将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

コンピュータ将棋考

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
羽生ファンの私としては、羽生さんのご家庭が、順風満帆、お幸せに満ちていることが、私の幸せである。


羽生理恵さんのツィートが波紋を呼んでいる。


自身の若い頃の誹謗中傷のことも赤裸々に語られており、よく今日まで耐えてこられたなあ、と感心した。

結婚以来、お幸せに違いない、と、勝手に想像していたが、心無い中傷に病んでいたとのこと。

背筋が寒くなった。


「カンニング疑惑」騒動を振り返る。


前回も書いたが、内偵中のことをマスコミに喋るのは、ご法度である。

従って、渡辺竜王が発覚前に『週刊文春』のインタビューに応じていたのであれば、それは悪手だ。

渡辺竜王は、先の竜王就位式で、

「メディアの取材に対応したことにより、三浦九段にご迷惑をかけたことを申し訳なく思う」

と謝罪したらしい。

その通りだろう。


谷川会長が1月18日に、会長を辞任する意向を表明した挨拶文の中で、

「対局規定の整備の遅れなど、10月以前の対応不備に責任がある。三浦弘行九段には辛い思いをさせ申し訳ない。」

と語った。

的確であると思う。

当然、会長だけでなく、理事にも相当の責任はある。

しかし、

羽生三冠、千田六段、久保九段に、微塵の責任も無い。


ところで、

三浦九段の復帰戦、なんと相手は羽生三冠。

七段以下の棋士が相手なら、三浦九段を応援するところだが、

残念ながら相手がA級棋士以上、さらに羽生さんとなると、

私は、相手を応援せざるを得ない。



*----------*----------*

羽生理恵さんのツィート 投稿日: 2017年1月29日


メディア、ネットでの情報拡散の恐ろしさと、イメージ先行の怖さについて計19個の大量連続ツイートをしますので、
お嫌な方は今すぐミュートして下さい。


(1)私で例(たとえ)ると、面白可笑しく報道されて以来ずっと書かれた『武豊さん』とはお付き合いの事実はありません。
乗馬を長年してて馬が好き。ダービーの花束贈呈などのご縁で、
ご両親の邦彦先生と洋子さんにはご飯ご馳走になったり厩舎を案内して頂くなど本当に優しくよくして頂きました。

(2)スポーツ紙に報道されたのがNHK朝ドラ放映後の20歳、
『畠田理恵横入り!武豊さん巡り三角関係!』の内容。
三角関係だと?面白い!と尾ヒレが付いて拡散され

(3)週刊誌とネットは誹謗中傷の嵐。
特に、放送作家の山田美保子さんと、漫画家のやくみつるさんの攻撃が酷く、
山田美保子さんは週刊現代のコラム『山田の目』で何度も
【畠田理恵は金持ち玉の輿狙いの上昇志向の強い女!』と書かれ、ネット上にもその波紋は広がりました。

(4)やくみつるさんも、テレビのワイドショーのコメンテーターの立場で、
金持ちを横取りする玉の輿狙いの女と何度言われたかしれません。
お二人の確信にも似た発言と文字は世間の多くの方へのフィルターになり、当時、畠田理恵のイメージが定着。

(5)波紋は広がり、その他週刊誌にもDカップを揺らして、純粋培養の羽生善治を肉体で誘惑!
等、書きたい放題ひどいものでした。
当時、友達からは『Dカップって本当にあったらよかったのにねぇ?』
と慰めなのかdisってるか分からない励ましを貰ったものです。

(6)お茶さえご一緒した事ない、一緒に飲んだことさえもない山田美保子さんや、
やくみつるさんの発信力の高い方々からの玉の輿狙いレッテルは剥がれず、
その後も羽生善治は武豊さんのお下がり女を彼女に!?
等目を覆う中傷報道が繰り返され真っ直ぐな主人に申し訳なさで私も病んでゆきました。

(7)25歳で結婚になった時は主人が7冠の頃。
また、そこでも玉の輿狙い成功!計算高い女!等々の報道に苦しめられました。
総合失調症に悩まされ、結婚式の日までに体重は34キロまで減少していました。
芸能人は中傷慣れしてると言われますが人間だもの(みつを)蝕まれます。

(8)家族もしかり。大阪に居た祖母と叔母、私と東京で同居してた母などもネット批判の対象。
母は、離婚し母子家庭だというだけで、
金金金金金って目の色変えて娘が玉の輿狙いにそそのかす!
や、羽生善治に巣食う寄生虫!!とまで書かれ倒れて入院。
今でも、心無い同窓会で左団扇と揶揄される事も。

(9)当時は誤解を解く術もTwitterありませんでした。
メディアに書かれネットに残る恐ろしさは想像を遥かに超える。
1度付いたイメージは払拭出来ない!
その辛さを痛感してるのでネット上に発信する全ての人に伝えたい。
人の人生を、その家族の人生を、その発信が変えてしまう力を持つことを。

(10)その痛みの中で、カトリック信仰を持つ事が自分を救ってくれました。
母子家庭や低学歴は一括りでお金にさもしく、卑しいでしょうか?両親揃い高学歴は善でしょうか?
努力する事の素晴らしさは尊敬ですが、生きて行く上で人間には心映えも大切な要素ではないでしょうか?

(11)お金目当ての寄生虫と中傷され続けた母は、同居でもずっと働いて自活しています。
善治君や娘の評判の迷惑にならぬようにと。書いたもの勝ち、ネットやLINEで悪口が及ぼす影響は社会から
その人を抹殺する大きな威力があるんです。

(12)最後に私から将棋ファンの皆様にお願いがあります。
2月13日に、主人と三浦先生との対局があります。これが、三浦先生の復帰戦になるそうです。
否が応でも注目されるその対局を前に誤解を解きたい事を手短にお話します。

(13)先ず、秘密会合で主人が処分相談など真っ赤な嘘です。
島理事から主人に電話があり、渡辺竜王からどうしても羽生にお話がある。
谷川会長、佐藤名人、他にタイトルホルダーも同席だからどうしても来て欲しいと要請があり渋々出掛けた事。
そこでは、説明を一方的に受けるに終始した事。

(14)島理事からメールで、証言云々これならどうですか?の返信としての『その経緯が本当に事実でもグレー』発言。
しかし、証拠もないのに処分は全く不当!として伝え、疑わしきは罰せずが鉄則ですと明言。
疑わしきは〜と書くと法律解釈とかへ理屈が出ますが、要するに証拠無し処分はダメの意味。

(15)その後、理事会での決定と渡辺竜王の週刊文春告発へと続くのです。
許せないのはメール前後の文脈は省いた【グレー羽生善治】の所だけに焦点を当てたご都合切取り主義と、
主人をあたかも三浦先生告発の一員と誤解を受ける様に名前を利用された事。文春の中吊りや新聞の見出し用に。

(16)文春の発売を知り、このままでは1人の棋士の人生を変えてしまう、将棋界の為にも書くからかしてと
夜中対局から帰宅した主人がどんな思いで私のTwitterを借りて自分でツイートを打ったと思いますか?
妻に代弁させてと誤解してる方もいますが、自分の言葉で伝えたいと本人が打ちました。

(17)心を尽くし精神を尽くしてした事が、いつの間にか羽生叩きになり、いつまでもネット上の噂や騒動が治らない事が
三浦先生の棋士としての当たり前な日常を壊している。
本当に三浦先生を思うなら収束は弁護士の先生にお任せし、復帰戦を当たり前に見守って欲しいと思います。
何故なら、

(18)三浦先生が、棋士として早く普通に将棋を指したいです。と、望まれているのだから。
2月13日の主人と三浦先生の対局が、白熱した面白いものになりますように。
将棋が大好きなもの同士他の何物にも惑わされず全力で戦える場になりますように、
ファンの皆様の応援を何卒よろしくお願いします。

開く コメント(2)

開く トラックバック(0)

私は、谷川会長だけでなく、理事全員も辞任すべきだと思います。

但し、もう一度、全員立候補して、信を問えば良い。

批判した棋士は、自分が立候補するか、誰かを推薦すべき!




イメージ 1


*----------*----------*

【ニュース冒頭】

日本将棋連盟谷川会長、辞任を正式表明 記者会見で

毎日新聞 2017年1月18日(水) 15:25配信


「10月以前の対応不備に責任、体調回復せず」

将棋ソフトの不正使用疑惑への対応を巡る混乱を受け、日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)が18日午後3時、

東京・将棋会館で記者会見し、会長を辞任する意向を正式表明した。冒頭、一礼して会見場に現れた谷川会長。

配布した挨拶文を読み上げた後、「対局規定の整備の遅れなど、10月以前の対応不備に責任がある。

三浦弘行九段には辛い思いをさせ申し訳ない。任期をまっとうすることが責任と思っていたが、

年末年始を挟んでも体調が回復しなかった」などと付け加えた。また、三浦九段の復帰戦について

2月13日の竜王戦1組、羽生善治王位戦になったことを明らかにした。


*----------*----------*

【辞任発表の谷川会長のコメント全文】


謹んでご報告申し上げます。この度、会長を辞任させて頂くことと致しました。

第三者調査委員会から報告書を頂き、年末年始をはさんでいろいろと考えた結果、

将棋ファンの皆様、主催者・協賛社の皆様、そして三浦弘行九段に誠意をお伝えするには、

会長が辞任するのが一番、という結論に至りました。

加えて、昨年の十月以降、対応に苦慮する中で心身ともに不調をきたすようになってしまいました。

このような状況の中で責任ある立場を続けるのは、将棋連盟にも迷惑がかかると考えました。

専務時代を含めると約五年半、お世話になりました皆様には申し訳ありませんが、ご理解頂ければと思います。

なお、空白期間を作ることはできませんので、新しい会長が決定するまでの期間は務めさせて頂きますことをご了承下さい。

関係者の皆様、将棋ファンの皆様にご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。


 平成29年1月18日

 谷川浩司

開く コメント(2)

開く トラックバック(0)

年末年始、突如「進化版アルファ碁」がネット上に出現し、世界のトップ棋士を次々と撃破した。

<対戦相手>

1位、柯潔 九段:中国。

3位、朴廷桓 九段:韓国。

5位、井山裕太 六冠:日本。

7位、柁嘉熹 九段:中国。

8位、李世乭 九段:韓国。

9位、時越 九段:中国。

14位、金志錫 九段:韓国。

17位、朴永訓 九段:韓国。

33位、古力 九段:中国。

37位、安成浚 九段:韓国。

( 順位は、2017年1月現在、世界ランキング )

全員1勝も出来ず


恐らく持時間30分以内の早碁だと思いますから、人間が実力を十分発揮できたとは思いません。

しかし、条件は同等。

これ以上の実力者は、現世にいない!

もうこうなったら『ヒカルの碁』の佐為に蘇って貰うしかない!

ハハハ


中国の囲碁サイト上では、勝利したら10万元(約170万円)の賞金までつけた。

しかし、誰一人獲得できず。

その上、内容も抜群。

序盤から優位に進め、終局までほとんど逆転を許さず圧倒したらしい。

結局、「進化版アルファ碁」は60連勝した。


グーグル・ディープマインドは、年初に柯潔九段との公式対決を開く予定とのこと。

それに先立ち、プログラムチェックの為、一連のオンライン対局を推進したらしい。


柯潔九段は、昨年3月、李世乭九段 vs アルファ碁戦のとき「 私なら勝てる! 」と豪語した。

その自信満々だった男が、この1週間の前哨戦で3戦全敗!

さあ、世界ランク1位の柯潔九段、すなわち、世界1位の頭脳は、

この途方も無い人工知能相手に

どんな戦いを見せてくれるのでしょうか?

楽しみです。

何の工夫もなしにコロッと負けたら、怒りますよ!

フフフ


イメージ 1


イメージ 2

*----------*----------*

【棋士の名前】

柯潔(かけつ)

朴廷桓(パク・ジョンファン)

柁嘉熹(だかき)

李世乭(イ・セドル)

時越(じえつ)

金志錫(キム・ジソク)

朴永訓(パク・ヨンフン)

古力(こり)

安成浚(アン・ソンジュン)

*----------*----------*

<囲碁>世界最強の柯潔九段にも勝った・・・さらに強くなったアルファ碁「60戦全勝」

2017年01月05日15時25分

グーグル・ディープマインドの人工知能(AI)囲碁プログラム「アルファ碁」がオンラインで世界最高棋士を相手に全勝したことが確認された。
4日まで60勝無敗であり、その後に予定された対局はまだない。昨年3月に開催された李世乭九段との
「グーグル・ディープマインド・チャレンジマッチ」当時と比べて「アルファ碁」ははるかに強くなった姿だ。

昨年12月29〜31日、アルファ碁は韓国インターネット囲碁サイト「Tygem」で「Magister(マジスター)」
というIDで中国の柯潔九段、韓国ランキング1位の朴廷桓九段など世界トップ級棋士と対局した。
結果はアルファ碁の30戦全勝。

その後、アルファ碁は中国の囲碁サイトに戦場を移し、「Master(マスター)」というIDで対局を続けた。
グーグル・ディープマインド側は、1月2〜3日、「Master」に最初の勝利した人に10万元(約170万円)を贈ると賞金までつけた。
しかしまだ勝者は一人も出ていない。

匿名を求めた囲碁インターネットサイト関係者は「グーグル側がはるかに強くなったアルファ碁の実力を点検するために、
非公開でオンラインでアルファ碁と世界最高棋士の対局を行うことにした」とし「MagisterとMasterは
ともにアルファ碁のID」と明らかにした。

グーグル・ディープマインド側が年初に開く予定の柯潔九段との公式対決に先立ち、
アルファ碁の実力を最終点検するために一連のオンライン対局を推進したという分析だ。

アルファ碁は昨年3月にも李世乭九段との対戦を控えてもインターネットサイトでテスト対局をしたという。

アルファ碁に敗れた相手が世界トップ棋士という点で衝撃的だ。それぞれ日中韓ランキング1位の朴廷桓九段、
柯潔九段、井山裕太九段ともにアルファ碁を相手に1勝もできなかった。
特に朴廷桓九段は5回挑戦したが、一度も勝てなかった。世界最強の柯潔九段も3連敗という屈辱を味わった。

韓国上位ランカーの安成浚九段、朴永訓九段、金志錫九段もアルファ碁に敗れた。

中国トップランカーの柁嘉熹九段、時越九段もアルファ碁の圧倒的な実力に屈した。
金志錫九段は「アルファ碁はとてつもなく強い。私では相手にならないようだ」と短く語った。
安成浚九段は「昨年3月のアルファ碁より今のアルファ碁が強くなっているのを感じる」とし
「プロ棋士より一つ上だという感じがした」と評価した。対局の過程も驚く。

3日までの50局すべてでアルファ碁は序盤から優位に進め、対局が終わるまでほとんど逆転を許さず圧倒した。

世界囲碁界は今回登場したアルファ碁と人間の圧倒的な棋力差を淡々と受け入れる雰囲気だ。
さらにAI出現後に新しい囲碁の未来を準備するべきだという声も高まっている。

柯潔九段は昨年12月31日、中国版のツイッター「微博(ウェイボ)」に「人類が数千年にわたり実戦を通じて進化させた囲碁を、
人工知能は非常に短い期間にすべての情報を収集分析し、勝つ方法を体得してしまった」とし
「今後、棋士は人工知能と連係してこそ新しい領域に進むことができ、新しい世界に到達することができる」とコメントした。

古力九段はアルファ碁の50戦全勝直後、微博に「以前から私たちが考えていた永遠に変わらない囲碁の定石と真理が
マスターの出現で完全に破壊されるという変化が生じた」とし「それでも美しい明日を迎えに行こう」とコメントした。

現在、アルファ碁のほかにプロ棋士レベルの棋力を備えたAI囲碁プログラムには中国の「刑天」、
日本の「DeepZenGo」がある。ともにプロ棋士との対局で高い勝率を記録している。

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

振り返ってみると、将棋ソフトのこの辺りの指し手は、老獪そのものだった、と、思える。


70手目△4四角の局面。



【図1. 70手目△4四角まで】
イメージ 1



先手の棋士側は、6六銀と繰替えて、一瞬、満足した。


ここから、当然の▲6七金に、後手ソフトは、△6二玉。



【図2. 72手目△6二玉まで】
イメージ 2



この△6二玉は、飛車交換後の王手角取りの▲2一飛を避けたもの。

さあ、次こそ△2六歩が来る。


先手棋士軍は、侃侃諤諤、飛車交換を避けるべく▲3八金と上がった。


この時点のポナンザ(Ponanza)の評価値は、先手棋士軍−94、後手ソフト軍+94。

ほぼ互角である。

残り時間は、先手、1時間4分、後手、1時間51分。


後手玉は囲いから出て薄そうだが、陣形が低く纏まっている。

片や先手陣形は、伸び切った上にバラバラ。

素人目に見て、どう考えても、後手優勢に映る。


案の定、この後、△7三桂〜△8一飛と転換されると、評価値が動いた。



【図3. 76手目△8一飛まで】
イメージ 3



この時点のポナンザ(Ponanza)の評価値は、先手棋士軍−285、後手ソフト軍+285。

歩3枚分位、後手ソフト軍優勢。

残り時間は、先手、1時間03分、後手、1時間49分。


森下九段の第一声、「こうなるんなら、▲3八金と上がるんじゃあなかった」

後手の狙いは、△8四歩からの殺到が明白。

こうなると4四角が絶好の位置で、6六銀が守り駒どころか質駒にしか見えない。

勝てる気が・・・しない。

△6二玉は、王手角取りを避けただけじゃあなく、

飛車の転換も狙ってたのか・・・絶句!

老獪!!



*----------*----------*
【開催概要】

『電王戦合議制マッチ2016』

棋士軍とソフト軍による3対3の対局。棋士軍の指し手は合議により決定。
ソフト軍の指し手は各ソフトの候補手を基に多数決で決定。
多数決で指し手が決まらない場合は将棋電王トーナメント上位ソフトの候補手を採用。


日程:2016年12月31日(土)大晦日

対局カード:棋士軍 vs ソフト軍

棋士軍:森下卓九段、稲葉陽八段、斎藤慎太郎六段

ソフト軍:PONANZA、nozomi、大樹の枝

持時間:3時間(チェスクロック方式)、秒読み3分。

対局開始時間: 17:00

結果:156手で後手ソフト軍の勝ち

対局会場:ニコファーレ

代指し:新 電王手君(株式会社デンソー)

解説者:木村一基八段、野月浩貴七段

聞き手:香川愛生女流三段、室谷由紀女流二段

記録係:山口恵梨子女流二段

主催:株式会社ドワンゴ、公益社団法人日本将棋連盟

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

将棋ソフトの指し手を解説できるうちは、なんとか勝てる可能性が残っているのかも知れない。


61手目▲6五歩の局面が勝敗の分かれ目だったかも知れない、と昨日書いた。

その根拠が、この後の手順。


【図1. 61手目▲6五歩まで】
イメージ 1


図1からの指し手

△4五歩 ▲5五銀
△5四歩 ▲6六銀
△7三角 ▲3七角
△同角成 ▲同桂
△4四角(図2)



【図2. 70手目△4四角まで】
イメージ 2



先手の棋士軍3人は、4六銀が6六へ移動できて、ほくそ笑んだ。

その上、ゼロ手で3七桂と跳ねられたのだから、嬉しくない訳がない。

棋士10人にこの指し手の流れを問えば、10人が10人「 先手、良し! 」と答えるだろう。


将棋ソフトは、一体何を考えているのか?

却って・・・不気味。


△4四角と打たれてみると、先手の6六銀を狙いつつ、△2六歩から飛車交換を目論んでいる。

飛車交換になれば、陣形が伸び切っている先手は堪ったものではない。

そして、交換後の△2六角が先手の3七桂取りになっている上、先手の受けが難しくなっている。


人間の心理を見透かしているのか?

疑心暗鬼に陥る。


*----------*----------*
【開催概要】

『電王戦合議制マッチ2016』

棋士軍とソフト軍による3対3の対局。棋士軍の指し手は合議により決定。
ソフト軍の指し手は各ソフトの候補手を基に多数決で決定。
多数決で指し手が決まらない場合は将棋電王トーナメント上位ソフトの候補手を採用。


日程:2016年12月31日(土)大晦日

対局カード:棋士軍 vs ソフト軍

棋士軍:森下卓九段、稲葉陽八段、斎藤慎太郎六段

ソフト軍:PONANZA、nozomi、大樹の枝

持時間:3時間(チェスクロック方式)、秒読み3分。

対局開始時間: 17:00

結果:156手で後手ソフト軍の勝ち

対局会場:ニコファーレ

代指し:新 電王手君(株式会社デンソー)

解説者:木村一基八段、野月浩貴七段

聞き手:香川愛生女流三段、室谷由紀女流二段

記録係:山口恵梨子女流二段

主催:株式会社ドワンゴ、公益社団法人日本将棋連盟

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事