将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

コンピュータ将棋考

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突然、和解成立と発表があった。

会見が『ニコ生』で放映されるとのことで、

私は、目の動き、仕草、言葉の抑揚・・・何一つ見逃さない積りで、固唾を呑んで見入った。


三浦九段が、いつもの辿辿しい、朴訥とした口調で

「藤井四段で盛り上がっている将棋界に水を差しちゃあいけないと思いまして・・・」

と、笑顔で話したのを聞いて、得心がいった。

蟠り無く、さっぱりと和解したことが、窺い知れました。


和解金が未発表ですが、そんな金額の多寡はどうでも良い。

実に良い会見でした。

拍手喝采!

三浦九段の人格に拍手です!



イメージ 1



ただ、一言だけ書きたい。

難癖を付ける訳じゃあありません。


聡太君で盛り上がろうが、どうだろうが、関係ないのです。

それ以前に、今の心境になって欲しかった。

何故なら、三浦九段も「将棋」で生かされているんですから。

谷川前会長、渡辺竜王だけでなく。

今居る現役の棋士だけでなく。

四百年前の棋士、これから生れてくる棋士を含め、皆。

皆、「将棋」に生き、「将棋」に生かされているんですから。


もっと早く1月頃に、三浦九段主催で、谷川会長、渡辺竜王と他理事を招いて、

壇上で握手して、笑顔の記者会見を開いて欲しかった。


しかし、今回の和解は、凄いことです。

拍手、喝采。

あらためて、三浦九段の人格に拍手です!


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【ニュース冒頭】2017年05月24日 18:27


三浦九段が公式戦の対局中に電子機器を使用して、不正行為に及んだのではないかという疑惑があり、

これに対して出場停止処分を行ったことに関しまして、両者の間で、平成29年5月23日(火)、第三者調査委員会作成の調査報告書における

「三浦九段が不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はない」旨及び

「日本将棋連盟による本件処分対応は許容される範囲内の措置であり、やむを得ないものと評価されるべきである」

旨の結果を相互に受け入れ、

日本将棋連盟が慰謝料として三浦九段に一定の補償を行うことをもって円満解決とする内容の和解が成立しましたのでご報告します。

今回の和解をもって、一連の騒動に関し、終結といたします。

日本将棋連盟は、タイトル戦において、金属探知機による荷物検査を実施したり、対局規定における電子機器の取り扱いについての不備を補完して対策を強化し、

二度とこのような問題が起こらないように努めます。

三浦九段に対する疑惑は晴れているので、今後も周知徹底に努めたいと思います。

棋士・女流棋士一同、今回の件を真摯に受け止め、将棋界発展のために邁進しますので、皆さまからのご支援ご声援を賜りたく、宜しくお願い致します。

 公益社団法人 日本将棋連盟 常務会
レーティングが3900を超えて、計り様の無い将棋ソフト『ポナンザ』。

先月、アマ高段者を相手に駒落ちで無敗!

あらためて驚異的強さを誇示した。

そのポナンザを二次予選、決勝と二度破ったソフトが現れたのですから驚きです。

そのソフトは、初参加の『エルモ』です。

この結果、判明したことがあります。

やはり、コンピュータの評価値は

「 私は読み切れていません。」

と吐露している証拠である!



決勝戦の『エルモ』vs『ポナンザ』戦は、昨日解説しました。

御浚(おさらい)すると、

ポナンザは82手目△9七歩成から猛攻を開始し、126手目△6九金まで、攻め続けた。

( 但し、エルモが誘った感あり。)

開始時点では、お互い優劣不明の評価値だったが、126手目でポナンザが「 反省 」、エルモの大局観(評価値)が優れていたことを認めた。


82手目から開始し、126手目までですから、実に45手の間、攻め続けた。

1手毎に3通りの変化手順があるとすると、いくら1秒間に10億手読めるソフトでも、

完璧に読み切ろうとすると、9万年かかる計算になる。(注1)

だから、「 評価値 」と云う名の「 大局観 」がなければ、決断できないわけです。

まだ、人間が勝てる要素が残っていそうな気がします。

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【注解】

注1. 9万年かかる計算になる。

 1秒間に10億手読むと仮定。

 計算式:(3のべき乗45)÷10億÷(60×60×24×365)=93,681年

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【ニュース冒頭】

第27回世界コンピュータ将棋選手権

開催日:2017年5月3日(水)〜5日(金)

場所:神奈川県川崎市

主催:コンピュータ将棋協会 (CSA)

特別協力:公益社団法人 日本将棋連盟


【結果】

二次予選、決勝と『ポナンザ』(Ponanza)を破った『エルモ』(Elmo)が初優勝を果たした。

『エルモ』(Elmo)が大会で唯一敗れた相手は、二次予選での『技巧』。


<二次予選>( SOLC値 )

 1位、エルモ、8戦1敗(45.0)
 2位、ポナンザ、8戦1敗(44.0)
 3位、クジラ、6戦3敗(52.0)
 4位、読み太、6戦3敗(49.0)
 5位、技巧、6戦3敗(47.0)
 6位、HoneyWaffle、6戦3敗(42.0)
 7位、NineDayFever、5戦3敗1分(41.5)
 8位、タヌキ、5戦4敗(52.0)

<決勝>

 1位、エルモ、7戦0敗、優勝
 2位、ポナンザ、6戦1敗
 3位、技巧、4戦3敗

いや、いや、いや、驚きましたね〜

まさか!まさか!

ポナンザ(Ponanza)が完敗するなんて・・・

今や、レーティングが3900を超えて、計り様の無いコンピュータ将棋『ポナンザ』。

そのポナンザを二次予選、決勝と二度破ったのですからエルモ(Elmo)の完勝です。


笑いを誘った光景がある。

エルモが優勝した瞬間、会場が拍手喝采に包まれたんですね。

ポナンザの負けをヤンヤと囃し立てたんですね。


昨年、技巧が二次予選でポナンザを破ったときも色めき立ったんですが、

結局、決勝で敗れて2位に甘んじた。

今年も、同じだろうという空気だっただけに、尚更、盛り上がったようです。


さて、決勝戦の『エルモ』vs『ポナンザ』、凄い将棋でしたね。


83手目▲9七同歩の局面、ここからポナンザの猛攻が始った。



【図1.83手目▲9七同歩まで】
イメージ 1


この時点の評価値「エルモが+−を行ったり来たり。ポナンザが+100」だったそうだ。

そこから、いきなり角切り!?


【図2.84手目△9七同角成まで】
イメージ 2


誰もが、ポナンザの勝ちを信じた。

一見無理と思われる強引な攻めで、ほぼ100%の勝ちを収めてきた実績があるからだ。


進んで、△7七香の局面。


【図3.100手目△7七香まで】
イメージ 3


人間が先手側なら、気力を失い、投了していても可笑しくない局面です。

ポナンザの信用は絶大ですからね。

ところが評価値は「エルモが+600。ポナンザが±0」

評価値の+600は、人間で云えば「優勢」、CPでは、期待勝率7割だそうです。

要するに「エルモは受けきれると判断しており、

ポナンザは互角か、千日手模様という判断。」

さあ、どちらの判断(=読み)が正しいのか?

痺れますね〜、ワクワクしますね〜

( 淀川長治調 )

更に進んで、後手ポナンザの△6八銀不成に対して、エルモが▲7八玉と上がった局面。


【図4.125手目▲7八玉まで】
イメージ 4


増田四段の解説に因ると、ポナンザはどうもこの▲7八玉が読み抜けていたのではないか、とのこと。

ここからポナンザの評価値が大きく反転した。

「 エルモが+1000を超え、ポナンザが−500 」

ポナンザが自身の劣勢を確認した!

読み負け!!

うわ〜っ!!


CP将棋用語で、「エルモが説得」し「ポナンザが反省」した訳だ。

この後、エルモは入玉を果たし、ポナンザ玉を仕留めた。

エルモの完勝!


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【ニュース冒頭】

第27回世界コンピュータ将棋選手権

開催日:2017年5月3日(水)〜5日(金)

場所:神奈川県川崎市

主催:コンピュータ将棋協会 (CSA)

特別協力:公益社団法人 日本将棋連盟


【結果】

二次予選、決勝と『ポナンザ』(Ponanza)を破った『エルモ』(Elmo)が初優勝を果たした。

『エルモ』(Elmo)が大会で唯一敗れた相手は、二次予選での『技巧』。


<二次予選>( SOLC値 )

 1位、エルモ、8戦1敗(45.0)
 2位、ポナンザ、8戦1敗(44.0)
 3位、クジラ、6戦3敗(52.0)
 4位、読み太、6戦3敗(49.0)
 5位、技巧、6戦3敗(47.0)
 6位、HoneyWaffle、6戦3敗(42.0)
 7位、NineDayFever、5戦3敗1分(41.5)
 8位、タヌキ、5戦4敗(52.0)

<決勝>

 1位、エルモ、7戦0敗、優勝
 2位、ポナンザ、6戦1敗
 3位、技巧、4戦3敗
昨日、臨時棋士総会で青野、中川、片上の3理事が解任された。

なんとまあ、解任とは!

辞任すればよかったのに。

こんな結末になったのは、なんとも拙劣である。

まあ、一番の被害者は、三浦九段であろう。

しかし、これを見事解決するのも、三浦だった。

昨年末、疑惑が晴れてから、何ら行動を起さなかった。

将棋四百年の歴史で、五本の指に数えられる英雄

となれたに違いないのに・・・

竜王のタイトル十連覇以上の値打ちがあった。

残念!!



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【ニュース冒頭】


日本将棋連盟(佐藤康光会長)は平成29年2月27日(月)、臨時棋士総会を開き、

一部の棋士から出されていた5理事の解任を求める議案への投票を行った。

開票の結果、

▽青野照市専務理事(64歳)
▽中川大輔常務理事(48歳)
▽片上大輔常務理事(35歳)

の3理事の解任が決まった。

東和男常務理事(61歳)と佐藤秀司常務理事(49歳)の解任は否決された。


今月6日の総会で、昨年10月に明らかになった三浦弘行九段(43歳)の

将棋ソフト不正使用疑惑の際の対応が

(1)棋士の立場を守らず棋戦運営に支障をきたした
(2)将棋連盟の信用を大きく損ねた

などの理由で辞任を求める声が上がっていた。

その後、投票による解任を求め、28人の棋士が開催を請求し、今回の臨時総会が開かれた。

234人の正会員中216人(委任状を含む)が出席した。

三浦九段の疑いは昨年末の第三者調査委員会の報告で晴れている。

疑惑で三浦九段が出場停止処分を受けた時点の谷川浩司会長(54歳)

と島朗常務理事(54歳)は1月に辞任している。


 毎日新聞 2017年2月27日 16時12分(最終更新 2月27日 16時12分)【山村英樹】
谷川会長が入院された。

よくぞ先日の順位戦で木村八段に勝ったものだ。

長引かないことを祈る。


新会長に佐藤康光九段と井上慶太八段が立候補したらしい。

2月6日(月)に選挙が行われ、佐藤新会長で決まり、と専らの噂だ。


私に提案がある。

三浦九段、新会長、渡辺竜王、羽生三冠などなど、

マスコミを招いて、全員笑顔で握手してはどうか!


もう、なんの蟠りもありません!

と、宣言して欲しいのだ。



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【ニュース冒頭】

<谷川浩司・連盟会長入院 新会長決定の総会も欠席へ>

 毎日新聞 2017年2月2日(木) 16:35配信

日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)が入院し、4日に静岡県焼津市で行われる棋王戦第1局の前夜祭を欠席する。同連盟によると、病名などは不明。

谷川会長は、三浦弘行九段(42)の将棋ソフト不正使用疑惑への対応を巡り、辞任を先月表明した。会見でも体調不良を辞任理由の一つに挙げていた。

新会長を決める6日の臨時棋士総会や理事会も欠席する見通し。



<新会長に佐藤九段が確実に 2人が届け出>

 毎日新聞 2017年1月25日(水) 20:11配信

将棋ソフトの不正使用疑惑への対応で、谷川浩司会長(54)と島朗(あきら)常務理事(53)が引責辞任することに伴う、

日本将棋連盟の理事選挙の立候補が25日締め切られ、

東京(定数1)で佐藤康光九段(47)が、関西(同)で井上慶太九段(53)が届け出た。

2月6日の投票で2人が新理事に決まり、理事の互選で選ぶ新会長には元名人の佐藤九段が就任することが、ほぼ確実になった。

投票で過半数の信任を得、直後の臨時棋士総会で承認されると、2人の理事就任が決まる。

任期は谷川会長らの任期だった6月まで。

投票権がある棋士、女流棋士は235人。

新会長は、続いて開かれる理事会で理事の互選により決まるが、人心一新のため新理事から選ばれる可能性が高い。

谷川会長は18日の辞任会見で「会長は将棋界の代表なので、

実績、知名度のある人がふさわしい」と語っており、名人2期などタイトルを通算13期獲得し、

現在A級に在籍する佐藤九段が選出される見込み。佐藤九段は現在、棋士会長を務めている。

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