将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

大盤解説、観戦記

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私は渡辺竜王を嫌いだが、彼の明晰さは際立っていて、流石と唸るときが、しばしばある。

ここ一年、プロ将棋の戦型から 『 矢倉 』 が減っているらしい。

減っていることも知らなかったが、誰もその原因を説明してくれていなかった。

漸く『 週刊将棋 』(2010年7月21号)で知った。

非常に解りやすい説明をしたのは、渡辺竜王だ。

「 現状では先手が角換に誘導しようとするので増えにくい。

  要するに、角換問題が解決しない限り、矢倉は増えない。

  ▲7六歩に、△8四歩と突いても、どうせ3手目▲2六歩なので矢倉にならない (図1)」

【 図1 】 3手目 ▲2六歩まで
イメージ 1


この話の大前提は、居飛車同士の対戦で、後手が矢倉を期待した場合である。

すなわち、初手▲7六歩△8四歩に、3手目▲6八銀を期待するということである。(図2)

【 図2 】 3手目 ▲6八銀まで
イメージ 2



3手目▲2六歩 の出だしは、大体、

『 同形角換腰掛銀 』『 一手損角換 』『 横歩取8五飛車 』になる。

しかし、『 一手損角換 』は、受けが苦にならない人しか指さない、ので限られる。

『 横歩取8五飛車 』は、研究量が勝敗を分け、皆、好んで指しているわけではない。

と、なると、『 同形角換腰掛銀 』を選ぶことになる。

だが、この『 同形角換腰掛銀 』は、ここ一年、なんと先手の勝率7割9分!!(15勝4敗)

そして、この分の悪い後手を堂々と持って勝っていた渡辺竜王が、今年に入って、羽生名人との将棋(図3)、

佐藤九段との将棋(図4)を共に負かされた。

それ以来、余計に後手を持って指す人が激減した、と言うのだ。

な〜んだ、そうだったのか。

だから、2手目△8四歩と突いて、▲6八銀の矢倉を期待しても、

先手側は、勝率の良い3手目▲2六歩を指す。

従って、矢倉の戦いが減る。

これを十分教えていてくれれば、先の棋聖戦 羽生棋聖 対 深浦王位 の第一局は、

もっと面白く観れたのに・・・。残念だ。


【 図3 】 63手目 ▲6九飛まで
イメージ 3


【 図4 】 61手目 ▲4四角成まで
イメージ 4
昨日、第67期 名人戦 第4局の現地大盤解説会に参加してきた。

和歌山県高野山の金剛峰寺(こんごうぶじ)で行われた解説会には、午後2時で既に約100名のファンが
溢れんばかりに座っていた。
地元の人が半数であったが、遠く東京から来た人も居た。

大盤解説会へ、交通費とは別に1000円〜1800円の参加料まで払って足を運ぶ目的は、
第1が、『次の一手』の賞品が欲しいからだ。

扇子や書籍など賞品は色々用意されているが、直筆色紙が垂涎の的であることに、誰も異論はないだろう。
しかし、羽生名人の色紙は3枚しか無いのである。


次に、プロ棋士の解説を直に聞けることだ。
そして、その場で直接質問が出来るところが、WEB観戦やテレビ観戦と違う点だ。

第65期 名人戦が伊豆で開催されたとき、勝又六段が解説だった。
私は、終盤の詰むや詰まざるやの局面だったので、「ボナンザ!」と、たった一言を叫んだ。
それだけなのに、勝又六段は、「渡辺竜王対ボナンザ戦」を含め、滔々と説明してくれた。
彼が如何に頭脳明晰か、そこに居たファンは皆、舌を巻いた様子だった。


大盤解説会の魅力の3番目。

先日、関西将棋会館で棋王戦第4局が行われたが、終局後に両対局者が大盤解説会へ現れ、
感想戦をやってくれた。
これは、ファンとっては堪らない。


という訳で、私は、高野山へ片道3時間の道のりを出発した。

だが、今回の一番の動機は、実は、私の5月の「吉方」が「南西」だったからだ。
高野山は、私の住居から「南西」にあたるのだ。


『次の一手』の出題は、安用寺六段だった。

【出題図 51手目 先手1五歩まで】
イメージ 1


安用寺六段は、ここで、
「後手1五同歩」を第1候補
そして、
「後手7七桂成り」を第2候補
第3候補は、なし
と説明していた。

私は、記入用紙を貰うなり、直ぐに「後手7七桂成り」と、第2候補を書いた。

私の周囲に居たアマ高段者らしき数名の人たちは、皆、「後手1五同歩」と
口々に喋っていたのだが、私は、少し躊躇っただけで、自分の思う通り書いた。


それから、十数分後。
正解発表があった。

「後手7七桂成り」!!

約100名中、正解したのは、30名位だったように思う。

私は、過去、数度大盤解説会へ参加して、『次の一手』に3度正解したが、
貰った景品は、扇子、タオルセット、書籍だった。
色紙に当った人が恨めしかった。

だが、今回は、何となく願いが叶いそうな予感が、強烈にしていた。

予感は的中した。

私は、2番目に呼ばれた。

そして、3枚しかない念願の賞品『羽生名人の直筆色紙』を獲得したのだ。

要するに、100名中3名に選ばれたのだ。
確率3%の勝負に勝った訳だ。

バンザーイ!!

イメージ 2
第67期 名人戦 第4局
平成21年5月21日 高野山「金剛峰寺」
大盤解説会の『次の一手』の賞品
『羽生名人の直筆色紙』
『洗心』と揮毫されている。
 羽生四冠(名人、王将、王座、棋聖)が、深浦王位に挑戦する第49期王位戦7番勝負 第5局
徳島市沖浜東の『渭水苑』で、本日8月26日より二日間にわたる熱戦の幕を開いた。

 第4局に深浦王位が勝ち、3勝1敗として、王位防衛に後1勝として迎えた本局。
 羽生四冠は、後のないこの第5局をどう戦うか、注目を集めている。

 この王位戦は、北海道新聞社、東京新聞、中日新聞社、神戸新聞社、徳島新聞社、西日本新聞社の6社共催で、WEB上での速報も持ち回りで担当しているようだ。

 しかし、各新聞社によって、現地控え室の検討を、速報する解説のサービスが、次に示すように、ある場合と無い場合があるのだ。

 第1局 北海道新聞社  解説あり
 第2局 中日新聞社   解説なし
 第3局 神戸新聞社   解説あり
 第4局 西日本新聞社  解説なし
 第5局 徳島新聞社   解説なし

 折角、現地に棋士が数人おり、控え室で検討しているにも拘わらず、その内容が速報されないのは、興味半減である。

 大手新聞社なら怠慢だろうと苦情を訴えるところだが、地方新聞社なので気の毒である。

 だが、新聞社以上にこれに気が回らない棋士がの方が不思議である。

 棋士は将棋を指すことも仕事だが、普及も大切な仕事である、と将棋連盟は位置づけている。

 たとえ、新聞社のWEBサービス上に指し手解説がなくても、棋士の誰かがブログで補えばいいのである。
 現地控え室に居ても、対局者と違って閑であろう。
ならば、モバイルPCを持参して、自分のブログで解説サービスをやればいいのである。
あるいは、現地でなくても、自宅でやっても良い。

 新聞社任せにすることはないのである。

 約150人も棋士がいて、それに気が付かないのは、お粗末である。
 気が付きながら実行しないのは、怠慢である。


1日目指しかけ図 59手目 先手5四歩まで
イメージ 1

 明日、ここから指し継がれるのだが、封じ手候補には、どんな手があるのだろうか?
 この局面は、過去前例があるのだろうか?  
 どっちが優勢なんだ?

 誰か、指し手解説をやってくれ〜!


追伸 (平成22年8月12日)

 今年、第51期王位戦より、「 中継ブログ 」「 解説チャット 」 が設置された。
 主催の連合6社に将棋ファンとして感謝する。
 と、同時に、この新聞社6社の機敏性、機動力は素晴らしい。
 いずれ、大手新聞社を凌駕するのではないか、と期待せずにはいられない。
第66期名人戦第5局 森内名人対羽生二冠。
2日目夕方のNHKBSテレビ中継を観た。
聞き手が山田久美女流三段

久しぶりに美しい山田三段の姿をみて感激したのは良かったが、
三浦八段の解説が全くダメ。

「う〜ん」と唸っているばかりで、ちっとも駒を動かさない。
何が「う〜ん」と考えさせるのか、どこが難しいのか、それを説明して欲しい。
観ている方はイライラしてくる。
それと「そうですね」の相槌が多すぎる。
まあ、これは棋士全般に言えることだが、耳障りである。
思わずテレビ画面に向かって毒づいてしまった。
山田三段ごめんなさ〜い。

言っておくが三浦八段は、順位戦A級在籍7年目。羽生二冠と名人挑戦権を最後まで
争い、今期A級第2位であるから、棋界でも5本の指に入る実力者である。

ところが、解説となると、まあ、全然話にならない。
誰か注意してやってくれ!
これと同じなのが第4局解説の北浜七段。

その後、屋敷九段が出てきた。
歯切れがよく、駒もよく動かすので判りやすい。
ストレスが溜まらない。

その次に鈴木八段が出演。流石であった。
これは非常に良かった。
ハキハキと控え室での検討の手順を示してくれた。
三浦八段と二人での解説だったので、鈴木八段は遠慮気味に
形勢判断していたが、気にするな、気にするな。

実際に対局者がどう指そうと構わないのだ。
指してが当たろうが、当たらなかろうが、構わないではないか。
とにかくあらゆる変化手順を解説して欲しいのだ。

そうそう立会人の高橋九段も上手かった。

三浦八段!もう少し喋り方の勉強をしてから、出演してくれ!


 
第66期名人戦第5局 森内名人対羽生二冠のNHKBS名人戦中継を観た。
聞き手が山田久美女流三段。
久しぶりに山田三段の姿をみて感激しかったのは良かったが、
三浦八段の解説が全くダメ。

「う〜ん」と唸っているばかりで、ちっとも駒を動かさない。
何が「う〜ん」と考えさせるのか、難しいのか、それを説明して欲しい。
観ている方はイライラしてくる。
それと「そうですね」の相槌が多すぎる。
ま、これは棋士全般に言えることだが、耳障りである。
思わずテレビ画面に向かって毒づいてしまった。
山田三段ごめんなさ〜い。

言っておくが三浦八段は、順位戦A級在籍7年目。羽生二冠と名人挑戦権を最後まで
争い、今期A級第2位であるから、棋界でも5本の指に入る実力者である。

しかし、解説となると、まあ、全然話にならない。
これと同じなのが第4局解説の北浜七段。

その後、屋敷九段が出てきた。
歯切れがよく、駒もよく動かすので判りやすい。
ストレスが溜まらない。

その次に鈴木八段が出演。流石であった。
これは非常に良かった。
ハキハキと控え室での検討の手順を示してくれた。

実際に対局者がどう指そうと構わないのだ。
とにかくあらゆる変化手順を解説して欲しいのだ。

そうそう立会人の高橋九段の喋りも上手かった。

三浦八段、もう少し喋り方の勉強をしてから、出演してくれ!
 

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