将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

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以前、三段リーグに在籍中の都成竜馬と宮本広志を紹介した。(敬称略)

進行中の第54回三段リーグも、残り2局、最終例会が3月8日(土)に行われる。


前日の3月7日に「 将棋界の一番長い日 」ことA級順位戦最終局が行われる。(注1.)

将棋界で最も注目されるイベントの一つだ。

しかし、奨励会員にとっての「 一番長い日 」は、年2回ある三段リーグ最終例会だろう。

A級と同じくらい楽しみにしている。


さて、私の注目はする三段は、都成と宮本の両名だけではない。

他にも、星野良生、西田拓也、杉本和陽の3人がいる。

13勝しながら昇段出来なかった例の中に、この3人と宮本を加えた4人が挙がっていたからだ。


「 13勝出来る者は、後々であろうと必ず昇段する。」

この法則を守って貰わないと困るのである。フフフ

私としては、是非とも、この4人に昇段して欲しいのである。はい。


更に、増田康宏(15歳)が注目だ。

16歳以下で昇段すれば天才型だ。

よって、合計6名。


12月15日、9回戦終了時点で、次のような順位になっていた。(抜け番の関係で対局数が異なる。)


【第54回三段リーグ 一部抜粋】
イメージ 1


この時点で、慶田、大橋 、高野の3人が7勝で、続いて、西田、星野、宮本は6勝2敗。

都成 5勝3敗。増田、杉本 3勝5敗。


私の応援する6人は、どうも雲行きが怪しい。

新人王の都成は一体どうしたことか。

3敗は苦しい。

せめて2敗に留めないと・・・


前半6勝2敗の3人は、後半7勝3敗が必要だ。

これは大いに可能性がある。

5勝3敗の都成は、開始順位(旧順位)12位なので、後半8勝2敗が最低条件。

厳しい状況だ。

増田、杉本は、圏外。


ところが、16回戦を終って見ると、


【第54回三段リーグ 一部抜粋】
イメージ 2


星野が12勝で単独トップ。

宮本、大橋、梶浦が、11勝でこれを追う。


驚いたことに、星野、宮本がツートップだ!

ヤッタア!

カモン!カモン!


前半戦上位3人の星が伸びていず、結局、13勝を巡る争いになっている。

面白い!

あらためて14勝のハードルは簡単に越せないことが証明された。


星野は開始順位2位なので、ほぼ当確。

1勝すれば自力、2連敗しても昇段する可能性が高い。

宮本、大橋、梶浦は、1勝では頭ハネを喰らう可能性大だ。

2勝が必須だ。

西田以下5人も、2勝すれば可能性はある、とは言うものの前の3人が全敗してくれないと昇段できない。

直接対決が無いので、残念ながら絶望と言える。


解りやすく昇段の確率をパーセンテージで表すと、

星野 93.5%
宮本 36.9%
大橋 24.3%
梶浦 16.7%
西田 13.2%
慶田 7.9%
福間 5.9%

以下、都成、増田の2人は、1%未満である。(注2.)



3月8日、今週土曜日、「 奨励会の一番長い日 」

結果は如何に!

A級と同じくらいワクワクする。


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【追記】

9勝の増田にも、一縷の望みがある。

開始順位3位が利いている。

恐ろしいものだ。

前期の成績がものを言っている。

継続するリーグ戦で消化試合が無いのはこれがあるからだ。

今期の1勝は、来期の1勝。

順位1つは、白星1つ。

同じ11勝でも、開始順位9位の宮本と32位の梶浦では、天と地の差だ。


杉本も猛ラッシュを掛けたのだが、前半が悪過ぎた。

逆に前半戦3位だった高野は、大失速。


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【第54回三段リーグ】


2013年10月〜2014年3月 メンバー39名 最年少15歳、最年長28歳

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【プロフィール】

都成 竜馬(となり りゅうま)
1990年1月17日生、24歳
出身地 宮崎県
師匠 谷川浩司九段


宮本 広志(みやもと ひろし)
1986年1月27日生、28歳。リーグ最年長。
出身地 大阪府
師匠 森安正幸七段


星野良生(ほしのよしたか)
1988年8月10日生、25歳
出身地 埼玉県
師匠 西村一義九段

星野は5年前の新人王戦で佐藤天彦(現七段)と決勝戦を争ったことで記憶に残っている。
第39回(2008年)新人王戦 決勝戦 佐藤天彦四段 2−0 星野良生三段
また、ゴキゲン中飛車対策の超速3七銀戦法の発案者として勝又六段が、折に触れ紹介している。


西田拓也
生年月日 不明。22歳
出身地 京都府
師匠 森信雄七段

慶田義法
生年月日 不明。21歳
出身地 兵庫県
師匠 井上慶太八段

福間健太
生年月日 不明。24歳
出身地 大阪府
師匠 伊藤博文六段

大橋貴洸
生年月日 不明。21歳
出身地 東京都
師匠 所司和晴七段

梶浦宏孝
生年月日 不明。18歳
出身地 東京都
師匠 鈴木大介八段

高野智史
生年月日 不明。19歳
出身地 埼玉県
師匠 木村一基八段

杉本和陽
1991年9月1日生、22歳
出身地 東京都
師匠 伊藤能

増田康宏
生年月日 不明。15歳。リーグ最年少。
出身地 東京都
師匠 森下卓九段

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【注解】

注1.「 将棋界の一番長い日 」とは、A級から陥落する運命の2名が決まる最終回。
 陥落に絡む棋士が、瀬戸際の血の滲むような戦いを繰り広げる。

 陥落と言う悲壮な戦いでありながら、見守る棋士達は、皆、尊敬の念を抱いており、いつか自分もあの席に座り、注目されたいと願う。

 語源は、大宅壮一著『日本のいちばん長い日』(文藝春秋社 初版1965年)である。
 東宝創立35周年記念作品として1967年(昭和42年)に映画化にもなった。

 タイトルの「日本のいちばん長い日」とは、昭和天皇や閣僚たちが御前会議において降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から、国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を指している。


注2.昇段の確率

 この確率は、対戦相手及び抜け番も考慮して計算している。

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【参照】


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