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本局の総まとめ。 『ニコ生』の渡辺明棋王の解説が明快でよく解った。 渡辺は、最終盤、羽生さんの逆転を断定した。 そして、将棋ソフトも+800ポイントを示した。 しかし、天彦の109手目▲1五歩から狂った。 羽生さんは、これを温いと判断した。 手抜いて勝てる、と。 ところが、 110手目、△7八歩成。 112手目△7七と。 116手目△1三同香。 この3手で逆転してしまった。 一番罪の重いのが、112手目△7七とだろう。 ここで、△1七歩としていたら、勝っていたのではないか。 そして、この一手こそ、人間が最も気付き易い一手だった。 残念! *----------*----------* 【対局概要】 第76期 名人戦 七番勝負 第6局 ▲佐藤天彦 名人(30歳)vs △羽生善治 竜王(47歳) 対局日:平成30年6月19日-20日 場所:山形県天童市「天童ホテル」 結果:145手で佐藤名人の勝ち 七番勝負は、これにより佐藤の4勝2敗となり、名人防衛(3連覇)が決まった。 開始時刻:29日 9時 終局時刻:30日 21時40分 持時間:各9時間 消費時間:▲佐藤8時間59分、△羽生8時間59分 昼食休憩:12時30分〜13時30分 1日目の封じ手時刻:18時30分 2日目:18時〜18時30分も休憩時間 主催:毎日新聞社、朝日新聞社
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タイトル戦情報
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『ニコ生』の渡辺明棋王の解説。 最終盤、羽生さんの逆転を断定し、将棋ソフトも+800ポイントを示した。 ところが、110手目、プロなら第一感の△7八歩成で400ポイント程減らし。 更に、112手目△7七とで100ポイント程、減らした。 それでも未だ、微差ながら後手優勢。 もう一度、チャンスを逃したら終わり。 そのチャンスの局面が、▲1三香成の局面。 【図1. 115手目▲1三香成まで】 互いに残り時間数分程度の秒読みです。 解説の渡辺も、一連の読み筋として並べていた。 でも、この時点では、渡辺は微差ながら未だ後手優勢だろうと解説。 両対局者も後手優勢で進めているに違いない、と。 だが、数手進めた▲2一飛成の局面を眺めてみると・・・ 【図2. 125手目▲2一飛成まで】 では、受けは? 持駒に金があれば、受かるのだが・・・無い。 でも、天彦が間違えないとも限らない? 再逆転もありうる? 渡辺曰く、多分、再逆転はない、と。 先手の指し手が解り易くなっているとのこと。 天彦は、間違えなかった。 う〜ん。羽生さん、残念! <続く> *----------*----------* 【対局概要】 第76期 名人戦 七番勝負 第6局 ▲佐藤天彦 名人(30歳)vs △羽生善治 竜王(47歳) 対局日:平成30年6月19日-20日 場所:山形県天童市「天童ホテル」 結果:145手で佐藤名人の勝ち 七番勝負は、これにより佐藤の4勝2敗となり、名人防衛(3連覇)が決まった。 開始時刻:29日 9時 終局時刻:30日 21時40分 持時間:各9時間 消費時間:▲佐藤8時間59分、△羽生8時間59分 昼食休憩:12時30分〜13時30分 1日目の封じ手時刻:18時30分 2日目:18時〜18時30分も休憩時間 主催:毎日新聞社、朝日新聞社
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『ニコ生』の渡辺明棋王の解説。 指し手の説明部門でなら、断トツでナンバーワンですね。 雑談の面白部門では、木村九段、藤井猛九段などでしょうか。 その渡辺が最終盤、羽生さんの逆転を断定し、将棋ソフトも+800ポイントを示した。 ところが・・・ 110手目、プロなら第一感の△7八歩成が、次善手。 後手+400ポイント程に減った。 それでも未だ後手優勢。 天彦は必然、▲1四歩と取り込む。 対して羽生さんは△7七とした。 【図1. 112手目△7七とまで】 と金を活用して気持ち良さそうなのだが、現地控室の佐藤康光九段が、疑問じゃないかと指摘。 △1七歩と香車の利きを止めた方が良い、と。 感想戦で羽生さんも納得していた手。 更にポイントを減らしたものの、後手+300ポイント程。 微差ながら、後手優勢。 <続く> *----------*----------* 【対局概要】 第76期 名人戦 七番勝負 第6局 ▲佐藤天彦 名人(30歳)vs △羽生善治 竜王(47歳) 対局日:平成30年6月19日-20日 場所:山形県天童市「天童ホテル」 結果:145手で佐藤名人の勝ち 七番勝負は、これにより佐藤の4勝2敗となり、名人防衛(3連覇)が決まった。 開始時刻:29日 9時 終局時刻:30日 21時40分 持時間:各9時間 消費時間:▲佐藤8時間59分、△羽生8時間59分 昼食休憩:12時30分〜13時30分 1日目の封じ手時刻:18時30分 2日目:18時〜18時30分も休憩時間 主催:毎日新聞社、朝日新聞社
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流石の解説でしたね。 雑談の面白さでは、木村一基九段、藤井猛九段、高見泰地叡王などが挙げられますが、 指し手の解説の正確さや背景の説明で云えば、渡辺が断トツでナンバーワンですね。 その渡辺が最終盤、羽生さんの逆転を断定し、将棋ソフトも+800ポイントを示したんです。 胸を撫で下ろしましたね〜 ところが・・・ 109手目▲1五歩の局面。 互いに残り時間約10分程度の秒読みです。 【図1. 109手目▲1五歩まで】 最初の僅かな躓き・・・かな? 将棋ソフトの示す手順を信用すると・・・ですが。 ここで、後手の羽生さんは、△7八歩成とした。 【図2. 110手目△7八歩成まで】 この手は、解説の渡辺もノータイムで当然の一手と説明していたんです。 プロなら第一感の一手。 しかし、将棋ソフトは、△5六歩を最善手、△7八歩成を次善手としていたんです。 これによって後手+400ポイント程に減った。 それでも、後手優勢です。 <続く> *----------*----------* 【対局概要】 第76期 名人戦 七番勝負 第6局 ▲佐藤天彦 名人(30歳)vs △羽生善治 竜王(47歳) 対局日:平成30年6月19日-20日 場所:山形県天童市「天童ホテル」 結果:145手で佐藤名人の勝ち 七番勝負は、これにより佐藤の4勝2敗となり、名人防衛(3連覇)が決まった。 開始時刻:29日 9時 終局時刻:30日 21時40分 持時間:各9時間 消費時間:▲佐藤8時間59分、△羽生8時間59分 昼食休憩:12時30分〜13時30分 1日目の封じ手時刻:18時30分 2日目:18時〜18時30分も休憩時間 主催:毎日新聞社、朝日新聞社
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羽生棋聖、白星一つ拾いましたね。 ちょっと不調気味だっただけに、この白星は大きい。 豊島は、顔色一つ変えず、淡々としていました。 ポーカーフェイスの彼らしいですね。 新しいファンは、ちょっと拍子抜け、物足りないでしょう。 俯いて両手で顔を覆い、苦しそうな表情を見せれば? きっと、女性ファン急増だったに違いない。 ははは(笑) さて、真面目な話。 今年、古巣マリナーズに復帰したイチロー。 彼はMLBで10年連続ゴールデングラブ賞を獲得した、守備の名手です。 その彼でさえ、凡フライを落球したことがある。 しかし、それは、並みの選手のミスじゃあない。 ダメ虎タイガースの選手の凡ミスとは、雲泥の差です。(笑) 況(ま)してや、我々草野球のミスとは、比較になりません。 将棋の単純なポカ。 野球選手で云えば、凡フライを落球した様なもの。 タイトルを争う程の棋士は、皆、イチローに劣らぬ天才・秀才です。 で、なければ通算勝率.700以上なんて無理です。 その一人である豊島八段が、凡ミスをした。 羽生棋聖だって、一手頓死を喰らったことがあるくらいです。 しかし、我々凡人のレベルとは違うのです。 コンピュータ将棋と比較して、揶揄する意地悪な人も居ます。 「人間の指す将棋なんて価値があるのか?」と。 とんでもない! どんなにコンピュータが進化しようが、そのハードやソフト作っているのは、人間です。 「コンピュータはミスをしない」なんて嘘です。 そして、コンピュータの凡ミスは、恐ろしい。 反省のしようがない。 否、反省の方法がない。 即ち、学び様がない。 何故なら、コンピュータは進化すれば進化する程、AI(エーアイ、人口知能)と呼ばれて、 ブラックボックス化するからです。 *----------*----------* 【追記1】 イチローで有名なことの一つに、背面キャッチがあります。 昔、オリックス球場で、試合前に披露していました。 誰もがファンサービスだろうと思っていましたが、違うんですね。 走者が居るとき、どうしても次の動作(どこの塁へ投げるか)の為に、目を切ってしまう。 目を飛球から離してしまう。 初心者は、ボールを捕球するまで目を離すな、が基本です。 しかし、イチローは、目を離しても捕球できる様に練習していたんです。 その一つが、背面キャッチ。 *----------*----------* 【追記2】 若い頃、会社に一人だけ、凡ミスをしないことで有名な男が居ました。 誤記、誤言などなどの凡ミスを一切しない。 3年間、注目ていましたが、一度も耳にしなかった。 故・米長邦雄永世棋聖は、学生の頃、消しゴムを一切使わなかったらしい。 私は、前述の経験から、然(さ)もありなん、と全く疑いませんでした。 アマデウス・モーツアルトの直筆の楽譜には、訂正が全くなかった、とか。 曲は、彼の頭の中で完成していたらしい。 私なんか、仕事においては日に一回ミス。 文書作成では、何度書き直すことか。 ははは *----------*----------* 【ニュース冒頭】 羽生善治棋聖(竜王 47歳)に豊島将之八段(28歳)が挑戦する第89期 ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負 第2局。 場所:東京都港区「グランドニッコー東京 台場」 開始日時:平成30年6月16日(土) 9:00 持時間:各4時間 昼食休憩:12時から13時 夕食休憩:なし 結果:81手で羽生棋聖の勝ち 終局時刻:18時14分 消費時間:▲羽生3時間30分、△豊島3時間55分 第3局は6月30日(土)、静岡県沼津市「沼津将棋倶楽部」で行われる。 主催:産経新聞社 特別協賛:ヒューリック株式会社
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