タイトル戦情報
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さて、本局。 鈴木大介九段が、指摘したのが、83手目▲7四歩の局面。 〔図1. 83手目▲7四歩まで〕 ここで、後手の中村は、△6八歩▲同飛としてから△7一飛と引いた。 しかし、鈴木九段は、強気に△7七歩成とすべきだった、と嘆く。 この指摘は局後の感想戦でも検討された。 どうも、これを分水嶺に、逆転したらしい。 さあ、これで、東西のタイトル数が4対4となった。(註1) 益々、面白くなって来ましたね。 *----------*----------* 【註解】 註1.東西のタイトル数が4対4となった。(平成30年10月31日現在) 東=東京・将棋会館所属 竜王・・・羽生善治(48歳 竜王、A級) 名人・・・佐藤天彦(30歳 竜王戦2組、名人) 叡王・・・高見泰地(25歳 竜王戦4組、順位戦C級2組) 棋王・・・渡辺明(34歳 竜王戦1組、順位戦B級1組) 西=関西将棋会館所属 王将・・・久保利明(43歳 竜王戦1組、順位戦A級) 棋聖・・・豊島将之(28歳 竜王戦1組、順位戦A級) 王位・・・豊島将之(28歳 竜王戦1組、順位戦A級) 王座・・・斎藤慎太郎(25歳 竜王戦3組、順位戦B級1組) *----------*----------* 【対局概要】 第66期 王座戦 五番勝負 第5局 ▲ [挑戦者]斎藤慎太郎 七段(25歳) vs △中村太地王座(30歳) 対局日:平成30年10月30日(火) 場所:山梨県甲府市「常磐ホテル」 結果:109手で斎藤七段の勝ち 五番勝負は、挑戦者斎藤七段の3勝2敗で、王座奪取。本人のタイトルでもある。 開始時刻:9時 終局時刻:21時39分 持時間:各5時間 消費時間:▲斎藤慎4時間53分、△中村太4時間59分。 昼食休憩:12時10分から13時 夕食休憩:18時10分から19時 主催:日本経済新聞社
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17時40分過ぎ、△7六金打に広瀬が▲7六同銀と取った局面。 【図1. 59手目▲7六銀まで】 羽生さんは、この局面を1日目の指し掛けとし、封じた。 棋士の中には、封じる側が絶対有利とし、一つの戦術と考えている者もいるくらいです。 勿論、羽生さん、百も承知。 羽生さんは、昔から、封じ手に対して無頓着なんです。 まあ、それにしても、敵に沢山の塩を送ったものだ。 更に驚いたのが将棋の内容。 図1以降、△7六同銀(封じ手)▲7七金打△同銀成▲同銀で図2。 【図2. 63手目▲7七同銀まで】 だって、皆、後手を持ちたくないからです。 羽生さん、元気です。 頑張れ、羽生竜王! このまま防衛! *----------*----------* 【ニュース冒頭】 羽生善治竜王(48歳)に広瀬章人八段(31歳)が挑戦する第31期 竜王戦 七番勝負 第2局は 平成30年10月23日(火)9時、福岡県福津市「宮地嶽神社」で行われ、 翌24日、19時35分、150手で後手、羽生竜王が勝った。 七番勝負第2局を羽生が制して開幕から2連勝。 持時間:各8時間 消費時間:▲広瀬7時間59分、△羽生7時間56分 第3局は11月1-2日(木・金)にかけて「鹿島神宮」(茨城県鹿嶋市)で行われる。 主催:読売新聞社 *----------*----------* 【参照 シリーズ「封じ手の駆引き」】 その1。心理 その2。盤外 その3。『ヒカルの碁』Part1 その4。『ヒカルの碁』Part2 その5。第54期 名人戦 第1局 その6。盤外戦術の背景 その7。加藤一二三 その8。盤外戦術の本質 その9。トッププロの意見 その10。一晩の長考 その11。一晩の長考 その12。一晩の長考 その13。一晩の長考 |





