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羽生王座・棋聖が広瀬王位に挑戦する第52期 王位戦 第7局は、116手で後手の羽生二冠が勝ち 5期振りに王位のタイトルを奪回した。 羽生新王位は、これで通算タイトル80期で歴代最多獲得記録に並んだ。 先ずは、羽生新王位、おめでとう!! 落ち着く場所に、戻った、帰宅したっていう感じですね。 それにしても、今日の最終局、ファンは大満足したんじゃあないだろうか。 タイトルを奪取するにしても、防衛するにしても、 広瀬の四間飛車穴熊 対 羽生の居飛車 の対抗型 で勝負を着けなければ、ファンは納得しない。 流石、羽生二冠である、百も承知とばかり、先手広瀬の十八番、四間飛車穴熊を受けて立った。 *----------*----------*----------*---------*----------*----------* 第1局の見所は、まず、先手広瀬王位の▲8五桂の局面だ。 【図1.49手目、▲8五桂まで】 自分の桂馬は逃げて、相手の桂香を拾って勝つ想定だ。 その上、後手の飛車を遊ばせ、5四銀から5五馬が実現すれば、圧勝だろう。 流石、振り飛車慣れしている広瀬だ、と感心した。 数手後、後手羽生二冠が△9九飛成りと、香車を拾った局面だ。【図1.56手目、△9九飛成りまで】 広瀬王位の想定通りで、香車しか取れない後手は勝てないだろうなあ、と見ていたら、 なんと広瀬王位の感想は、 「 ここで何をやるか分かりませんでした 」 だった。 へえー!? さらに数手後、後手羽生二冠が△4二飛と転回した局面だ。【図1.62手目、△4二飛まで】 おおーっ! 蟄居していた後手の飛車が急所に利いてきた。 これなら、私でも、後手十分と判断がつく。 控え室も、広瀬の穴熊特有の粘り強さを警戒しつつも、後手優勢と判断した。 この後は、危なげなく羽生二冠が寄せきって勝った。 *----------*----------*----------*---------*----------*----------* 【ニュース冒頭】 広瀬章人王位(24歳)に羽生善治王座・棋聖(40歳)が挑戦する第52期 王位戦 七番勝負 第7局が 9月12日から神奈川県秦野市『 陣屋 』で行われ、13日19時1分、 羽生二冠が116手で広瀬王位を下し、5期振りに王位のタイトルを奪回した。 羽生新王位は、これで通算タイトル80期で故大山康晴十五世名人の持つ最多獲得記録に並んだ。
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迷人戦棋譜速報
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今回キツイかなぁと思ってましたけどさすが羽生さんですね。
棋譜見ましたけど、私見では振り穴がいい場面が一回もなかったかと。
62手目になっては居飛穴必勝で、寄せも緩みなし!快勝ですね^^
2011/9/14(水) 午後 9:50 [ 清和会 ]
追加^^
広瀬王位が何をやるか分かりませんでした。の局面。
▲5四銀には5筋の垂れ歩絡みの攻めが生まれるし(例えば△5八歩▲同金△5一香)▲3四銀にはすぐ△3五歩があるという意味かなと思いました。
ゆえに歩を取りにくいんですよね。となると▲7三桂成なんですが、本譜▲6一角△4一香の交換からの検討順で居飛車良しっぽいですね。
4八金型で4七歩が利く形は勝ちにくいですよね。
2011/9/14(水) 午後 10:02 [ 清和会 ]
更に追加^^;
▲5四銀には△4七歩から▲5八歩の方が明快ですね^^
2011/9/14(水) 午後 10:04 [ 清和会 ]
清和会さん
なるほどー。よく解りました。
只だからと、喜んで歩を取ると、と金攻めのしっぺ返しがあるんですかあ。
棋譜のミニ解説では、披露されていなかった説明です。
大盤解説会なら結構詳しくやってくれるんですが・・・
有難うございました。
流石、実力五段ですね。
感心しました。
2011/9/16(金) 午前 11:23 [ 銀桂一行 ]