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コンサルティング会社時代の上司から、こういう話を聴いたことがある。
「コンサルタントは、緊張感がなくなったら、終わりだよ。」
何回か投稿した通り、その時代の稼働にはすさまじいものがあった。
ほとんど毎日のようにクライアント(複数の)企業にお邪魔する。
親しくなる。疲れも溜まってくる。ともすると、いわゆる緊張感がなくなってくる、・・・。
こういうときに、失敗をする。
もちろん、そうは言っても、新人(歳をとった)の間は緊張の連続、緊張しっぱなしである。
私の経験では、丸一年くらいは、何が何だか分からないまま過ぎてしまう。緊張していて、覚えていないのである。クライアントからしてみると、まこと失礼な話である。
そして、あるプロジェクト(クライアント企業)のリーダーを務めさせてもらう頃、ようやく自分の中で、コンサルティングをしている、と実感するようになる。この頃から、緊張感も少しずつ和らいでくる。
私は都合4年間しか修行をしなかったが、辞める頃には、「妙な」緊張感はなくなっていた。
最近では、生意気なようだが、この「緊張感を楽しんでいる」。
企画書を創る。テキストを作る。ここで仕事のほとんどは終わり、と投稿したことがあるが、その通り。
当日はクライアント(受講者)の状況を見て、その場(雰囲気)で若干の修正を加えつつお話しする、というたいへん重要な、いわゆる「本番」。しかし、私は、準備がきっちりできていると確信が持てれば、当日は楽しむことにしている。
全然分からない、知らない世界だが、ミュージシャンや役者さんなんかもおそらくそうなのではないかと思う。もちろんたいへんな緊張もあるのだろうが、乗っている彼らを見ているとき、「あー、楽しんでるなぁ」と感じ、そういうときの方がパフォーマンスがいいような気がするのだ。
少しの緊張感は絶対必要、しかし、必要以上の緊張感は不要 !!! 逆に、その緊張感を楽しむべし !!!
そういえば、伴侶は、私のことを「噺家」と呼ぶ。(笑)
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