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であろう。 よって、この3つの視点で、聡太四段の強さを探ってみる。 今回は、「2.毎日、詰将棋を解きなさい 」を考える。 これに関しては、100点満点であろう。 彼は、12歳から3年連続、詰将棋解答選手権で優勝したのだから、申し分ない。(注1) 詰将棋に措いては、プロ棋士全員の頂点に立っていると云って過言ではない。 だが、「 詰将棋の解答能力=指し将棋の強さ 」ではない。 過去に詰将棋の得意な新人棋士は、数多(あまた)居た。 最右翼は、『高速の寄せ』の谷川浩司九段であろう。 しかし、新四段当時は、終盤で逆転勝ちする将棋、すなわち「荒削り」であった。 まあ、人間を引き合いに出すまでも無い。 将棋ソフトは、二十年前から詰将棋に措いては人間を凌駕していた。 しかし、指し将棋においては、アマ初段の棋力すら無かった。 ところが「藤井四段は序盤中盤もしっかりしている」と、解説者は驚きを隠さず口を揃え、 対戦した羽生三冠も、第一声がそうであった。 師匠の杉本八段によると、「ここ半年で序盤中盤が強くなった」と語っている。 【結論】 詰将棋の解答能力が、彼の強さの支え、背景、自信であることは事実だろうが、 イコール指し将棋の強さの根幹ではない。 *-----------*-----------* 【注解】 注1.詰将棋解答選手権 チャンピオン戦の結果 第1回(2004年2月22日) 1位:宮田敦史四段 2位:東野徹男アマ 3位:上野裕和四段 第2回(2005年3月6日) 1位:宮田敦史五段 2位:柳田明アマ 3位:神谷崇アマ 第3回(2006年3月21日) 1位:宮田敦史五段 2位:篠田正人アマ 3位:上野裕和四段 第4回(2007年5月5日) 1位:北浜健介七段 2位:谷川浩司九段 3位:広瀬章人五段 第5回(2008年5月5日) 1位:宮田敦史五段 2位:黒川智記奨励会4級 3位:北浜健介七段 第6回(2009年3月29日) 1位:宮田敦史五段 2位:広瀬章人五段 3位:斎藤慎太郎奨励会三段 第7回(2010年3月22日) 1位:船江恒平奨励会三段 2位:井上徹也アマ 3位:広瀬章人五段 第8回(2011年3月27日)東京:1位:井上徹也アマ 2位:中村太地五段 3位:広瀬章人王位 大阪:1位:斎藤慎太郎奨励会三段 2位:船江恒平四段 3位:長谷治彦アマ 第9回(2012年3月25日) 1位:斎藤慎太郎奨励会三段 2位:黒川智記奨励会初段 3位:竹中健一アマ 第10回(2013年3月31日) 1位:宮田敦史六段 2位:山田康平アマ 3位:折田翔吾奨励会三段、井上徹也アマ 第11回(2014年3月30日) 1位:若島正アマ 2位:竹中健一アマ 3位:宮田敦史六段 第12回(2015年3月29日) 1位:藤井聡太奨励会二段(12歳) 2位:山田康平アマ 3位:宮田敦史六段 第13回(2016年3月27日) 1位:藤井聡太奨励会三段(13歳) 2位:黒川智記奨励会三段 3位:若島正アマ 第14回(2017年3月26日) 1位:藤井聡太四段(14歳) 2位:池永天志奨励会三段 3位:宮田敦史六段 (段位・肩書は大会当時のもの) *----------*----------* 【藤井聡太四段 炎の七番勝負〜New Generation Story〜】 師匠の杉本昌隆七段(48歳)は、七番勝負では羽生善治三冠(46歳)などトップ棋士がずらりと並ぶが 「全部負けてしまうかもしれないが、逆に全部勝ってもそんなに驚かない」とコメントした。 弟子に取った時から「びっくりするくらいの才能を持っていた」と認める逸材だけに、デビュー以来の好調ぶりも想定内だ。 「最年少四段の記録を打ち立てたわけですから、次は最年少のタイトルを期待しています」と語る。 【七番勝負の対戦相手と勝敗】 結果:藤井聡太 四段(14歳)の6勝1敗 第1局 vs △増田康宏 四段(19歳) 95手で先手藤井の勝ち。 第2局 vs △永瀬拓矢 六段(24歳) 114手で後手永瀬の勝ち。 第3局 vs △斎藤慎太郎 六段(22歳)91手で先手藤井の勝ち。 第4局 vs △中村太地 六段(28歳) 117手で先手藤井の勝ち。 第5局 vs ▲深浦康市 九段(45歳) 122手で後手藤井の勝ち。 第6局 vs △佐藤康光 九段(47歳) 95手で先手藤井の勝ち。 第7局 vs △羽生善治 三冠(46歳) 111手で先手藤井の勝ち。 *----------*----------* 【「藤井聡太四段の強さとその背景」過去の記事】 【歴代連勝記録分析の記事】 |
棋士の分析
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イコール将棋の強さとはいきませんよね。
終盤、とても有利なことは事実ですけどね。
PS.詰将棋選手権の歴代優勝者一覧も参考になります。
ありがとうございました。
2017/5/14(日) 午後 2:58
トリトンさん
そうですよね。
過去、詰将棋の得意な棋士は沢山居ましたからね。
2017/5/16(火) 午前 0:38 [ 銀桂一行 ]