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常々、師匠の杉本七段は、「 劣勢になってからの終盤力 」と語っていた。 今回、聡太君は、その終盤力を存分に発揮した。 【図1. 125手目▲6二竜まで】 解説の北島七段は、▲6二竜なら、相手玉が詰めろ状態でなければならない、と、説明していたのだが、 詰み手順が解らない。 聞き手のカロリーナも解らないと吐露していた。(註1) 図1以降の詰手順。 △7二銀▲7一銀△9三玉▲8二銀打△8三玉▲7二竜△同玉▲6二歩成△8三玉▲7二銀 △7四玉▲7五歩△同玉▲8六銀△6五玉▲5七桂△6四玉▲6三と△7四玉▲7五香まで21手詰。 彼女は、自分と聡太君との詰将棋力の差を嘆息したのだろうが、 私には、「他の棋士との差」とも聞こえた。 朝、カロリーナが聞き手の一人と知って、落胆したのが、嘘の様。 嬉しい裏切りだった。 まず、将棋の専門用語をよくぞこれだけ憶えたものだ。 次に、日本語の会話では主語が省略されるにも拘らず、理解していることに感心させられた。 その上、会話が諧謔に溢れており、好感が持てた。 左:カロリーナ 右:北島七段 *----------*----------* 【註解】 註1.カロリーナ カロリーナ・ステチェンスカ (Karolina STYCZYNSKA)女流1級 棋士番号:59 生年月日:1991年6月17日(26歳) 出身地:ワルシャワ(ポーランド) 師匠:片上大輔 六段 *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第44期 棋王戦 予選 対局日:平成30年4月24日(火)、10時開始 場所:関西将棋会館「水無瀬の間」 ▲藤井聡太 六段(15歳)vs △大石直嗣(おおいし ただし)七段(28歳) 結果:133手で藤井の勝ち 終局時刻:20時03分 持時間:各4時間 消費時間:▲藤井 3時間59分、△大石 3時間59分 主催:共同通信社
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頑張れ!聡太君!
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