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将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

棋士の分析

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15.羽生永世七冠を理解する7つのポイント(註1)

 (5)将棋ソフトと棋士の存在意義

   〜 元々の”棋士の存在意義” 〜


棋士を理解する上で、どうしても避けて通れなくなった代物が、”将棋ソフト”である。

昨年、春に佐藤天彦名人と将棋ソフト「ポナンザ(Ponanza)」の二番勝負が行われ、ソフトの2連勝。

人間が将棋ソフトに完敗し、決着した。(註2)

そして、今まで訊ねられることすらなかった”棋士の存在意義”が問われるようになった。

更に拍車をかけたのが、カンニング疑惑で連盟が不祥事を起したことだ。

タイトル戦で何千万円もの賞金を払うだけの値打ちがあるのか?

と、肺腑を抉る様な論が現れる始末。

では、元々の”棋士の存在意義”とは?

1.将棋は、スーパーコンピュータでも計算が及ばない神の領域に達する奥深いゲーム。(註3)

  その頭脳ゲームで頂点に位置する名人は、正に神と崇められた。

  すなわち、名人の指し手は、深謀遠慮、叡智を超越した神秘的な表現であり、それは金銭に換算できないものである。
2.将棋は日本文化であり、その継承者である棋士は、重要無形文化財に相当する。
3.また、礼儀やマナーを含めた将棋の普及も使命である。

この3点ではないか、と、思う。

ならば、名人を上回る将棋ソフトの出現は、第1項が否定されることなのか。

棋士の存在意義は、2つしか残らないのか。


だが、その前に将棋そのものの魅力とは何か?

を考えてみたい。


<続く>

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【註解】

註1.羽生永世七冠

 今回より、表題を「羽生名人はなぜ強いか」から「羽生永世七冠はなぜ強いか」に変更します。


註2.人間が将棋ソフトに完敗し、決着した。

 一昨年(平成28年)も、叡王戦で優勝した山崎隆之七段(当時)が、同じく「ポナンザ(Ponanza)」に0勝2敗と完敗した。


註3.スーパーコンピュータでも計算が及ばない神の領域に達する奥深いゲーム。

 将棋は、10の220乗通りの指し手の分岐があり、大型コンピュータでも、人間の初心者に全く歯が立たなかった。(昭和50年(1975年)頃)

 1980年代中頃には、パソコン用の将棋ゲームソフトが市場に出回り始めたが、アマチュアの20級程度と言われた。

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【参照】
「はじめに」



15.羽生名人を理解する7つのポイント

 (4)精神力。Part4

   〜 羽生さんの精神力の強さ 〜


羽生さんは、七冠奪取の頃からチェスを習い始めた。

『朝霞(あさか)チェスクラブ』へ忙しい合間を縫って通い、ジャック・ピノー氏に教わった。(註1)

月に一二回の練習にも拘らず、驚異的な上達をした。

ピノー氏は、羽生さんに世界へ挑戦することを勧めた。(註2)

2002年、パリで行われた第2回国際トーナメントに招待され参加。(註3)

これを追ったテレビ番組『情熱大陸』(2002年7月7日放映)の中で、ピノー氏が羽生さんの長所について、

謙虚さと精神力の強さに感動した。

と語っている。

「感動した」との表現に、羽生ファンとして嬉しい。


イメージ 1
ジャック・ピノーさん(当時41歳)と羽生さん(当時 35歳)

イメージ 2
羽生さんとチェス仲間達

イメージ 3
大会終了後の会食で優勝者マルスラ氏と談笑する羽生さん


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【羽生さんとチェス】

 羽生さんがチェスを習い始めたのは七冠王となった頃。(25歳、1995年(平成7年)前後)
 1999年〜2000年代中盤頃には積極的に海外大会へ参加しており、この間にレーティングを大幅に上げ
 FIDEマスターというチェスのタイトルも獲得した。
 2007年にはプレイヤーの実力を表すレーティング値が国内最高値となり、ランキングの上でも日本国内で
 最も強いチェスプレイヤーとなった。
 それ以降もほぼ国内では1位か2位のレーティングを保持してる。


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【註解】

註1.ジャック・ピノー[Pineau,Jacques Marie]

羽生、森内のチェス師匠

チェス・プレイヤー。チェス講師。1961年フランス、ツール生まれ。56歳。
1984年ツールにて石川隆子と結婚。一男二女の父。
1986年日本在住。1987、1994年度、全日本チャンピオン。
1988年ギリシャ、テサロニキでのチェスオリンピック日本代表。
1992年フィリピン、マニラでのチェスオリンピック日本代表。
1995〜2002年将棋連盟国際将棋部チェス講師。


註2.羽生さんに世界へ挑戦することを勧めた。

 1度目は、2000年、シカゴ・オープン。
 2度目の公式国際大会参加は、2001年のサン=カンタン(フランス)の大会。
 3度目が、2002年、パリの一流のチェスクラブであるNAOに招かれた第2回国際トーナメント。


註3.NAOに招かれた第2回国際トーナメント

 2002年5月13日〜21日の9日連続休み無しで行われた。午後2時ゲーム開始。持ち時間は40手2時間+1時間(KO)。

 羽生さんが招待された背景には、次の様にNAOのサイトに書かれている。
 「この比類なき競技会を計画遂行することによりNAOチェスクラブはフランスと日本の文化的結びつきがより
 強固なものになることを願うとともに2つの素晴らしいゲームが一体となり両者の利益となることをも願う。」
 日本に友好的でチェスの普及を期待していることが伺い知れる。

 また、サイトでは日本将棋と招待選手である羽生氏が特別に扱われていた。
 これは偏(ひとえ)にジャック・ピノー氏の推薦調整のお蔭であろう。

 参加者には伝説のグランドマスター、タイマノフや神童ボネ(当時12歳)がいる。
 タイマノフ(当時76歳)は、旧ソ連の傑出したチェスプレーヤー&ピアニストで、"チェスが駄目でも音楽が私にはある"と言ったとか。

 トーナメント終了後の5月22日、羽生さんは日本大使館で将棋の十面指し対局を行った。

 羽生さんの残念ながら優勝できなかったが、成績は3勝3敗3分、5位。
 悪くない内容だった。
 大会優勝者のマルスラ氏(フランス)には勝ち。
 国際グランドマスターの称号を持つインキオフ氏(ロシア)とは引分け。
 国際大会は3度目で経験不足を衝かれたか。

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【参照】
「はじめに」



15.羽生名人を理解する7つのポイント

 (4)精神力。Part3

   〜 羽生さんの心の強さ 〜


佐々木寿人の強さの理由は、精神力が強いこと、と、或(ある)プロ雀士が語った。(註1)

その佐々木の天敵が、多井隆晴である。(註2)

一昨年の『 RTD 2016 リーグ 』決勝で鴨(かも)にされ、多井のブッ千切り優勝を許した。

目を覆いたくなる程の惨敗だった。

『 麻雀日本シリーズ 』でも、同様だったのである。

完膚無きまでに叩きのめされた佐々木。

当然ながら、同じ轍を踏まない様に、負けた試合のビデオを隈なく観て研究しているのか、と思ったら、

なんと、

「負けた試合は一切観ない、勝った試合しか観ない」

と答えた。

う〜ん。

これでは、多井に永遠に勝てない。

だから、優勝回数が意外と少ないのである。

どうも、佐々木の”精神力の強さ”には、偏食があるらしい。

将棋では、対局後、必ず感想戦を行うことが慣習となっている。

敗者は、口を利くのも億劫なものだ。

逆転負けでもしようものなら、盤上の駒を力任せに払い除けてしまいたい衝動に駆られる。

それが普通の人間の性(さが)である。

将棋は囲碁に比べて大逆転し易いゲームである。

先祖の同じチェスに比べても同様である。(註3)

中押し負けは、まだしも、逆転負けは悔しい。

しかし、 そこを歯を食いしばって端座し、勝因と敗因を検討する。

この感想戦によって、棋力向上する。

確かに、棋士の中にも、負けるとサッサッと帰る者も居る。

若き頃の高橋道雄九段が代表格か。

しかし、必ず、後刻、対局を振り返り、敗因を探っているのである。

で、なければ、絶対に、タイトルなど取れない。


我らが羽生さん。

第21期 竜王戦 挑戦者決定戦で、勝勢から、まさかまさかの一手頓死。

あの羽生さんが?!

記憶に残る大逆転負けを演じてしまった。

対局相手の木村九段が、当時を振り返って、

「 もし、私が羽生さんの立場だったら、盤を引っ繰り返して帰った 」

と、表現した。

ところが、羽生さんは、

一瞬顔色を変えただけで、後は淡々と感想戦をした

そうである。

木村は、その心の強さに敬服した、と述懐していた。

佐々木寿人に足りないのが、この精神力である。

私はファンなので応援している。

是非、見習って欲しいものである。



イメージ 1
終局直後の羽生四冠

イメージ 2
羽生(当時 名人・棋聖・王座・王将 38歳)


イメージ 3
木村八段(当時 35歳)


<続く>

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【対局概要】

第21期 竜王戦 渡辺明竜王への挑戦権をめぐる決定三番勝負第2局

対局日:平成20年(2008年)9月3日

▲木村一基八段(1組2位 35歳)vs △羽生善治名人(1組5位 棋聖・王座・王将 38歳)

結果:119手で先手木村の勝ち。

歴史に残る羽生名人の一手頓死。

これで三番勝負は1勝1敗。挑戦権の行方は12日に行われる第3局に持ち越された。

場所:東京・将棋会館「特別対局室」

開始時刻:10時

終局時刻:22時59分

消費時間:▲木村4時間58分、△羽生4時間59分

持時間:各5時間

主催:読売新聞社

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【註解】

註1.佐々木 寿人(ささき ひさと) 愛称「ヒサト」

 昭和52年(1977年)1月12日生。40歳。
 競技麻雀のプロ雀士。宮城県仙台市出身。
 日本プロ麻雀連盟所属 五段。
 東北学院大学文学部英文学科2グループ所属。
 2008年、日本麻雀機構所属の女性プロ雀士 手塚紗掬と結婚。
 雀風:超攻撃型。出和了りを期待しないリーチ(ツモ和了りを前提とするリーチ)。
   『ガラクタ・リーチ』とも呼ばれる。また、メンホン・メンチンの一色系を得意手役としている。

註2.多井 隆晴(おおい たかはる)

 昭和47年(1972年)3月17日生。45歳。
 日本の競技麻雀のプロ麻雀士。東京都出身。
 RMU(リアル・マージャン・ユニット)所属。
 (2005年まで日本プロ麻雀連盟所属。)
 当団体の代表を務めている。
 「最速最強」がキャッチフレーズ。メンゼン重視の攻撃型。
 「最速最強」の名の通り、「誰よりも速く、誰よりも強い麻雀」を標榜している。
 タイトル獲得及び大会優勝数は20を超える。
 2016年は、麻雀史上最高の年間賞金額を獲得した、と本人弁。
 自他共に認める最強雀士。


註3.チェスに比べても同様である。

将棋は相手の駒を取ると味方として使えるので、終盤になればなるほど、選択肢が莫大に増加し、複雑になる。
チェスは盤上の駒が減って行くだけなので、逆に、選択肢は減り、局面は単純化していく。
囲碁も第1手こそ361通りあるが、終盤に近づけは近づく程、選択肢は減る。
従って、チェスも囲碁も、将棋に比べて、形勢逆転し難い。

*----------*----------*
【参照】
「はじめに」



15.羽生名人を理解する7つのポイント

 (4)精神力。Part2

   〜 天才雀士『無冠の帝王』佐々木寿人 〜


近年、麻雀界で、最もテレビ等での露出が多く、ファンを多く掴んだのが、佐々木寿人だろう。

私が見るところ、彼は天才である。(註1)


佐々木は、『 RTD 2017 リーグ 』で54回戦終了時点、500ポイントを超える、桁違いの数字

を叩き出して、トップの成績で準決勝へ進んだ。(2位が262ポイント)(註2)

予選だけを見れば、15名の雀士中、文句無く”最強”と評されるに値するのだ。


イメージ 1


その彼に、戦前、どんな心構えで臨むか、の質問に

「 自分の麻雀を打つこと 」

と答えていている。

猿川が、予選前半戦にマイナスになって、自分の麻雀を見失ったことに気付き、

後半、プラスへ転じたことは、前回書いた。

猿川が苦い経験で悟ったことを、佐々木は、既に戦前から肝に銘じていたのだ。


従って、佐々木は、猿川より実力が上か、と云うと、そうではないらしい。

麻雀界では、佐々木の実力は、認められていないのである。

周囲のプロは「どうせ今の活躍は一時的なもの」と、侮っている節がある。


ところが、何時まで経っても、佐々木の勢いは止まらない。

だから、正面を切って「 あの麻雀はダメだ 」と言えない。(笑)

正しく、彼は天才雀士である。

しかし、優勝が出来ないでいる。

謂わば、『平成の小島武夫』『無冠の帝王』なのである。

その佐々木の強さの理由を、或(ある)プロが語った。

精神力が強い!

振り込んでも、振り込んでも、へこたれない。


<続く>

*----------*----------*
【詳細】

佐々木は、『 RTD 2017 リーグ 』で54回戦終了時点、500ポイントを超える、桁違いの数字を叩き出して、悠々と全参加者中トップの成績で準決勝へ進んだ。(2位が262ポイント)
勿論、内容も抜群であった。(トップ回数、和了回数、リーチ回数など、あらゆる数値で首位)
更に、昨年の『 RTD 2016 リーグ 』で準決勝に進出した8名のうち7名が、なんと予選落ち。
唯一、佐々木だけが、今年も準決勝に進んだのだ。
予選だけを見れば、15名の雀士中、文句無く”最強”と評されるに値するのだ。

佐々木は、予選や準決勝までなら、ブッ千切りのトップを取るのである。
周囲のプロは、恐縮しながら、打牌(ターハイ)の理由を訊ねるのだが、どうも芳しい返事が聞けない。
仕方なく、密かに、佐々木の麻雀を真似て試すのだが、尽く失敗するのである。
再度問い質すと、理由が曖昧で、勘で打っている節がある。
そうすると、周囲のプロは、「素人麻雀」「どうせ今の活躍は一時的なもの」と、侮る。

ところが、何時まで経っても、佐々木は勝ちまくるのである。
だから、正面を切って、「 あの麻雀はダメだ 」と言えない。(笑)


【雀風】

佐々木の雀風は、攻めに攻める、攻撃型である。
まず、降りない。リーチが掛かろうが、ポン・チーで仕掛けられようが、降りない。
『ガラクタ・リーチ』と称され、リーチのみの役で平気で牌を横に曲げる。
辺チャン、間チャン待ちの愚形リーチなどお構いなし。
自分より相手を利する可能性の高いカン(4枚組の槓子を作ること)に平気で挑戦する
また、清一色、混一色など、一色系が好きである。
「あんな風に打って勝てたら、どんなに気持ち良いだろうなあ」と、素人を憧れさせる。
将に、素人好みの『素人麻雀』なのである。
その上、打牌(ターハイ)が早く、頭の回転の早さが窺い知れる。
格好いいのである。

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【註解】

註1.佐々木 寿人(ささき ひさと) 愛称「ヒサト」

 昭和52年(1977年)1月12日生。40歳。
 競技麻雀のプロ雀士。宮城県仙台市出身。
 日本プロ麻雀連盟所属 五段。
 東北学院大学文学部英文学科2グループ所属。
 2008年、日本麻雀機構所属の女性プロ雀士 手塚紗掬と結婚。
 雀風:超攻撃型。出和了りを期待しないリーチ(ツモ和了りを前提とするリーチ)。
   『ガラクタ・リーチ』とも呼ばれる。また、メンホン・メンチンの一色系を得意手役としている。

註2.『 RTD 2017 リーグ 』

 (株)サイバーエージェント社が主催する麻雀大会。2017年2月〜11月の間に行われた。
 WhiteとBlackの2組(各8名)で、全予選54回戦(1人27戦)を行い、各組上位4名、計8名が準決勝へ進む。
 準決勝は、予選で獲得したポイントの半分を繰越して、全20回戦、1人10回戦行い、上位4名が決勝戦に進む。
 決勝戦は、準決勝までのポイントをゼロにして、8回戦を行う。上位1名が優勝者となる。
 ※藤田晋は両組に出場。よって、全参加者は15名。藤田は両組の予選を通過した場合は、ポイントの大きい方を持って準決勝へ進出。
  またその場合は準決勝に欠員が出るため、各組の5位と6位の4名でプレイオフを開催する。
 (予選のポイントを持ち越し、2回戦を打つ。上位1名が準決勝へ進出。)

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【参照】
「はじめに」



15.羽生名人を理解する7つのポイント

 (4)精神力。Part1

   〜 天才雀士『無冠の帝王』佐々木寿人 〜


最近、AbemaTVの麻雀番組を毎日の様に観ている。

『 RTD 2017 リーグ 』が面白くて仕方が無い。

その中で、猿川真寿の談話が興味を惹いた。(註1)

『 RTD 2017 リーグ 』は、16名による予選(1人27戦)を行い、8名が準決勝へ進む。(註2)

猿川は、予選前半、全くトップが取れず、マイナス242ポイント。


イメージ 1


予選通過は厳しいものと思われていた。

「 成績を残したいと云う気持ちが優先していて、小手先で点棒を纏めて、2着取りたいとか、トップ取りたいとかの麻雀になっていた。」

猿川は自分の麻雀を見失っていた。そして、数字合わせの麻雀を強いられると云う負の連鎖の中に居た。

「ポイントで追い込まれれば追い込まれる程、周りも復活させない麻雀を打って来る。」


イメージ 2


そんな中、偶々、或(ある)イベントで、親しい人から、

「 若手プロみたいな麻雀打ってるね 」



イメージ 3


と言われて、ハッと気付いた。

「仕掛けしても、上れたらいいナ、みたいな仕掛け」をしていることに。

自分の麻雀を打ってなかった。



猿川は、「負けてもいいから自分の麻雀を打とう」と決めた。

「そうすると、幸運にも勝ちだした。」(本人談話)

その後、連対率9割という驚異的な上昇を見せ、マイナスからプラスに転じた。(註3)


イメージ 4


私が思うに、それまで、先輩、同輩などからも、色々と助言を受けていたに違いないのだ。

しかし、それは耳に入らず、或親しい人(普段滅多に会わない、気を許せる人)の言葉が心に残ったのだ。


ここが不思議で、面白いところだ。



元MLBヤンキースに所属した松井秀樹。

渡米して暫くすると、外角に逃げるボール球を振らされて三振を積み重ねていた。

監督やコーチから、

「 少し前(ホームベース寄り)に立て 」


イメージ 5


と、アドバイスを何度か受けたが、松井は肯(がえ)んじなかった。

しかし、余りに成績が不振で、とうとうGM(ゼネラルマネージャー)から、同様の苦言が呈せられ、

松井も渋々同意せざるを得ず、15cm、ホームベース寄りに立った。

すると、別人の様に安打が生まれ出した。

「 な〜んだ、松井は頭が悪いなあ 」と非難する勿(なか)れ。

松井は、日本を代表するプロ野球選手なのである。

プロ野球を目指した人間の中で、何千人に一人の天才なのである。

少年野球まで含めたら、何万人に一人の逸材なのである。

プロには、プロに成る意地と誇りがあり、

自分の理論を貫き通して一流選手に成ったのである。

他人の意見に耳を貸すことと、

自分の理論を貫き通すことは、簡単に相容れないのである。


<続く>

*----------*----------*
【註解】

註1.猿川 真寿(さるかわ まさとし) 愛称「サル」

 昭和54年(1979年)4月18日生。38歳。
 競技麻雀のプロ雀士。静岡県静岡市出身。
 日本プロ麻雀連盟所属 六段。
 雀風:攻撃重視で鳴きも駆使するキレ味鋭い雀風だが、場面によっては独特な切り順から高打点の手に仕上げる事が有り
 その事を時として「モンキーマジック」と呼ばれている。

註2.『 RTD 2017 リーグ 』

 (株)サイバーエージェント社が主催する麻雀大会。2017年2月〜11月の間に行われた。
 WhiteとBlackの2組(各8名)で、全予選54回戦(1人27戦)を行い、各組上位4名、計8名が準決勝へ進む。
 準決勝は、予選で獲得したポイントの半分を繰越して、全20回戦、1人10回戦行い、上位4名が決勝戦に進む。
 決勝戦は、準決勝までのポイントをゼロにして、8回戦を行う。上位1名が優勝者となる。
 ※藤田晋は両組に出場。両組の予選を通過した場合は、ポイントの大きい方を持って準決勝へ進出。
  またその場合は準決勝に欠員が出るため、各組の5位と6位の4名でプレイオフを開催する。
 (予選のポイントを持ち越し、2回戦を打つ。上位1名が準決勝へ進出。)

註3.連対率とは

 連対率=(トップ回数 + 2着回数) ÷ 打半荘数 × 100%

 競馬における連対と同じく、「トップもしくは2着を獲得する割合」である。たいていの麻雀では半荘終了時にウマが素点に加算・減算されるが、
 2着であればプラスのウマを獲得できる。連対率は、このような観点から2着も勝ちとみなした「勝率」であると言える。
 麻雀の構造より、連対率の平均値は50%である。したがって、25試合, 2500試合, 250000試合で10%, 1%, 0.1% の差は意味があると言える。
 「連帯率」と誤記されることがある。「連対率」が正しい。

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【参照】
「はじめに」




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