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藤井聡太四段の強さは、並みの新四段どころではない。 A級並み、否、名人竜王と戦っても、軽く勝ち越すのではないか、と期待させる逸材だ。 それは、表面上の勝敗だけではなく、内容が図抜けているのが理由だ。 感想戦を観て同じ印象を抱いたのは、私だけではないだろう。 恐らく、先輩棋士は全員、衝撃を受けたに違いない。 低段者を相手に「 終盤で逆転勝ちする荒削りな小僧 」が連勝しているだけ、と、 先輩棋士は高を括っていた。 ところが、全く違う。 序盤・中盤に隙がないどころか、上手い。 そんな、馬鹿な!? 有り得ない! 突然、14歳の、異次元の、七冠棋士が出現した印象なのだ。 「 青天の霹靂 」とは、正に是だ。 先輩棋士、全員、雷に打たれて棒立ちなのである。 *----------* この藤井聡太君が、何故こんなに迄強いのか? 烏滸がましい、と承知だが、その強さの背景を分析してみる。(読み:おこがましい) であろう。 よって、この3つの視点で、聡太四段の強さを探ってみよう。 今回は、「1.強い人に教わりなさい 」を考えてみる。 師匠の杉本七段は、聡太少年と随分指したらしいが、特別恵まれた環境だったとは思えない。 羽生三冠や、渡辺竜王が師匠ではないのだ。 杉本七段の談話「自分は聡太四段と指すと、とても楽しいのだが、あまり局数を重ねると悪影響を及ぼすのではないか、と思い控えた」と吐露していた。 では、聡太四段は先輩棋士との研究会で勉強していたのか? 答えは、否。 彼は関西奨励会所属だったとは云え、愛知県在住の中学生なのだ。 従って、関西の若手棋士と頻繁に研究できる環境だった訳ではない。 *----------*----------* 【補足】 「1.強い人に教わりなさい 」の一番良い方法は、プロ棋士にマンツーマンで指導してもらうことだ。 大事なことは、局後、どこが悪かったのか、良かったのか、指摘して貰うことで、これが重要なのだ。 *----------*----------* 【藤井聡太四段 炎の七番勝負〜New Generation Story〜】 師匠の杉本昌隆七段(48歳)は、七番勝負では羽生善治三冠(46歳)などトップ棋士がずらりと並ぶが 「全部負けてしまうかもしれないが、逆に全部勝ってもそんなに驚かない」とコメントした。 弟子に取った時から「びっくりするくらいの才能を持っていた」と認める逸材だけに、デビュー以来の好調ぶりも想定内だ。 「最年少四段の記録を打ち立てたわけですから、次は最年少のタイトルを期待しています」と語る。 【七番勝負の対戦相手と勝敗】 結果:藤井聡太 四段(14歳)の6勝1敗 第1局 vs △増田康宏 四段(19歳) 95手で先手藤井の勝ち。 第2局 vs △永瀬拓矢 六段(24歳) 114手で後手永瀬の勝ち。 第3局 vs △斎藤慎太郎 六段(22歳)91手で先手藤井の勝ち。 第4局 vs △中村太地 六段(28歳) 117手で先手藤井の勝ち。 第5局 vs ▲深浦康市 九段(45歳) 122手で後手藤井の勝ち。 第6局 vs △佐藤康光 九段(47歳) 95手で先手藤井の勝ち。 第7局 vs △羽生善治 三冠(46歳) 111手で先手藤井の勝ち。 *----------*----------* 【歴代連勝記録分析の記事】 |
棋士の分析
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待っていました。
銀桂さんは、強くなる秘訣を
1.強い人に教わりなさい
2.毎日、詰将棋を解きなさい
3.沢山指しなさい
としました。 フムフム。
将棋ファンなら気になるシリーズです。
興味深く拝読させていただきました。
「炎の7番勝負」の結果一覧もありがとうございました。
2017/5/14(日) 午後 2:55
トリトンさん
有難うございます。
シリーズになるか、どうか・・・
頑張ります。
2017/5/16(火) 午前 0:35 [ 銀桂一行 ]