将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

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いや、いや、いや、驚きましたね〜

まさか!まさか!

ポナンザ(Ponanza)が完敗するなんて・・・

今や、レーティングが3900を超えて、計り様の無いコンピュータ将棋『ポナンザ』。

そのポナンザを二次予選、決勝と二度破ったのですからエルモ(Elmo)の完勝です。


笑いを誘った光景がある。

エルモが優勝した瞬間、会場が拍手喝采に包まれたんですね。

ポナンザの負けをヤンヤと囃し立てたんですね。


昨年、技巧が二次予選でポナンザを破ったときも色めき立ったんですが、

結局、決勝で敗れて2位に甘んじた。

今年も、同じだろうという空気だっただけに、尚更、盛り上がったようです。


さて、決勝戦の『エルモ』vs『ポナンザ』、凄い将棋でしたね。


83手目▲9七同歩の局面、ここからポナンザの猛攻が始った。



【図1.83手目▲9七同歩まで】
イメージ 1


この時点の評価値「エルモが+−を行ったり来たり。ポナンザが+100」だったそうだ。

そこから、いきなり角切り!?


【図2.84手目△9七同角成まで】
イメージ 2


誰もが、ポナンザの勝ちを信じた。

一見無理と思われる強引な攻めで、ほぼ100%の勝ちを収めてきた実績があるからだ。


進んで、△7七香の局面。


【図3.100手目△7七香まで】
イメージ 3


人間が先手側なら、気力を失い、投了していても可笑しくない局面です。

ポナンザの信用は絶大ですからね。

ところが評価値は「エルモが+600。ポナンザが±0」

評価値の+600は、人間で云えば「優勢」、CPでは、期待勝率7割だそうです。

要するに「エルモは受けきれると判断しており、

ポナンザは互角か、千日手模様という判断。」

さあ、どちらの判断(=読み)が正しいのか?

痺れますね〜、ワクワクしますね〜

( 淀川長治調 )

更に進んで、後手ポナンザの△6八銀不成に対して、エルモが▲7八玉と上がった局面。


【図4.125手目▲7八玉まで】
イメージ 4


増田四段の解説に因ると、ポナンザはどうもこの▲7八玉が読み抜けていたのではないか、とのこと。

ここからポナンザの評価値が大きく反転した。

「 エルモが+1000を超え、ポナンザが−500 」

ポナンザが自身の劣勢を確認した!

読み負け!!

うわ〜っ!!


CP将棋用語で、「エルモが説得」し「ポナンザが反省」した訳だ。

この後、エルモは入玉を果たし、ポナンザ玉を仕留めた。

エルモの完勝!


*----------*----------*
【ニュース冒頭】

第27回世界コンピュータ将棋選手権

開催日:2017年5月3日(水)〜5日(金)

場所:神奈川県川崎市

主催:コンピュータ将棋協会 (CSA)

特別協力:公益社団法人 日本将棋連盟


【結果】

二次予選、決勝と『ポナンザ』(Ponanza)を破った『エルモ』(Elmo)が初優勝を果たした。

『エルモ』(Elmo)が大会で唯一敗れた相手は、二次予選での『技巧』。


<二次予選>( SOLC値 )

 1位、エルモ、8戦1敗(45.0)
 2位、ポナンザ、8戦1敗(44.0)
 3位、クジラ、6戦3敗(52.0)
 4位、読み太、6戦3敗(49.0)
 5位、技巧、6戦3敗(47.0)
 6位、HoneyWaffle、6戦3敗(42.0)
 7位、NineDayFever、5戦3敗1分(41.5)
 8位、タヌキ、5戦4敗(52.0)

<決勝>

 1位、エルモ、7戦0敗、優勝
 2位、ポナンザ、6戦1敗
 3位、技巧、4戦3敗

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閉じる コメント(2)

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ポナにも勝てるソフトがあったなんて。ツイでelmoのことは知ったのですが、どんだけ強いんだ・・・って思いました。

2017/5/7(日) 午後 3:40 ふゆか 返信する

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ふゆかさん

技巧はフラッドゲイトでは、ポナの上だったみたいですけどね。

昨年、期待されましたが、予選で勝って、決勝で負けてしまいました。

2017/5/10(水) 午前 9:22 [ 銀桂一行 ] 返信する

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