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「封じ手の駆引き」で有名なエピソードと言えば、将棋界ではなく、隣の囲碁界の方だろう。 第2期 名人戦 第6局 藤沢秀行名人 VS 挑戦者坂田栄男九段(注1) 坂田が封じ手の定刻間際に着手。 自分に封じ手をさせようという坂田の作戦に怒った藤沢名人が、すかさず次の手を打つが、 坂田も間髪入れずに着手、藤沢に封じ手をさせた。 この盤外戦に動揺した藤沢はこの封じ手で悪手を打ってしまい、この碁を落とした。 次の第7局では、藤沢が定刻数秒前に打って坂田に封じ手をさせることに成功したが、 結局この碁にも敗れ、名人を失う結果となった。 これは、封じ手が好きとか、嫌いとかの問題ではなく、完全な盤外戦術 相手を動揺させようという魂胆 いや〜、迫力ありますよね〜 ワクワクしますよね〜 坂田栄男だからこそ、赦せるって感じ 役者ですよね〜 『 ヒカルの碁 』の桑原本因坊は、明らかに坂田がモデル。 いい味出してますよね〜 この盤外戦術も相手が、藤沢だったから、効果があった。 藤沢秀行って、破天荒な呑んべのダラシナイ男・・・じゃあないんです。 若い頃、--- まだ、競輪競馬や酒を知る前 --- 真面目を絵に描いたような男。 真摯に囲碁に向き合った棋士として有名なんです。 将棋界で言えば、古くは山田道美、現在では三浦弘行、郷田真隆ってところでしょうか。 こういう藤沢 VS 坂田のドラマとなると、もうコンピュータソフトの入る余地は微塵もありませんよね。 話は、どんどん横道に逸れちゃいますが、先日の王将戦 七番勝負 第2局(注2) 挑戦者郷田九段が大頓死を食らいましたよね。 最終盤での大ポカ、大チョンボ。 私は、あれがどうにも赦せなかった。 1日目が台無しじゃあないか、と。 確かに、郷田のポカも人間らしい証でしょう。 しかし、藤沢vs坂田のドラマに劣るような印象なんです。 皆さんは、どう思いますか? *----------*----------* 【注解】 注1.第2期 囲碁(旧)名人戦 挑戦手合 第6局 昭和38年9月21-22日 藤沢秀行名人 VS 挑戦者坂田栄男九段 藤沢は、当時を振返って、「盤外戦術ではなく、純粋に囲碁で勝負したかった」 というニュアンスの言葉を残している。 なお、囲碁の名人戦は、読売新聞主催で昭和37年〜昭和50年まで14期行われたのを旧名人戦。 昭和51年から朝日新聞主催に代り新名人戦と呼ばれている。 現在の第39期は、昭和51年を第1期としたもので、旧名人戦の期を引継いでいない。 注2.第64期 王将戦 七番勝負 第2局 156手までで渡辺王将の勝ち。 153手目郷田九段の▲3八銀が△4八銀を見落とした敗着。 代えて▲4一角なら先手勝ちだった。 頓死と言っていいだろう。 〔154手目△4八銀まで〕 *----------*----------* 【シリーズ「封じ手の駆引き」】 |
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「ヒカルの碁」もご存じなんですね。
あの「サイ」のような、平安時代の棋士がいたら楽しいですよね。
坂田さんは、好きでしたね。
現代では、井山名人が強いですからね。
将棋は羽生、囲碁は井山ですからね。
井山さんの全冠制覇を応援しています。
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将棋王将戦第2局のポカがなければ、今2−1でリードしている
ことになります。
まあ、ポカをするから人間なんでしょうね。
郷田9段、王将位を奪取してくれないかなあ〜。
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今日のNHK杯、ご覧になりましたか?
面白かったですね。
NHK杯も、名人戦の挑戦者も、行方8段の目がありますね。
さて、どうなることでしょう。
そうそう、最近将棋の記事を2本書きました。
時間があるときにご笑覧くださいな。
ではまた。
2015/2/1(日) 午後 4:45
おはようございます。
日曜ブロガーの銀桂さん、今日は記事の更新がありますでしょうか?
さて、A級リーグ戦が佳境に入ってきましたね。
朝日デジタルの「アラフォー2棋士が躍進 将棋名人戦A級順位戦」が
写真、年齢、最終対局者入りで、分かりやすいようです。
久保9段と行方8段が6勝2敗でトップです。
渡辺2冠と広瀬8段も5勝3敗で、可能性は残っていますが、
久保か行方のどちらかで決まりだと思います。
個人的には、羽生VS行方の7番勝負を観てみたいと思います。
銀桂さんは、どう予想されますか?
☆羽生さん、20回目の賞金王
☆王将戦、郷田が勝って1勝2敗に
☆里見さん、復活なるか?
この辺も注目でしょうか?
NHKのBSプレミアムで、
「運命の一手 渡辺竜王 VS 人工知能・ボナンザ」1月26日放送
「頭脳の限界に挑戦!?バラエティー大逆転将棋」1月28日放送
をご覧になりましたか?
録画いたしましたよ。
電話番号が分かれば、お知らせしたのですが・・・。
今日は、日曜日。将棋トーナメントも愉しみですね。
今年のN
2015/2/8(日) 午前 6:54
トリトンさん
返信が遅くなってゴメンナサイ
先週は仕事が忙しく、体力的にも、精神的にも疲れ切ってしまい。
ペンを持つ(キーボードを叩く)気力すら湧いて来ませんでした。
A級最終局、どうなるでしょうねえ。
今年は粋な計らいで、3月1日、日曜日に行われるみたいですね。
たっぷり楽しめそうです。
2015/2/11(水) 午後 7:01 [ 銀桂一行 ]