予選、本戦、一般棋戦
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聡太君、負けちゃいましたね〜 ほんの僅かで中学生棋士を逃した天才です。 従って、聡太君のライバルでなければならない男です。 2人の対戦は、非公式戦(『炎の七番勝負』)を含め2局。 過去、増田君の2連敗です。 2人の対戦が、公式戦で1局!? これは少ない。 ポーカフェイスの増田君ですが、闘志満々、万全の準備をして臨んでいることは間違いない。 それが序盤早々に現れた。 【図1. 5手目▲7七銀まで】 その予想戦型を見事に外した。 しかし、簡単に矢倉を組むとも到底思えません。 何か、秘策があるに違いないことは、容易に想像できます。 結局、増田君が積極的に仕掛けたのが功を奏したのでしょう。 終盤、聡太君の持時間が残り約10分に対して、増田君は1時間以上。 聡太君の怪しい手に、増田は冷静に対処できた。 聡太君、残念! しかし、まだ王座戦の挑戦権が残っています。 頑張れ!聡太君! *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第31期 竜王戦 決勝トーナメント ▲増田康宏 六段(4組優勝 20歳)vs △藤井聡太 七段(5組優勝 15歳) 場所:東京・将棋会館 放送日時:平成30年(2018年)6月29日(金)10時 結果:125手で先手増田の勝ち。 勝った増田は、次戦で佐藤康光九段(1組5位)と対戦する。 終局時刻:22時17分 消費時間:▲増田4時間47分、△藤井4時間59分 持時間:各5時間 主催:読売新聞社
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都成五段は、本当に性格の良い男ですねえ。 浦野八段の話。 聡太君に2連敗した者が集まる『被害者の会』が企画され、2連敗した直後の都成に声を掛けたところ、一つ返事で了承を得たらしい。 敗戦直後なだけに腹を立てるのが普通。 「気持ちの良い男ですよ」と都成の性格の良さに感心していた。 過去、2人は3戦して、聡太君の全勝。 都成が弱いのか? トンデモナイ! 彼は、6組優勝したんですし、順位戦もC級2組からC級1組へ上ってる。 前年度の成績は、勝率0.744(32勝11敗)第4位 通算成績も、勝率0.7010(68勝29敗) と、申し分ないんです。 ただ、聡太君が強過ぎるだけなんです。 本局、都成は、絶対に勝ちたい。 その気持ちがよく表れていました。 惜しむらくは、振駒で、先手番を引いたこと。 千日手模様を打開せざるを得なかった。 最終盤は▲4四角と、潔く形作りをしました。 【図1. 83手目▲4四角まで】 ホント、良い男ですねえ。 *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第31期 竜王戦 決勝トーナメント 1回戦 ▲都成竜馬 五段(6組優勝 28歳)vs △藤井聡太 七段(5組優勝 15歳) 放送日時:平成30年(2018年)6月25日(月)10時 結果:104手で後手藤井の勝ち。 終局時刻:22時11分 消費時間:▲都成4時間58分、△藤井4時間53分 持時間:各5時間 主催:読売新聞社
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そして、タイトル保持者が中村太地王座ですから、俄然、奪取に燃えていた筈(はず)。 相手が誰であろうと、万全の準備をして臨んでいる。 その上、相手は報道陣を数十人従えて来る聡太君です。 タイトル戦の最終局並みの心構えだったに違いない。 片や聡太君。 昨年末、深浦に大逆転負けを喫した。 人目も憚らず、脇息に項垂れ、悔しそうでした。 心に雪辱を期していることは明らかです。 さて本局。 聡太君は、中盤以降優勢に進め、終盤、鮮やかに即詰に打ち取ったのですが、 実は、本譜に現れなかった詰手順が凄かった。AbemaTV解説の阿久津主税八段と横山泰明六段が「詰手順が解らない!」と嘆いた。その局面が、114手目△4八金と押し売りしたところ。〔図1.114手目△4八金まで〕 〔想定図1.115手目▲2八玉まで〕 将棋ソフトに解かせてみた。 (手順は下記に) 私の野次馬的推測。 完敗の上に、花を添えるなんて、屈辱以外の何ものでもない。 馬鹿馬鹿しい! 先輩棋士、A級棋士、元タイトル保持者の矜持ですね。 秒読みの最中の一瞬の「拒絶」です。 これは深浦に限らず、誰でも、「拒絶」したに違いない。 さあ、聡太君、どうも、このまま挑戦権を獲得しそうですね。 そうなったら、タイトル奪取は、ほぼ間違いない。 勢いです。 *---------*----------* 【想定図1以下】 △3八金打 ▲同飛 △同金 ▲同玉 △3九金 ▲2七玉 △2九飛 ▲2八歩 △3八角 ▲同銀 △3六角 ▲2六玉 △2五歩 ▲同桂 △同銀 ▲3七玉(途中図1) 〔途中図1.131手目▲3七玉まで〕 途中図1以下 △3八金 ▲同玉 △4九銀 ▲2九玉 △4七角成 ▲1八玉 △2六桂 ▲2七玉 △3六馬 ▲1七玉 △1六銀 ▲同玉 △2四桂 ▲1七玉 △2五桂(最終図1) 〔最終図1.146手目△2五桂まで〕 深浦が後手玉に詰めろを掛けた107手目から勘定すると、39手詰。 本当に、聡太君は、読み切っていたのかなあ? えっ!? 詰将棋回答選手権の問題の方が、長手順で遼に難しいですって? 確かに、そうだ! *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第66期 王座戦 挑戦者決定トーナメント 2回戦 ▲深浦康市 九段(46歳) vs △藤井聡太 七段(15歳) 対局日:平成30年6月22日(金) 対局場所:東京・将棋会館「香雲」 結果:120手で藤井の勝ち 藤井七段は、準決勝進出を決め、斎藤慎太郎七段と対局します。 開始時刻:10時00分 終局時刻:21時53分 持時間:各5時間 消費時間:▲深浦4時間50分、△藤井4時間42分 主催:日本経済新聞社
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abemaTV解説の屋敷九段と及川六段が、本局を終始惜しまず絶賛。 語り口はたどたどしいものでしたが、良い解説でしたね。 石田が、75手目▲7七歩と飛車を追っ払おうとしたところ。 〔図1.75手目▲7七歩まで〕 誰が考えても、普通は、△5六飛と角と刺し違える。 〔図2.76手目△7七同飛成まで〕 聡太君は、飛車を歩と交換した。 バカな!? しかし・・・よく見ると・・・ 飛車を先手に渡しても、後手玉は、詰まない! でも、でも・・・ 此処(ここ)からの寄せが、難しい。 控室や、解説の誰も解らない。 そこに、聡太君が、正解手を披露する! 〔図3.80手目△7八歩まで〕 図3より ▲7八同玉 △7七歩 ▲8八玉 △7八銀 ▲同角 △同歩成 ▲同玉 88手目、ここが誰も発見できなかった手。 〔図4.88手目△8六桂まで〕 この△8六桂があるからこそ、詰んだのだ。 この一連の手順が素晴しい。 屋敷九段が”歴史に残る名局”と絶賛した由縁です。 聡太君の長所をこれだけ引き出したのは、石田六段が善戦したから。 敗れたとは言え、素晴しいと、屋敷九段は讃えた。 非常に良い解説でした。 *----------*----------* 【ニュース冒頭】 第31期 竜王戦 5組ランキング戦 決勝 ▲石田直裕 六段(29歳)VS △藤井聡太 七段(15歳) 対局日:平成30年6月5日(火) 場所:関西将棋会館 結果:96手で後手藤井の勝ち 開始時刻:10時00分 終局時刻:21時36分 持時間:各5時間 消費時間:▲石田4時間59分、△藤井4時間22分 聡太君は、決勝トーナメントに出場。次戦で都成五段と対戦する。 主催:読売新聞社
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