|
〜 相手の強さを測る 〜 叡王戦 七段戦、聡太君が、64手の短手数で勝ちました! いや〜、バッサリ斬りましたねえ〜 しかし、驚いたのは、解説の山崎八段でした。 いいですねえ〜 あの解説は、久々のホームランです。 本局のハイライトは、49手目▲4三歩成の局面。 〔図1.49手目▲4三歩成まで〕 ここで△同玉が、誰でも第一感の読み。 何故なら、△同銀とすると、▲3三金から玉を下段に落とされた上、銀を只取りされる。 読んで、劣勢と判断していたのなら! 山崎、絶句! まあ、答えは簡単ですね。山崎も、敢えて口に出しませんでしたが。聡太君は、木下が△同玉とすると、人読みをしたんですね。相手がA級棋士なら、手を変えた。この人読みが、早い勝ち方なんですね。聡太君の強さの秘密の一つです。だってねえ、アマ初段相手に、アマ六段と同等の扱いをしませんからね。 五手詰の詰将棋しか解けない相手が、実戦で十数手詰の終盤を、読み切れっこ有り得ません。 *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第4期 叡王戦 段位別予選 七段戦 ▲藤井聡太 七段(16歳)vs △木下 浩一 七段(50歳) 対局日:平成30年8月11日(土) 対局場所:東京・将棋会館「香雲」の間 開始時刻:19時 持時間:各1時間(チェスクロック使用)切れたら1手60秒未満の秒読み。 過去対戦はなく、本局が初対戦。 結果:63手で先手藤井の勝ち。 終局時刻:20時39分 消費時間:▲藤井49分、△木下48分。 勝った藤井は小林裕士七段と準決勝を戦う。 主催:(株)ドワンゴ *----------*----------* 【「藤井聡太四段の強さとその背景」過去の記事】 その1「強い人に教われ」 その2「詰将棋を解け」 その3「沢山指せ」part1 その4「沢山指せ」part2 その5「有利に導くコツ」 その6「将棋ソフトを活用」part1 「補足」強さの度合い その7「将棋ソフトを活用」part2 その8「将棋ソフトを活用」part3 その9「将棋ソフトを活用」part4 その10「老獪」 その11「将棋ソフトを活用」part5 その12「将棋ソフトを活用」part6 その13「真価はこれから」 その14「100局までの勝率が目安」 その15「相手の得意形で指す」 その16「羽生三冠の評価」 その17「羽生三冠の評価」追記 その18「強運」 その19「?吸啄同時」 その20「師匠・杉本七段」 その21「ライバルは誰?その1」 その22「ライバルは誰?その2」 その23「相手の強さを測る」 【歴代連勝記録分析の記事】 【関連記事】 |
棋士の分析
[ リスト ]






同銀のほうがまぎれるというのは、プロ中のプロしかわからないと思います。同玉でも桂の下あたりに金を打てば、入玉は阻止できるでしょう。後手は6筋が壁のままで、3八歩のと金作りが遅く、駒組が遅れた気がします。たぶん30年分の経験値をそなえているのでしょう。あまり高度な検証はしろうとには理解ができません。
余談
8月3日に関西将棋会館販売部に行ってきました。豊島八段の扇子を買いました。ついでに西山朋佳の扇子を販売してほしいと願い出ました。くしくもその日は会館で奨励会のリーグ戦があり、西山も来たのだと後で知りました。
2018/8/15(水) 午後 1:18 [ keima ]
keimaさん
天彦、深浦、木村、森内なら同銀を見逃さないでしょうねえ。
確かに、△3八歩が敗着と言っていいかも知れないですね。
そうそう、今日、8月16日、三段リーグの16・17回戦が行われているそうです。
西山朋佳、残り4戦中3勝はして欲しいですね。3勝なら今回10勝8敗です。
2018/8/16(木) 午後 4:00 [ 銀桂一行 ]