御礼申し上げます。
    livedoorブログでもよろしくお願いいたしますm(__)m

    この噺「「五段目」の後半の噺」とお書きのように、圓喬などは『五段目 別題:吐血(とけつ』に続いて演じておりました。
    速記を読みますと、あの気取った圓喬にしては、
    「町内にもこれくらいのものを持っている奴はほかにねぇ」
    とか
    「咬(くわ)えて引っ張ってみな、ゴソゴソいうぜ」
    など、ほぼ現代の形で下ネタ満載です。
    あたくしは現在FC2ブログに移行いたしましたのでお暇なときにでも⋯⋯。
    圓喬の『蛙茶番 別題:素人芝居』は以下になります。
    https://dasokutachibanaya.blog.fc2.com/blog-entry-434.html

    立花家蛇足

    2019/8/28(水) 午後 0:10

  • > 立花家蛇足さん
    今まで色々とありがとうございました!
    これからも宜しくお願い致します!m(_ _)m
    FCの方にもおじゃまします(^^)
    しかし、今のそのへんの文句は、かの圓喬師の頃からだったのですね。勉強になります(^^)

    shobuen2

    2019/8/28(水) 午後 0:48

  • YAHOOブログで最期ですか。ご苦労様でした。
    今後とも新天地で宜しくです。

    蛙茶番は、金馬師匠で道をつけておたがき、圓生師匠、小三治師匠、柳朝師匠で楽しませていただきました。程の良いバレ噺ですね、と言うかご指摘のように「さらりと」やらないと、げすになっちゃいますね。半さんの時間をかけた準備にじりじりしてくるのをどこまで引っ張るかも腕の見せ所ですね。

    キャバン

    2019/8/28(水) 午後 2:35

  • > キャバンさん
    長い間、ありがとうございました!
    向こうでも宜しくお願い致します。
    定吉の演じ方も重要ですね(^^)

    shobuen2

    2019/8/28(水) 午後 2:39

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