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風天さんから、林葉直子についてのコメントを頂いたので、返答を兼ねて、記事にしました。 将棋界のことをご存知ない方には、何の話やら、さっぱり解らないと思いますが、ご了承下さい。 私も大きな声では言えませんが、林葉直子ファンです。 当時、内藤九段が「谷川と林葉が結婚したらなあ」と策略を練っていたくらいですからね。 私も、本当にそうなるんじゃあないかと期待してました。 恐らくあんな事件がなければ、今なお、清水、中井、矢内辺りとタイトルを争っているでしょうね。 恋愛というのは、どんな形であれ、仕方がない、というのが私の持論です。 「不倫」は、今の時代の人間の「倫理感」であって、本来の人間性からすると恋愛の一つの形でしかない。 「良い」も「悪い」もない、と思っています。 二人の間で、どんな会話が交わされようが、どうでもいいことです。 二人の家庭が崩壊しようが、世間になんの関係もない。 ただ、本当に愛していたら、相手も自分も貶めちゃあダメですよね。 あの事件で、林葉も、中原も、傷ついたけれども、将棋界も評判を落とした。 二人が大切にしてきた「 将棋 」を傷つけたことが、二人の最大の「 罪 」じゃあないでしょうか。平成六年、林葉直子が、確か、行方不明になったのが事の始まり。 それから四年後、テレビのワイドショーで中原との不倫を暴露して騒動になった。 中原は『 将棋世界 』誌に謝罪文を掲載をした。 同時に米長も手記を載せた。 その米長の文章が名文でしたね。 米長は、中原が、さぞかし気落ちして苦悩の日々を送っているだろうな、と思い、勇気付ける為に電話した。 中原 「よく眠れなくて、睡眠時間が減ったよ」 米長 「そうだろうな。で、何時間ぐらい寝てるの」 中原 「八時間くらい」 いつもは、十時間くらい寝るんだそうだ。 それを聞いた米長は、要らぬお節介だったと呆れた。 あんな騒動の件でテレビのインタビューに自宅の庭で答えるなんて、ハイエナに自らの体を捧げるようなものだ。 普通ならインタビューを断る。 睡眠時間のことも、そうだし、中原という男は「世間知らず」で、「将棋だけしか知らない棋士」である。 その「 世間知らず 」の男が、たまたま起こした騒動である、と米長は書いていたように思う。 林葉は、小学生の頃から先崎学(現八段)と米長宅で内弟子生活を送っていた。 そして、大の中原ファンだったのだ。 中原も最初は小学生のファンの一人としか考えてない。当り前。 しかし、年を追うごとに大人になって行き、元々、目鼻だちのくっきりとした美人だったので、 中原も自制できなくなったのだと思う。 一般人の不倫とは違い、有名人だから、周りのマスコミが騒ぐ。 その分、ちょっとした行き違い、勘違いに因る感情のモツレも増幅される。 林葉は、棋士としての収入が無くなった分、テレビのワイドショーでそれを補うかのように、よく出演した。 騒動も一旦治まったかと思われた頃、今度は豊胸手術をしてヌード写真集を出した。 その次には、タロット占い師。 そして、一昨年でしたか、父親の借金に巻き込まれて自己破産。 私も林葉が、将棋界に復帰したら面白いとは思うが、今の女流棋界にとっては迷惑でしょう。 それに年齢も、四十歳。薹(とう)がたっている。 今でも「 かとりまさる 」というペンネームで漫画原作を執筆し、元気にしているらしいので、 そちらで頑張って貰いましょう。 [若き日の林葉直子 中学生の頃か] *----------*----------*----------*----------*----------*----------*----------*----------*
【参考】 「 大相撲、こうすれば立ち直れる 」 「 棋士の存在そのものが文化だ 」 |
将棋の三面記事
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もう35回を数える「近鉄将棋まつり」に、私は今日、8月11日初めて訪れた。 タイトル戦は何度か現地に行ったことはあるが、こういう「お祭り」にはあまり興味がなかった。 午後3時から羽生名人のトークショーとサイン会があった。 トークショーの会場には、二階席にも立ち見も出る程で、約600名が所狭しと入った。 その後のサイン会は、先着100名だったらしいが、完売で長蛇の列。 さすが羽生名人である。 反対側で関西ホープのイケメン棋士山崎七段もサイン会をやっていたが、早々と終了していた。 今までタイトル戦の現地大盤解説会を聞きに行ったが、多くて150人程度である。 今期の名人戦は異常で、現地大盤解説会はいずれも会場に入りきらない程。 第3局は、初の試みで、ほぼ全国の都道府県へ棋士を派遣して大盤解説会を開いたらしい。 私も兵庫県芦屋市の解説場へ足を運んだが、100名を超える大入りだった。 しかし、タイトル戦は、多くが地方の有名旅館で平日に行われる。 サラリーマンが気軽に仕事帰りに立ち寄るというわけには行かない。 それに比べて「将棋祭り」は、中心部の百貨店で催されるし、土日祝日に併せて日程が組まれる。 それも、子供達にとっては夏休みの期間である。 確かに、考えてみれば「将棋祭り」の方が人が集まり易い要素はある。 しかし、それにしても、予想以上に多かった。 将棋人口は、『レジャー白書』によると、1年に1回以上将棋を指す15歳以上の人で、 1985年度 1680万人 2005年度 840万人 2006年度 710万人 と大幅に減少し、漸減傾向が続いている、と報告されている。 「1ケ月に1回以上指す10歳以上の人」要するに「よく指す人」という定義なら、 むかしから全国約300万人と言われている。 谷川浩司が史上最年少21歳で名人を獲得して、棋士という職業が世間の親に認められ、 羽生善治七冠フィーバーでは、将棋を指さない若い女の子の「追っかけ」ファンまで現れた。 しかし、昔と違ってテレビゲームを初め将棋以外の子供の遊びは山ほどある。 その上、少子化社会である。 残念ながら、将棋をよく指す人口は、100万人を割っているのではないだろうか。 そこで、重要なキーポイントではないか、と考えられたのが、女流棋士である。 どんな業界でも同じである。 商品の売上を伸ばしたい。 あるいは、色々な社会問題で、世間の関心が低い。どうにかして、関心を持つ人口を増やしたい。 そんな場合、キーポイントは男なんかより女性である。 キムタクみたいな男を広告塔にすればそれは簡単だ。 しかし、有名芸能人は、広告料がべらぼうに高い。全然コストが合わない。 最もオーソドックスなのは、女性の意見を取り入れて女性に女性の票を集めてもらう。 とにかく、女性に関心や興味を持ってもらう方向に考えるべきである。私もだが、男の考え方は、どうも演説調で押し付けがましい。 反省!反省!(豊川悦司風に)
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タイトル戦の現地大盤解説会へは、度々行ったが、今日、約二十年振りに東京将棋会館を訪れた。 前回訪れた時も確か夏だった。 帰りの千駄ヶ谷駅への道筋で 故松田茂役九段 とすれ違ったのを憶えている。 今日は、二階の道場前で 歩いてる 岩根忍女流初段 話してる 丸山忠久九段 走っている 深浦康市王位 を見かけた。 もうそれだけで満足!! それに帰りに、玄関に走りこんで行く 片上大輔五段 を見送った。 プロ将棋界のことを全く知らない友人が、「何で呼び止めて、握手しないの!」と。 アーメン!神よ、この罪深き友人を許したまえ! 今度行くときは、色紙を持って行こうかなあ。 それと今日は、第79期棋聖戦 第3局。 帰宅して恐る恐るネットを開く。 羽生名人が2敗とカド番に追い込まれていたので、ハラハラ。 お〜っ!勝っていた! 良かった!良かった!
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6月18日の朝刊は、各紙、「 羽生、永世名人 」「 初の永世六冠 」で第一面を飾った。 有名人のコメントが載っていたが、最も興味を惹いたのが毎日新聞に載った作家小川洋子さん。 「 素人には有限にしか見えない将棋盤の中に、羽生さんは無限の世界をみているのでしょう。 この人は300年くらい生きているのではないか、という印象を抱きました。 」流石に作家である。 皆が薄々感じていることをズバリと言い当てた感じがする。 羽生名人が十九歳のとき、日経新聞に寄せた手記で、 「 現在の将棋は十年後には全く通用しないということになりかねない 」 と書いている。 この当時、米長以外、先輩棋士はほとんど誰もこの言葉を信じていなかった。 そして、現在、昔なら師匠から叱り飛ばされそうな戦法が主流の一つなのだ。 中原十六世名人もそれを得意として指している位だから、十分市民権を得ている。 天才とは、秀才が逆立ちしても及ばないところに居るようだ。 |
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日本将棋連盟 広報課御中 羽生新名人の写真を良いものに交換せよ! 芹沢鴨こと銀桂一行 一昨日、羽生善治二冠(王座・王将)が名人位を奪取し、翌日の新聞は「永世六冠」の見出しで、どれも第一面と社会面で大きく扱った。 少子化も相俟って、将棋人口が減りつつある中、大変喜ばしいことだ。 しかし、将棋連盟のホームページで掲載する羽生さんの写真をあらためて見てみると、プリクラにも劣る代物である。 写真は、真正面のアングルで、ネクタイも緩んでいる。 順位戦で深夜まで戦った翌朝のような汗と疲労が漂う。 大至急、もっと良い写真に交換して頂きたい!! 森内前名人、佐藤二冠、谷川九段の写真と比較すると良く判る。 三人はやや左斜め下のアングルから撮っているし、ネクタイもきちんと締めている。 ヘアスタイルなども整っている。 羽生さんは、将棋界の顔である。看板である。 マスメディアでの扱われる量も多く、世間の注目度も断然他の棋士より高い。 子供は、理屈ではなく自分の目で見たものに感動する。 だから、棋士の写真はもっと慎重に扱うべきである。 私も若い頃、中原十六世名人の和服の背中の線と指す動作の美しさに感動したものだ。 大人だって第一印象で九割がた人物を判断せざるを得ない。 何故なら世界中の一人一人とじっくり話す余裕なんて、誰もないからだ。 羽生さんの写真には、素晴しいものが沢山ある。 しかし、あらためてプロのカメラマンに取り直して貰うべきだ。 昨年の『将棋世界 六月号』に缶コーヒーを持って笑っている羽生さんの写真があったが、テレビCMで伊藤美咲さんと共演した時のものだそうだ。 このCM撮影には丸一日費やしていると書いてあった。 しかし、半年も放映されていないはずである。 将棋連盟の棋士の写真は、長期間掲載されるし、他メディアにも流用される。 単純に考えても、将棋の普及の為の撮影なら丸三日かけたって足りない位だ。 正直なところ、私はこの羽生さんを見ているようで見ていなかったことに、昨日、気が付いた。 何故なら羽生ファンだから。 私の頭の中には、羽生さんの静止画像だけではなく、歩く姿、仕草、笑い声、話した内容などなど、沢山の素敵なイメージがあるから、その中の高々一つを目にしても、意識の外だったのである。 恐らく将棋連盟の方々も、身近過ぎて気付かなかったのだろうと推察する。 しかし、この度、五度目の名人位を獲得し、これだけマスメディアに取り上げられて、フト気が付くとこの羽生さんである。 これからも、羽生さんを良く知らなかった人も見るのである。 特に小さな子供が見るのである。 重ねてお願いする。 大至急、羽生さんの写真を交換して頂きたい。
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