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番外編その1は、品が良く、格式が高かった。フフフ。 大体から登場人物が将棋界の重鎮ばかり。 ちょっと気後れするが、平成時代のやや軽めのものを一つ加えよう。 「 将来名人になったら、今日の反則負けが有名なエピソードになるで! 」 井上慶太 ・・・反則負けした糸谷哲郎を慰めたときの言葉 これは、糸谷の人物像を知る人には微笑ましく感じる話である。 そして、子供を指導する奨励会幹事長、謂わば教師のような立場の言葉として、上手いなあ、と感心する。 糸谷哲郎六段は、高校1年で奨励会三段リーグに入り、3年生のとき四段昇段、翌年、大阪大学に入学した、 正に天才である。 その彼には、非常に珍しい反則負けが幾度かあることで有名。 奨励会時代(12歳当時)に、佐藤天彦(現七段)との対局で、取った駒を相手の駒台に置いてしまい、 当時の奨励会幹事であった井上慶太に自ら申告し、裁定の結果、反則負けとされた。 糸谷は、悔しさのあまり泣いたのだが、井上が 「お前、将来名人になったら、今日の反則負けが有名なエピソードになるで!」(注1.) と慰めると、糸谷はニコッ笑って「そうですかねえ」と機嫌を直したそうだ。(笑) 畠山鎮七段は、糸谷のことを「頭の回転に指がついてこない」と表現している。(注2.) 一番的を得た人物評だろう。 *----------*----------* 【注解】 注1. 第59回NHK杯 糸谷vs○○戦の解説での談話 解説者:井上慶太八段 注2. 第59回NHK杯 糸谷vs○○戦の解説での談話 解説者:畠山鎮七段 *----------*----------* 【参考】 将棋史上最高の名言ベスト5 将棋の名言 第6位以下。将棋史上の名言 将棋の名言 番外編その1。将棋史上の名言 将棋の名言 番外編その2。将棋史上の名言 |
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