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聡太君は、苦渋、36分の長考で、▲7四歩と玉頭に嫌味をつけた。
そして、10手後、大石は勇躍△2九飛と打った。
【図1. 74手目△2九飛打まで】
誰の目から見ても、後手必勝。
ところが・・・聡太君
▲8九飛打!
【図2. 75手目▲8九飛まで】
一瞬、意味不明。
はあ?
交換されてもう一度打たれたら、意味無いじゃあないか!
・・・・???
しかし・・・
よく見ると・・・
△8九飛成と交換し、もう一度、△2九飛打と打つと・・・
なんと!
▲7九歩と打てる!!
そうかあ!
65手目の▲7四歩は、この為だった!
誰も気付かなかった妙手!
「 今まで見たことも無い手 」
と、解説の北島忠雄七段が語っていたが、名文句である。
さらに「 藤井六段の才能を表しましたね 」と続けた。
名解説!
<続く>
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【ニュース冒頭】
第44期 棋王戦 予選
対局日:平成30年4月24日(火)、10時開始
場所:関西将棋会館「水無瀬の間」
▲藤井聡太 六段(15歳)vs △大石直嗣(おおいし ただし)七段(28歳)
結果:133手で藤井の勝ち
終局時刻:20時03分
持時間:各4時間
消費時間:▲藤井 3時間59分、△大石 3時間59分
主催:共同通信社
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私は2九歩が印象に残りました。香を取らせるが、竜に無駄足を踏ませる。飛車が利いている底歩の硬さはすごいと思いました。後で2八金と竜を詰ませたが、プロでは打ちにくい1九竜と逃げるだけのしんぼうの手もあったのではないかと思います。聡太六段の歩の使い方のうまさは15才とは思えませんね。
2018/5/4(金) 午前 7:17 [ keima ]
keimaさん
はい。本当に仰る通り、▲2九歩は、ベテランの技の様ですね。新人の後手がウンザリする様な。香車は取れたけど、竜の働きがゼロ。大石七段もよく我慢したと思います。いや、大石七段は、優勢だったので、余裕で香車を取ったのかな?
2018/5/4(金) 午前 9:06 [ 銀桂一行 ]