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彼の怒った顔が恐い、彼が暴力を振るうので恐い、というなら解る。 「 優しさ 」とは、 思いやりの言葉であったり、身体を気遣ってくれたり、暖かく抱きしめてくれたりすること だと想像するのだが、それが「 恐い 」とは、どういう了見か。 その頃の私には、想像できなかった。 『 二十二才の別れ 』と一緒に繰り返し聴いていたので、あと五六年しなきゃあ解らないのかなあ、 と問題を先送りして、うっかり今日まで来てしまった。 最近、妻が南こうせつのコンサートに行ったので、ハタと思い出し、何気なく訊いてみたが、 どうもいい加減な返答だった。 そうか!日本中の皆も、こんなこと真剣に考えたことないんだ! 俺って真面目だなあ。 あらためて考えてみる。 流石に二十二歳を倍にした年齢を超えると、少しは知恵が出るものである。 1.彼が冷めてしまい優しさが無くなった時が恐い。 2.誰にでも優しいから、私より素敵な女(ヒト)が現れたら、彼を奪われそうで、恐い。 3.彼は気持ちが冷めても、私に悟られないようにするだろう。その優しさが恐い。 4.もし別れても、彼の優しさをいつまでも忘れられない自分が恐い。 5.優しさばっかりじゃあ飽きてしまう。たまには冷たくして欲しい。そんな自分が恐い。 6.私の気持ちが冷めても優しくされたら、いつまでも別れられないのが、恐い。 7.私の気持ちが冷めたら、きっと彼の優しさは逆恨みに変わるだろうから、それが恐い。ねっ!どれもありそうでしょう!? 妻に次のコンサートで、南こうせつへ質問するように頼もう。 |

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