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三段リーグ突破者(四段昇段者)90名の成績には、それぞれ特徴があって、7つのタイプに分類できる。 今回は、我慢型を見て頂こう。 【我慢型】 ガマンと読む、間違ってもワガママと読まないように(笑) 我慢型は、成績は良かったのに、なかなか卒業できなかった本来天才型の者だ。 我慢型は、次の条件の者だ。 6期以上在籍し21歳以下、通算勝率.610以上、昇段時13勝以上。この条件に当て嵌った者が7名いる。 今回は、是非とも紹介したい2名を見て頂く。 まず1人目が斎藤慎太郎(現五段)だ。 早速、彼の三段リーグでの成績をご覧願おう。 彼は18歳で卒業したものの8期を要した。 昇段者の平均は6.5期なので、明らかに長い。 それでも、負越しなし、通算勝率も.660、で卒業した。 凄い! 常識的に考えれば長期在籍すると言うことは、成績が振るわなかったはずだ。 にも拘わらず、8期も在籍しながらの通算勝率.660だ。 この勝率は、5期以上在籍した者の中での歴代最高勝率、第1位だ。 特筆すべきことだ。 前回説明した晩成型、サラブレッド西川和宏四段の通算勝率.597と比較すれば解る。 4期で卒業した西川と違い、2倍かかった斎藤の苦労が滲む。 また、三段になった年齢が違う。 西川が20歳、斎藤は14歳だ。 早い!! もし、斎藤が4期ぐらいで卒業していれば、完全に天才型だったのだ。 さて、2人目が、佐藤天彦(現七段)だ。 彼も斎藤と同様18歳で卒業したが、同じく8期を要した。 負越しなし、通算勝率も.653、で卒業した。 この勝率は、5期以上在籍した者の中で、斎藤に次ぐ、史上第2位だ。 佐藤は、第34回、第35回と次点を2回取り、フリークラスでの四段昇段の権利を有したのだが、 それを放棄して三段リーグに残ったことで有名だ。 現在の活躍は、その三段リーグでの苦労が実ったのだろう。 斎藤もきっと活躍するに違いない。 おっと失礼! 斎藤は昨年度、あの大所帯のC級2組を初参加で42人抜きして昇級したんだっけ! *----------*----------* 【我慢型メンバー 7名】 斎藤慎太郎 佐藤天彦 千田翔太 稲葉 陽 戸辺 誠 村田顕弘 堀口一史座 <年齢勝率順> *----------*----------* 【プロフィール】 斎藤 慎太郎(さいとう しんたろう)五段 1993年4月21日生。20歳。奈良県奈良市出身。畠山鎮七段門下。 順位戦C級1組。竜王戦6組 佐藤 天彦(さとう あまひこ)七段 1988年1月16日生。26歳。福岡県福岡市出身。中田功七段門下。 順位戦B級2組(今期B級1組へ既に昇級を決めた。) 竜王戦1組-1期 *----------*----------* 【統計の解説】 現在、第54回を迎えているので、発足して27年目である。 統計は、第11回(1992年)〜第53回(2013年)までの43期分、約22年分である。 第1回からの統計にしなかった理由は、次の3点である。 1.第1回在籍者の在籍期間が、1期となってしまい数値として不適当になる。 2.第1回は17名、第2回は16名と少なく18戦になったのは第3回以降。 3.構成員が30名を超えるのは第11回以降。 よって、今回、統計をとるに当って第10回以前を除外した。 また、昇段、退会に関する規約が途中変更されている。(注1.) 次点2回者も同等の昇段者として扱い統計に加えた。 なお、編入試験で四段になった瀬川晶司氏は、三段リーグで退会者として扱った。 また、同じく編入試験で三段リーグへ再度参加した、今泉健司氏は、通算した。 *----------*----------* 【注解】 注1.昇段、退会に関する規約が途中変更 1997年以降次点を2度取ったものは、フリークラスの四段に昇段する権利を得る。 奨励会発足時は年齢制限がなかったが、1968年に「満31歳の誕生日までに四段に昇段できなければ奨励会を退会」 という規定を 設ける。その後、1982年に満26歳に引き下げられてた。1994年に次の延長規定を追加する等して現在に至る。 満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を迎える三段リーグ終了までに四段に昇段できなかった者は退会となる。 ただし三段リーグで勝ち越しを続ければ満29歳を迎えるリーグ終了まで延長して在籍できる。 年齢・勝ち越し条件に関係なく三段リーグに5期(2年半)在籍できる。 *----------*----------* 【参考】 *----------*----------* |
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2016年現在この我慢型の方が活躍しております^ ^
2016/10/28(金) 午前 7:26 [ しょう ]
しょうさん
コメント有難うございます。
我慢型の棋士は注目ですね。
2016/10/28(金) 午前 8:39 [ 銀桂一行 ]