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今回は、存分に楽しませてくれた。 後手大石七段は、自ら角交換する向飛車を趣向。 だが、聡太君は、得意の玉頭位取り。 序盤、先手、やや優勢ではないかの評判。 しかし、64手目△3一飛が大石のカウンターパンチ。 【図1. 64手目△3一飛まで】 聡太君は、▲2二歩があるので、△3一飛はいと読んでいた。 ところが、蓋を開けてみたら・・・必敗! 唖然としたらしい。 <続く> *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第44期 棋王戦 予選 対局日:平成30年4月24日(火)、10時開始 場所:関西将棋会館「水無瀬の間」 ▲藤井聡太 六段(15歳)vs △大石直嗣(おおいし ただし)七段(28歳) 結果:133手で藤井の勝ち 終局時刻:20時03分 持時間:各4時間 消費時間:▲藤井 3時間59分、△大石 3時間59分 主催:共同通信社
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頑張れ!聡太君!
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いや〜、驚きましたねえ。 〔図1.50手目△8四桂まで〕 玉の傍の金取り! この後、 △2七歩(8分) ▲同飛(9分) △4五歩(15分) ▲3二と(0分) △4六歩(0分) ▲4二と(0分) △4二同金(0分)▲4三歩(25分) △5四角(27分) ▲4二歩成(4分) △2七角成(0分)▲5二と(2分) △4七歩成(0分)(図2) 〔図2.66手目△4七歩成まで〕 この局面は、先手玉が詰めろ。 先手も5二と金と迫ってはいるが、足りない。 やはり▲2四歩からでは遅かったかあ〜 と後悔しても手遅れ。 〔図3.67手目▲5九金まで〕 一体全体、こんな発想。 どこから生まれるんでしょうか? これで一手勝ちと読み切っている。 凄い! *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第66期 王座戦 二次予選 第5枠 ▲藤井聡太 六段(15歳) vs △糸谷哲郎 八段(29歳) 対局日:平成30年3月22日 対局場所:関西将棋会館「水無瀬の間」 結果:89手で先手藤井の勝ち 開始時刻:10時00分 終局時刻:20時01分 持時間:各5時間 消費時間:▲藤井4時間21分、△糸谷3時間42分 主催:日本経済新聞社
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注目の師弟対決。 結果をテレビのニュースで観た、世間の感想は、 1.聡太君、凄いなあ。師匠にまで勝った。 2.師匠が弟子に負けるなんて・・・(冷笑) 3.師匠は、態(わざ)と負けたんじゃない? 4.聡太君、勝っていいのかどうか迷ったんじゃあない? 5.師匠は複雑な心境だろうなあ。 と、まあ、概ね、こんなものか。 4番目までは、将棋界を知らない人の感想ですね。 師匠にも色々ある。 昔は、弟子と指すのは、入門の時と、夢破れて奨励会を退会する時、だったらしい。 ところが、森下卓(現九段)と師匠の故・花村元司九段から異変が起きた。 杉本七段も聡太君と結構指したらしい。 ただ、杉本は毎日でも指したかったらしいが、悪影響を与えると懸念して控えた、と述懐している。 日に日に強くなる聡太君。 今回の対戦前に既に師匠は、自分が勝つ確率がかなり低いと認識していた。 しかし、師匠も、プロ棋士である。 プロ棋士に成る者は、全員、負けず嫌いである。 愛弟子と雖(いえど)も、いざ、勝負となると、絶対勝ちたいのだ。 私みたいなド素人を引き合いに出しても仕方ないが、子供に負けてやろうと思って始めても、 結局、向きになってしまう。 師匠も、人間である。 師匠に勝つことを、棋界では「恩返し」と呼んでいる、とニュースでアナウンスしていたが、あれは、本心ではない。 大概の師匠は「恩を仇(あだ)で返す」と読む。ハハハ(笑) 話が長くなる。 森内俊之九段(十八世永世名人)は、羽生さんに尽く敗れていた頃。 自分自身を嫌いに成ったと、述懐していた。 嫉妬に苛まれるのだ。 彼は、棋界の 6%のAランクに入る男である。 にも拘らず、そんな心境に陥るのだ。 谷川浩司九段(十七世永世名人)も同様である。 否、他にも多くの棋士が、自分自身を嫌いに成ったに違いないのだ。 第68期 王将戦 一次予選 2回戦 千日手指し直し局 ▲藤井聡太 六段(15歳) vs △杉本昌隆 七段(49歳) 対局日:平成30年3月8日(木) 対局場所:関西将棋会館「水無瀬の間」 結果:111手で後手藤井の勝ち。 終局時刻:18時20分 持時間:▲藤井1時間6分、△杉本1時間2分 消費時間:▲藤井2時間49分、△杉本2時間56分 主催:スポニチ、毎日新聞社 *----------*----------* 【「藤井聡太四段の強さとその背景」過去の記事】 その1「強い人に教われ」 その2「詰将棋を解け」 その3「沢山指せ」part1 その4「沢山指せ」part2 その5「有利に導くコツ」 その6「将棋ソフトを活用」part1 「補足」強さの度合い その7「将棋ソフトを活用」part2 その8「将棋ソフトを活用」part3 その9「将棋ソフトを活用」part4 その10「老獪」 その11「将棋ソフトを活用」part5 その12「将棋ソフトを活用」part6 その13「真価はこれから」 その14「100局までの勝率が目安」 その15「相手の得意形で指す」 その16「羽生三冠の評価」 その17「羽生三冠の評価」追記 その18「強運」 その19「?吸啄同時」 その20 「師匠・杉本七段」 【歴代連勝記録分析の記事】 【関連記事】 |

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南九段は、谷川世代の武将の一人。 若き頃、「リトル大山」と呼ばれた、重厚な棋風だ。 今回の南九段は、スイッチがオンになっていた。 元タイトル保持者の底力を見せてやろうと闘志満々だったに違いない。 さて、本局。 南が49手目▲7二歩と垂らした局面。 【図1.49手目▲7二歩まで】 しかし、私には、「聡太君、危ない!」と映った。 約30手進んだ局面。 案の定、▲7二歩はと金に成り、桂香を拾って、急所の4六に香車を据えた。 【図2.75手目▲4六香まで】 対して、聡太君の△9九成銀の酷いこと。 更に進んで、83手目▲6五桂と天使の跳躍。 【図3.83手目▲6五桂まで】 こんな気持ちのいい桂跳ねがあろうか。 先手、大優勢! もう、負けた、と思いましたね。 ところがなんと、ここから大逆転勝ちするんだから、聡太君は、凄い。 この逆転勝ちは、自信になったでしょうねえ。 *----------*----------* 【註解】 註1.50歳以上の棋士に本局まで15戦全勝だった。 *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第67期 C級2組 最終第11回戦 ▲有吉道夫 九段(73歳) vs △高崎一生 四段(22歳) 対局日:平成21年3月10日(火) 対局場所:関西将棋会館「御上段の間」 結果:101手で先手有吉の勝ち。 勝った有吉は4勝6敗となり、降級点を逃れた。敗れた高崎は7勝3敗で、昇級の可能性がなくなった。 終局時刻:23時04分 持時間:各6時間 消費時間:▲有吉4時間47分、△高崎5時間47分 主催:スポニチ、毎日新聞社
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