コンピュータ将棋考
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趙先生が第3局に勝ち、私の評価基準では、趙先生の2勝1分。 シリーズを制しました。 ヨカッタ!ヨカッタ! 3局を振り返ると、趙先生の考えが垣間見えた気がします。 第1局は、黒番で「目外し」という珍しい布石で開始し、相手の序中盤の力を計った。 第2局は接近戦の「地の取合い」の力がどれくらいあるか、試した。 結果は、先生のポカで敗れましたが、若いときであれば、きっと勝っていた。 そして、第3局は、趙先生の普段の布石で進めました。 結果は、趙先生の完勝! 流石ですね。 いい加減な喋りから、いい加減な碁を打っている印象でしたが、とても、とても・・・ 真剣でした。 故・藤沢秀行先生を彷彿とさせる全3局だった気がします。 その尊敬すべき趙先生が、 「日本にきて55年間囲碁の勉強をしているけど、今までの積み重ねは何だったろうというくらい、 (ZENの)序盤の感覚は(卓越していた)違った。」と、清清しい表情で語った。 *----------* 【対局者、開発者、棋士の感想】 趙名誉名人「強かったね。(韓国から)日本にきて55年間囲碁の勉強をしているけど、今までの積み重ねは何だったろうというくらい、序盤の感覚は違った。 (自分のほうが)いいはずなんだろうけど、自信はなかったですね。人間のようにポカもあったけど、そんなところはすぐに改良されていくでしょう。 3月にZenの碁を見てから半年でボクは退化したけど、その間に(Zenは)すごく成長した。 半年後に対局したら負けちゃうかもしれないけど、恥ずかしいとも、悔しいとも思わない。AIが強くなったら、それを使って(棋士も)勉強して、 互いに強くなっていったらいいんですよ」清清しい表情で語った。 加藤代表「Zenの評価値が終局になる直前には50・1%にまで降下した。楽観派のZenの評価がここまで下がっては望みがない。 数手前から妙な手を打ち出していた。最初からよくなく、完敗だな、と」と頭を下げた。 「アルファ碁に追いつくこと、そして協力いただいた囲碁界に何らかの貢献をできるようにしたい」と話した。 主催者のドワンゴ・川上量生会長「開発協力の立場では(Zenが)負けたことは若干悔しい気持ちがあるが、主催者としては人間の勝利をうれしく思う。 近いうちに第3回電王戦を実現できれば」と次回の開催を示唆した。 *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第2回 囲碁電王戦 趙治勲名誉名人(60歳) vs 『 DeepZenGo 』 三番勝負(連勝しても3局必ず打つ)の第3局が 日本棋院で行われ、趙名誉名人が勝ち、成績を2勝1敗とし、シリーズを制した。 開催日: 2016年11月23日(水・祝) 開始:13:00 終了:16:06 結果:167手にて趙名誉名人の黒番中押し勝ち。 解説:井山裕太六冠、聞き手:吉原由香里六段 対戦ルール: 19路盤。互先、先番6目半コミ出し。日本ルール。
ソフトの貸し出しは無し。 持時間:2時間/60秒の秒読み3回 |




