将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

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正直言って、ちょっと盛り上がらないタイトル戦でした。

しかし、今期からが面白いですよ。

叡王戦だけじゃない、

王座戦、王位戦もですね。

羽生竜王や、渡辺棋王からは、とても奪取できそうにないが、中村、菅井、高見なら、何とかなりそう。

って、ネ!

千載一遇のチャンス!

と、目に映る。
過去の統計から、

タイトルを一度でも奪取出来る棋士は、僅か15%。

85%の棋士は、全くタイトルを手にすることがない。

それどころか、78%の棋士が、挑戦すらない。

そう!

一生に一度あるかないかのチャンス!

勿論、予選、本戦でトップ棋士を降さなければならない。

しかし、高見と金井も、その関門を潜ったではないか。

あれよ、あれよ、と言う間に、スルスルっと!

その上、高見は、タイトルまで手にした。

言っちゃ悪いが、高見は、順位戦C級2組。

竜王戦4組なのだ。

うっそー!

幸運すぎる!!

・・・なら、自分にも可能性はある。

そう考える棋士は、多い筈です。


従って、今年度は、皆、目の色変えて、それぞれの棋戦に重点を置くのではないか。

特に、羽生世代で、タイトルを取り損ねた棋士!

密かに、狙うんじゃあないしょうか。

フフフ


えっ!?

たとえば、誰かって?

フフフ

筆頭は、木村一基九段です。


イメージ 1
高見新叡王と師匠の石田九段


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【参考】



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【ニュース冒頭】

第3期 叡王戦 決勝 七番勝負 第4局

対局日:平成30年5月26日(土)

対局場所:群馬県富岡市「富岡製糸場」

持時間:各3時間(チェスクロック使用)使いきると1手60秒の秒読み。


▲高見泰地 六段(15歳) vs △金井恒太 六段(45歳)

結果:167手で先手高見の勝ち

高見がストレートで初タイトルを獲得。同時に七段に昇段した。

開始時刻:14時00分

終局時刻:20時36分

夕食休憩は18時から30分間。

消費時間:▲高見2時間52分、△金井3時間00分

主催:ドワンゴ

西山が加藤女王からタイトルを奪取しました。

おめでとう!

パチ!パチ!パチ!

はっきり云って、西山が勝つ様でなければ、初の女性「棋士」誕生を期待出来ません。

加藤は、奨励会初段。

西山は、三段です。

もし、加藤も三段なら対等に応援したのですが、ここは、西山応援になってしまう。

加藤ファンの皆さん、ごめんなさい。


前期の第62回三段リーグを最後に、里見香奈が、年齢制限で退会しました。

残るは、西山だけ。

現在、西山は、第63回三段リーグで4勝2敗と好調。

これまた、はっきり云って、最重要なのは、三段リーグです。

頑張れ!西山!


イメージ 1
左:加藤  右:西山


イメージ 2
タイトル奪取した西山


イメージ 3
前女王の加藤


*----------*----------*

【ニュース冒頭】

第11期マイナビ女子オープン 五番勝負 第4局

対局日:平成30年5月24日(木)

▲加藤桃子女王(23歳) vs △西山朋佳 奨励会三段(22歳)

場所:東京・将棋会館「特別対局室」

開始時刻:10時

結果:150手で西山三段の勝ち。

持時間:各3時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒の秒読み

消費時間:両者3時間

終局時刻:17時23分

西山が3勝1敗で五番勝負を制し、自身初タイトルとなる女王を奪取した。

うわ〜っ、まさかの大チョンボ!

最終盤、里見は時間をたっぷり残しながら、

一手バッタリの世紀の大落手!

このタイトル戦は、因縁の一戦です。

日本将棋連盟女流 vs LPSA

女流のタイトルは、将棋連盟が独占しています。

LPSAは、何としても、タイトルが欲しい。

女流タイトルは、LPSAの悲願です。


その上、挑戦者の渡部。

LPSA初の公認女流棋士だったのですが、当時、将棋連盟は認めなかった。

で、一悶着あった。


と、まあ、色々な意味で”因縁の対決"なんです。

しかし、里見には何の関係も有りません。

私の様な将棋ファンが、興味本位に囃し立てているだけです。


お察しの通り、私は、LPSAが大嫌い。

中井広恵と石橋幸緒が、許せない。

やり方が汚かった。

女流棋士仲間を騙すような手口で、将棋連盟から脱退させようとした。

で、分裂した。

石橋幸緒は、引退の間際に、散々、連盟を罵った。

「 立つ鳥跡を濁さず 」の真反対をやってのけた。

アホですね。

大嫌い!


その!

LPSAに!

タイトルを獲られる?!

いや、いや、里見さん!

貴女には関係有りませんが、頑張って下さい!


さて、本局のハイライト。


〔図1.107手目▲3二銀まで〕
イメージ 1


ここで、里見は▲2三香としていれば勝っていたのだが、▲3二銀と打った。

大チョンボ!

△同玉と取られて詰まなくなった。

持時間を1時間も残しながら・・・

悔やまれます。

う〜ん、引き摺らなければいいのですが・・・

頑張れ!里見香奈!!



イメージ 2
終局直後。左:渡部  右:里見女流王位


イメージ 3
無念の敗戦。里見女流王位


イメージ 4
勝った渡部女流二段


*----------*----------*
【プロフィール】

渡部 愛(わたなべ まな)

LPSA番号:19
生年月日:1993.6.26
血液型 :B型
出身地 :北海道帯広市
出身校 :北海高等学校

昇段歴:
 2009年 LPSA公認ツアー女子プロ登録
 2017年11月14日  女流二段

*----------*----------*
【ニュース冒頭】

里見香奈女流王位(女流王座・女流名人・女流王将・倉敷藤花 26歳)に渡部愛女流二段(LPSA所属 24歳)が

挑戦する第29期女流王位戦五番勝負 第1局は、平成30年5月9日、9時より

北海道札幌市「京王プラザホテル札幌」で開始された。

持時間:4時間

結果:114手で後手渡部の勝ち。

終局時刻:18時31分

消費時間:▲里見3時間41分、△渡部3時間57分

第2局は5月22日(火)兵庫県姫路市「夢乃井」で行なわれる。

主催:西日本新聞社
羽生さんの素晴しい手にも唸ったが、天彦名人の潔(いさぎよ)さにも感銘を受けた。

天彦は、私の嫌いなナルシストだ。

7万円の靴下とか、家具が特注の欧州製なども、ちょっと・・・ね。


ところが、106手目△5一角引の受けは・・・


【図1. 106手目△5一角まで】
イメージ 1


先手の絶妙手を呼んだ。

▲7七桂!



【図2. 107手目▲7七桂まで】
イメージ 2


後手は必然的に、△7三角と銀を取るしかない。

勿論、先手の次の手も必然。

▲8五桂!


【図3. 109手目▲8五桂まで】
イメージ 3


天彦は、111手目▲8一飛を見て、投了した。


この後、即詰みである。

仮えば、△7一銀と合駒をすると、先手は▲7三桂不成と王手する。


【想定図 113手目▲7三桂不成まで】
イメージ 4


見て下さい。

先手の8一桂馬が、▲7七〜▲8五〜▲7三と三段跳ね。

天使の跳躍どころではない。

こんな気持ちの良い手順を実現させるなんて!(絶句)

大多数の棋士は、この図を避ける。

何故?

悔し過ぎるから。

ところが、天彦名人は、この図を選んだ。

驚きである。

きっと、美意識が、そうさせたのだろう。

こうなると、尊敬に値する。


*----------*----------*
【対局概要】

第76期 名人戦 七番勝負 第3局

▲羽生善治 竜王(47歳)vs △佐藤天彦 名人(30歳)

対局日:平成30年5月8日-9日

場所:奈良県奈良市「法相宗大本山 興福寺」

結果:111手で羽生竜王の勝ち

開始時刻:8日 9時

終局時刻:9日 20時4分

持時間:各9時間

昼食休憩:12時30分〜13時30分

1日目の封じ手時刻:18時30分

2日目:18時〜18時30分も休憩時間

第4局は5月19-20日(土・日)、福岡県福岡市「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」で行われる。

主催:毎日新聞社、朝日新聞社

羽生さん変わりましたね。

昨年春、非公式戦とは云え、聡太四段(当時)に敗れ。

夏に菅井七段に王位を奪われ。

そして、秋に中村太地六段を挑戦者に迎え、まさかの王座失冠。

更に驚いたのが、山崎隆之八段に連敗したことだ。

それまで、羽生さんの18勝2敗、10連勝中だった。(註1)

完全に異変である。

不調とか、年齢(とし)ではない。


羽生さん、どうするのかなあ、と見ていると・・・

竜王戦で見違えた。

凄く積極的な将棋に変わった。

まるで二十代の若手みたい。

棋界の七不思議の一つに、

「羽生システム」と命名される新手、新構想が無い

ことがある。

しかし、今期、その伝説が覆されるかも!

私は、大いに期待している。


さて、本局。

解説の深浦九段を驚かせたのが、61手目▲3四歩打。


【図1. 61手目▲3四歩打まで】
イメージ 1


この時点では、疑問手に映るのだ。

後に△3五歩と守られて継続手が浮かばない。



【図2. 64手目△3五歩打まで】
イメージ 2



機を見て△3六歩と桂取りに突き出される憂いを残す。

▲3四歩は、大悪手の烙印を押され兼ねない手なのだ。


ところが・・・

二十手後に真意が解った。



【図3. 83手目▲2六桂まで】
イメージ 3


これには、「嫌羽生連合」の深浦九段も、流石に舌を巻いた。(註2)

第30期 竜王戦 第4局でも、深浦は「感動した」と嘆息していた。(註3)

同じ「嫌羽生連合」だった先崎九段が、NHK杯戦の解説で「 天才だ! 」と叫んで卒業した。(註4)

深浦も、愈々(いよいよ)連合を卒業か。(笑)


聡太君の天才振りは凄いが、天性のものだから、真似ようがない。

しかし、

羽生さんの「 対応力 」は、我々凡人も見習うべきだろう。


それにしても、「嫌羽生連合」の連中を、無言の説得力で、次々と卒業させてしまう。

この「無言の説得」は、神様の様な包容力を持ち合わせなければ成し得ない。

こっちの方を見習うべきかな。(笑)


*----------*----------*
【註解】

註1.羽生さんの18勝2敗、10連勝中だった。

イメージ 4


註2.嫌羽生連合

 これは、私が独断と偏見で指名したグループ。

 連合の長(おさ)は、谷川浩司九段。

 メンバーは、先崎学九段、藤井猛九段、深浦康市九段、中村修八段、故・河口俊彦七段など。
 谷川、先崎、藤井の3人は、数年前に卒業した。
中村は十数年前に、早々に卒業している。

 このグループは、人間的に成長し脱退することを「卒業」と称する。


註3.第30期 竜王戦 第4局の解説

 平成29年度の名局賞に輝いた竜王戦 七番勝負 第4局。

 AbemaTVで解説の深浦は、羽生さんの△6六飛〜△8八金〜△3六桂の寄せに「感動した」と嘆息していた。


註4.先崎九段が、NHK杯戦の解説で「 天才だ! 」

 第62回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 準決勝 第2局
 平成25年3月10日(日)放送
 ▲郷田真隆 棋王(当時 41歳) vs △羽生善治 NHK杯(当時 王位・棋聖・王座 42歳)
 解説:先崎学 八段(当時 42歳) 聞き手:矢内理絵子(33歳)
 結果:116手で後手、羽生NHK杯の勝ち

 終盤、羽生さんの△8六銀に解説の先崎が「 羽生さんは、本当に天才だなあ! 」と叫んだ。



*----------*----------*
【対局概要】

第76期 名人戦 七番勝負 第3局

▲羽生善治 竜王(47歳)vs △佐藤天彦 名人(30歳)

対局日:平成30年5月8日-9日

場所:奈良県奈良市「法相宗大本山 興福寺」

結果:111手で羽生竜王の勝ち

開始時刻:8日 9時

終局時刻:9日 20時4分

持時間:各9時間

昼食休憩:12時30分〜13時30分

1日目の封じ手時刻:18時30分

2日目:18時〜18時30分も休憩時間

第4局は5月19-20日(土・日)、福岡県福岡市「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」で行われる。

主催:毎日新聞社、朝日新聞社

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