将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

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〜 「聡太君の衝撃の一手」を検証 〜

千田六段が、

3年前に行われた将棋電王戦FINALで戦った将棋ソフトは

現在のソフトに、飛車落で勝てない!

と、語ったことは、前回書いた。(註2)

もう、人間の名人や竜王が、遼(はるか)及ばない、ところへ行ってしまったのか?

ところが、我らが聡太君。

竜王戦 5組 決勝戦 対石田戦で、

AIを超えた!

と、ニュースの見出し。

本当でしょうか?

今回、この一局を検証して見ます。


断っておきますが、私は、聡太ファンです。

決して聡太君を貶めようとしているのではありません。

ただ、マスコミの過剰な報道を心配しているのです。

なぜなら、必ず、将来、反動があるからです。


結論を先に言います。

将棋ソフトは、▲7二銀を打てれば、先手優勢と判断していました。

従って、この部分に関しては、聡太君がソフトを上回っていた。

これは、事実です。


詳細は、次回。


<続く>


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【註解】

註1.コン君

 先崎学九段が、コンピュータ将棋ソフト及びコンピュータを「コン君」と呼ぶ。
 流石、上手いもんだ。私も拝借させて頂くことにした。

註2.将棋電王戦FINAL(第4回)

 2015年の3月から4月にかけて開催。持時間は各5時間・秒読み1分。昼食・夕食休憩(合計1時間30分)。
 出場棋士は、本番と同じソフトおよびハード(Intel Core i7 Extreme5960X EE 3.0GHz 8コア)で練習対局が行なえる。
 また、「5対5の団体戦はこれで最後」と発表された。
 電王戦FINALで使用されるハードは、コンピューター将棋の通常探索のときの性能で考えるなら、
 第3回将棋電王戦で使用されたハード(Intel Core i7 Extreme4960X EE 3.6GHz 6コア)とあまり変わらない。

 対局結果(FINAL)

第1局 斎藤慎太郎 五段 vs Apery。115手にて斎藤の勝ち。
第2局 永瀬拓矢 六段 vs Selene。89手で永瀬の勝ち。
第3局 稲葉陽 七段 vs やねうら王。116手でやねうら王の勝ち。
第4局 村山慈明 七段 vs ponanza。97手でponanzaの勝ち。
第5局 阿久津主税 八段 vs AWAKE。阿久津の勝ち。開始からわずか49分、21手で開発者の巨瀬が投了した。

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【ニュース冒頭】

第31期 竜王戦 5組ランキング戦 決勝

▲石田直裕 六段(29歳)VS △藤井聡太 七段(15歳)

対局日:平成30年6月5日(火)

場所:関西将棋会館

結果:96手で後手藤井の勝ち

開始時刻:10時00分

終局時刻:21時36分

持時間:各5時間

消費時間:▲石田4時間59分、△藤井4時間22分

聡太君は、決勝トーナメントに出場。次戦で都成五段と対戦する。

主催:読売新聞社


【ニコニコ生放送】

解説:千田翔太 六段

聞き手:飯野愛 女流初段


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【ニュース抜粋】

藤井聡太七段「強すぎる」衝撃の一手 AIは悪手と評価の読み筋で勝利


2018年6月6日(水) 16:30配信 東スポWeb

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(15)は5日、大阪市の関西将棋会館で指された8大タイトル戦の竜王戦ランキング戦5組決勝で

石田直裕五段(29)を96手で破って優勝し、2期連続で決勝トーナメントに進んだ。


この対局で、AIを超える衝撃の一手が飛び出した。藤井七段は終盤、AIの評価で「悪手」とされた手を選択。

さらに76手目に飛車を切り捨てるという衝撃の一手を放ち、観戦していた棋士たちの度肝を抜いた。

AIの読みをも上回る恐るべき読み筋に「強すぎる!」という驚嘆の声が上がった。


【ニュース抜粋】

藤井七段 竜王戦で指した“AI超え”の一手説明「部分的には人間の方が深く読める」


2018年6月10日(日) 19:48配信 スポニチ

高校生棋士・藤井聡太七段(15)が10日、名古屋市内で行われた自身の「昇級昇段を祝う会」の会場となったホテル内で会見。

5日の竜王戦で指した驚愕の一手について改めて言及した。

5日の竜王戦ランキング戦5組決勝で藤井は石田直裕五段(29)に勝利。その終盤で、飛車を捨てた△7七同飛成がファンの間で

“AI(人工知能)を超えた”と話題になっていることについて質問が飛び、これに答えたもの。

「一言で説明するのは難しい…」としばし黙考。その上で、「人間であれば、その場面で条件を整理して、

それに沿った手を考えるもの。その中で導き出された手だった」と続けた。

さらに「最近の将棋ソフトが大変強いのは言うまでもないことですが、部分的には人間の方が深く読める局面もあるというのは個人的には考えていたこと。

それが現れたのかなと思います」。まるで他人事のように冷静に分析しながら“AI超え”の一手であったことを自ら認めた。

横に座って一緒に会見した師匠の杉本昌隆七段(49)は、この発言に、愛弟子の驚異的な成長ぶりを改めて痛感したよう。

「自分にはできないなと思った。技術的にも精神的にも充実していないと出ない手」と、感心しきりだった。

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