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将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

棋士の分析

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羽生竜王が企画提案したAbemaTVトーナメント。

勇気六段が、羽生さんに勝って、聡太君との決勝第1局を制したときは、

「勇気の優勝かあ」と思いましたが・・・

聡太君、勝負強い!


でも、9月14日、山崎八段との王位戦予選では、完敗しましたね。

山崎の慎重で丁寧な指し回しが印象的でした。


その前の棋王戦で、菅井王位にも完敗しました。

タイトル保持者、B級1組以上の棋士の壁は、厚いようですね。

通算 9勝 7敗、勝率0.563です。



イメージ 1


まあ、勝ち越していますが、まだまだ、乗越えたとは言えそうに無いですね。

菅井王位、豊島棋聖など、

若手タイトル保持者に勝ち越さなければ、タイトル挑戦も叶わないでしょう。

頑張れ!藤井聡太!


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【ニュース冒頭】

「羽生善治竜王企画 AbemaTVトーナメント」(非公式戦)

非公式戦だが、注目度はは高い。
持時間5分、1手につき5秒が加算される超早指戦。

決勝三番勝負は平成30年9月9日、午後8時から放送された。


佐々木勇気 六段(24歳)VS 藤井聡太 七段(16歳)

結果
第1局:97手、佐々木○、藤井●
第2局:69手、藤井○、佐々木●
第3局:122手、佐々木●、藤井○
2勝1敗で藤井の優勝!

主催:AbemaTV、日本将棋連盟

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第60期 王位戦 予選 7組

▲藤井聡太 七段(16歳)VS △山崎隆之 八段(37歳)

対局日:平成30年9月14日(金)

場所:関西将棋会館

結果:138手で後手山崎の勝ち

開始時刻:10時00分

終局時刻:19時51分

持時間:各4時間

消費時間:▲藤井3時間58分、△山崎3時間52分

主催:三社連合

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【「頑張れ聡太君!」シリーズ記事】


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【次の頑張れ聡太君!】
【前の頑張れ聡太君!】
15.羽生永世七冠を理解する7つのポイント(註1)

 (6)羽生さんの魅力。その1

   〜 諧謔(ユーモア)例2 〜


渋谷東急将棋祭りで行われた羽生三冠と矢内女流によるトークショーで、小学生が質問した。

そのときの羽生さんの返答が面白い。
小学生の男子:羽生先生は、どの駒が好きですか?

羽生:銀かなあ。君は?

小学生の男子:と金です。

羽生:う〜〜〜ん。君の方がプロみたいだな〜(笑)

矢内:あははは

羽生:今度訊かれたら、と金って答えようかな〜(笑)

イメージ 1


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【詳細】

平成25年(2013年)8月3日、渋谷東急将棋祭りで行われた羽生三冠と矢内女流四段によるトークショー。(註2)

来場しているファンに質問を募ったところ、小学生の男子が当った。


小学生の男子:羽生先生は、どの駒が好きですか?

羽生:銀かなあ。君は?

小学生の男子:と金です。

羽生:う〜〜〜ん。君の方がプロみたいだな〜(笑)

矢内:あははは

羽生:今度訊かれたら、と金って答えようかな〜(笑)


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【註解】

註1.羽生永世七冠

 今回より、表題を「羽生名人はなぜ強いか」から「羽生永世七冠はなぜ強いか」に変更します。

註2.羽生三冠

 羽生善治三冠(棋聖・王位・王座)


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【参照】
「はじめに」




15.羽生永世七冠を理解する7つのポイント(註1)

 (6)羽生さんの魅力。その1

   〜 諧謔(ユーモア)例1 〜

今回は、数ある羽生さんの談話の中で、私が一番好きなものを紹介する。

ユーモアを交えた最高傑作だと思っている。

ユーモアなんて、強さと関係ない様だが、心の在り処は、考え方や視点の基点であり、強さに大いに関係していると思う。


 自分自身を信じるってことが、一番難しいことなんです。

 どうしてかっていうと、他の人のことは、100%は知らないわけですよ。

 だから、ある意味すごく神格化したり、信用したりできるんですけど、

 自分自身のことは嘘が吐けないって云うか、

 やっている日常のことを、全部知っている訳なんで、

 そこで信用しろって云うと大体できないんですよ。

 あははは

 いや、ホントに、ははは


イメージ 1

この笑ってる箇所が特に好きです。



<補足>

接戦を制して金メダルを獲ったスポーツ選手が、勝因を尋ねられて

「 最後まで自分を信じた 」と答えているのをよく観る。

一流選手の言葉だけに、納得する。


耳新しいところは、

「 根拠の無い自信を持て! 」

なんかも上出来だと思う。


しかし、我らが羽生善治は、これらを遥かに凌ぐのである。


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【談話の詳細】

天才棋士 羽生善治氏へのインタビュー

問:勝負どころでの決断をどのようにされていますか?

羽生:

 そうですね。やっぱり、大事なのはですね、自分自身を信じるっていうことが一つあると思うんですよ。
 逆に言うとそれを信じられるかっていうのは、一番難しいところなんです。
 どうしてかっていうと、他の人のことはですね、100%は知らないわけですよ。
 だから、ある意味すごく神格化してしまったりとか、信用してしまったりできるんですけど、自分自身のことは嘘はつけないっていうか、やっている日常のことは、全部もう知っているわけなんで、そこで信用しろっていうと大体できないんですよ。(笑)
 
問:(笑)

羽生:

 いや、本当に(笑)
 だから、それは結構ですね、いかにそれを信じることが出来るかっていうのは凄い大事な要素です。
 ええ。だから、そういう意味では日常が非常に大事といえば大事なことだと思いますね。

問:日常から自分を信じられるように・・・

羽生:

 そうですね。
 そういう風にしていれば、イザっていう、決断をする場面になったとき、あまり不安な気持ちにならなくて済む。


『 決断力を磨く方法 』

平成19年(2007年)9月1日に羽生名人の講演会を開催した後の控室でのインタビュー



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【註解】

註1.羽生永世七冠

 今回より、表題を「羽生名人はなぜ強いか」から「羽生永世七冠はなぜ強いか」に変更します。


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【参照】
「はじめに」




〜 相手の強さを測る 〜

叡王戦 七段戦、聡太君が、64手の短手数で勝ちました!

いや〜、バッサリ斬りましたねえ〜

しかし、驚いたのは、解説の山崎八段でした。

いいですねえ〜

あの解説は、久々のホームランです。


本局のハイライトは、49手目▲4三歩成の局面。



〔図1.49手目▲4三歩成まで〕
イメージ 1



ここで△同玉が、誰でも第一感の読み。

何故なら、△同銀とすると、▲3三金から玉を下段に落とされた上、銀を只取りされる。


ところが、山崎が、△同銀以降の先を検討してみると、

容易じゃあない!?

局後の感想戦で、聡太君に質したら、同感だと言う。

ええ〜、と、仰(の)け反(ぞ)った。

何故なら、劣勢と判断していたのだから。

読んで、劣勢と判断していたのなら!

▲4三歩成とせずに、手を変えるのが、常識。

なのに、聡太君は、手を変えなかった。

?????

山崎、絶句!

まあ、答えは簡単ですね。

山崎も、敢えて口に出しませんでしたが。

聡太君は、木下が△同玉とすると、人読みをしたんですね。

相手がA級棋士なら、手を変えた。

この人読みが、早い勝ち方なんですね。

聡太君の強さの秘密の一つです。


だってねえ、アマ初段相手に、アマ六段と同等の扱いをしませんからね。

五手詰の詰将棋しか解けない相手が、実戦で十数手詰の終盤を、読み切れっこ有り得ません。

それを

プロになって2年足らず、高々16歳の少年がやって退けた!

山崎が驚く所以である。

これでまた

老獪!

と評する棋士が増えるだろう。

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【ニュース冒頭】

第4期 叡王戦 段位別予選 七段戦

▲藤井聡太 七段(16歳)vs △木下 浩一 七段(50歳)

対局日:平成30年8月11日(土)

対局場所:東京・将棋会館「香雲」の間

開始時刻:19時

持時間:各1時間(チェスクロック使用)切れたら1手60秒未満の秒読み。

過去対戦はなく、本局が初対戦。

結果:63手で先手藤井の勝ち。

終局時刻:20時39分

消費時間:▲藤井49分、△木下48分。

勝った藤井は小林裕士七段と準決勝を戦う。

主催:(株)ドワンゴ

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【「藤井聡太四段の強さとその背景」過去の記事】


【歴代連勝記録分析の記事】


【関連記事】


〜 ライバルは誰? 〜 その2

師匠の杉本七段に「聡太君の弱点は?」と聞き手の○○女流が訊ねた。

「弱点を知っていれば、先日負けなかったし、もし、知っていても喋りませんよ。ハハハ(笑)」

そりゃ、そうですよね。

「一つ気になるのは、弱点と云うか・・・同年代にライバルが居ないことですかね」

と、語っていた。
将棋界のライバルの歴史を辿ると

大山 vs 升田。

中原 vs 米長。

谷川vs羽生、羽生 vs 森内、羽生 vs 佐藤康光

でしょうか。

谷川と羽生は、8歳差あり、同世代とは云えませんが、宿敵のライバルです。


そう云えば、渡辺明にも同世代のライバルが居ませんね。

本来なら、山崎、阿久津、橋本でしょうが、残念ながら技量不足。

敢えて、好敵手を挙げれば、羽生さんになってしまう。

羽生さんとは、14歳差ですから、同世代ではない。


しかし、

何故、ライバルが必要か?

そう。

桑原の爺さんが語ったように、

「名局は一人では生まれない。」

確かに。

これもライバルが必要な理由でしょう。

だが、これは、結果の部分。

過程として考える、と。

お互いが成長するために、必要

なのではないでしょうか。


例えば、アマ初段レベルであっても、同レベル同士の将棋は、面白い。

それは、スポーツであっても、同じ。

「彼奴(あいつ)にだけは、負けたくない!」

この闘争心が、努力の動機となる。

あるいは、

「彼と指すと、面白い!楽しい!」

この楽しさが、探究心、向上心を唆(そそ)り、努力が苦にならない。

さて、聡太君のライバル。

最有力候補は、増田康宏 六段(20歳)でしょうか。

( 昨日、竜王戦4組で勝って六段昇段!おめでとう!)

他には棋士は、

佐々木勇気 六段(23歳)

永瀬拓矢 七段(25歳)

辺りです。

しかし、・・・どうも、しっくり来ません。

聡太君の向上心を唆(そそ)る要因は、何か?

と、考える。

私は「将棋ソフト」ではないか、と、思う。

聡太君は詰将棋を得意とする。

詰将棋は、個人競技である。

指し将棋は、詰将棋と違った。

昔は。

それが、「将棋ソフト」が名人にさえ勝つ様になって、事情は少し変わった。

詰将棋の様に個人競技としても可能となった。

要するに、最善手を探すのに、昔は、共同研究か、実践が必要だったが、今は、自宅で自分一人でも可能となった。

従って、ライバルが居なくても、「将棋ソフト」があれば、

向上心を保ち続けられる・・・のではないか。


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【今回のライバルの定義】

対戦数が100局を超え、うちタイトル戦番勝負が50%を超えることが条件。

イメージ 1

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【註解】

註1.『ヒカルの碁』で、私の好きな場面。

 アニメ『ヒカルの碁』第70(局)話『佐為がいた』

 進藤ヒカルは佐為が消えたことで、ヤル気を失い、手合い(公式戦対局)を休んでいた。

 しかし、佐為は自分の打つ碁の中に居り、佐為と会う唯一の方法は、対局することだと悟った。

 そして、日本棋院へ行き、ライバルの塔矢アキラに「碁を続ける」ことを宣言した。

 桑原本因坊と日本棋院職員の坂巻(さかまき)氏との会話。


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【『ヒカルの碁』とは】

『ヒカルの碁』は、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による囲碁を題材にした日本の少年漫画。

日本棋院所属の女流棋士・梅沢由香里が監修を務めた。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1999年(平成11年)2・3合併合から2003年(平成15年)33号にかけて連載された。

話数の数え方は「第○局」。




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【参考】


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【「藤井聡太四段の強さとその背景」過去の記事】



【歴代連勝記録分析の記事】


【関連記事】



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