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『 将棋世界 』誌7月号の内藤九段の談話は明らかに疑問手である! と、故・芹澤九段が、私の茶店で頭を抱えていました。 私は、モーツァルトの曲が好きだが、もし、彼と同時代に生れ、友人だったら・・・ 私は、きっと絶縁している。 あんな無節操、いい加減、無責任な男とは、つき合い切れない。(注1.) そんな下劣なモーツアルトだが、彼の曲は、永遠に人々に感動を与え、離さない。 私は、米長がモーツアルトに匹敵するとまでは言わない。 しかし、彼らの欠点は、身近な人の目を曇らせる。 個人のことと、公的なこととは、引き離して評価しなければ、誤る。 思惑を忖度することに熱心で、実績を直視しない人が多い。 こんなことは、会社で日常茶飯事に起きている。 だから、解る。 棋士は、商店街の個人店主に近い。 年に一二回の総会で全店主が揃う程度。 我々サラリーマンと違い、毎日、出社し、机を並べ、顔を合せていないのだ。 喧々囂々、侃々諤々と会社(将棋連盟)のことを議論しない人種なのだ。 羽生名人を見かけて「ワッ!テレビに出てる人!」と、同じ棋士が驚くのだ。(笑) そして、集団心理、リーダーシップ、営業の仕方、会議の進め方、試算表などなど、勉強していない。 従って、米長の言動が、理解できない。 私は、米長と直接話したことは一度も無い。 著書、談話、映像でしか知らない。 しかし、米長に対する私の評価は、正しいと思う。 <追記> 私は、弟子の中川大輔が、理事を辞任した経緯も知っている。(注2.) 松本博文氏のブログ、伊藤英紀氏のブログも読んでいる。 弟子の先崎学が、追悼文を書いていないのも承知している。 それでも、私の米長評は微動だにしない。 *----------*----------* 【注解】 注1.あんな無節操、いい加減、無責任な男 映画『 アマデウス 』の話。 注2.私は、弟子の中川大輔が、理事を辞任した原因が、米長のパワハラであり、その背景には、米長の女子職員に対するセクハラがあった。 そして、中川が総会で暴露し、棋士全員が知るに及んだ、と、ネットの掲示版で読んだ。 *----------*----------* 【参照】 内藤國雄九段「酒よ、夢よ、人生よ さらば将棋」後編 『 将棋世界 』誌 2015年7月号 p.109下段〜110上段
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将棋の三面記事
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『 将棋世界 』誌7月号の内藤九段の談話は明らかに疑問手である! と、故・芹澤九段が、私の茶店で嘆き、頭を抱えていました。 私も同感で、芹澤の代弁をします。 6.「女流棋士が独立したとき私は喜んだ。その後のごちゃごちゃは夢にも思わなかった。」 と内藤九段は、話しています。 これじゃあ他人事です。 まあ、東京中心で起こっていることで、関西には事情が伝わらなかったのかも知れませんが、 一大事じゃあないでしょうか。 女流棋士数十人が、将棋連盟に残る者とLPSAとで真っ二つに分裂したのですから。 この際ですから、もう少し内藤の意見が語られて然るべきです。 あの分裂は、LPSAの中井、石橋の2人と、その裏でアドバイスした奴が元凶だった。 と、私は推測しています。 兎に角、やり方が汚い。 石橋がLPSAを退会するときにホームページに載せた最後の文章が象徴している。(注1.) 責任ある立場の者が書く内容じゃあない。 理性に欠け、悪質。 色んな意見があるでしょうし、事実もあるでしょう。 しかし、あの程度の分裂なんて、世の中の会社や組織では日常茶飯事です。 もし、米長が感情まかせの強権を発動していれば、もっと拗れたに違いない。 そうはしなかった。 当時『 囲碁将棋チャンネル 』のインタビューに米長は、 「 あれには手を出さないことだね 」 と答えていました。 決して無関心とかではない。 感情的になっているLPSAと話しても、進展はない。 女流棋士達で結論を出すべきだ、と言う意味。 私は、この態度が、最善手だろうなあ、と感心しました。 ワンマンな会社でしたら、社長が感情任せに、強引に指図して終りです。 米長は、自身の意見があるにも拘らず、それを押し殺した。 (勿論、意見を求められれば答えているでしょうし、会長として対応しなければならないことはしたでしょう。それを悪意に解釈されもしたでしょう。) *----------*----------* 【注解】 注1.LPSAのホームページに載せた最後の文章 対局をボイコットした石橋幸緒は一旦謝罪して現役引退、LPSA退会。 ところが、退会直前、LPSAのホームページに公開した文章の中で将棋連盟、スポンサーを非難した。 全く反省していないことが露見した。 2014年2月25日付 『対日本将棋連盟等との事実関係について』 *----------*----------* 【参照】 内藤國雄九段「酒よ、夢よ、人生よ さらば将棋」後編 『 将棋世界 』誌 2015年7月号 p.109上段
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『 将棋世界 』誌7月号の内藤九段の談話は明らかに疑問手である! と、故・芹澤九段が、私の茶店で頭を抱えていました。 その嘆き。 5.内藤九段は、「私は肩書きや権力には何の興味もありませんでした。」 と話しています。 ここに、内藤の見識のなさが、如実に表れています。 世の中の社長とは、能も無いのに単に威張っているだけの人種、と理解している。 そして、連盟の会長職も同様で、恰も米長が権力に溺れたかのようなニュアンスです。 内藤は、周囲の、これまた見識のない連中の意見を鵜呑みにしている。 人は、未経験のことを外観から憶測すると、誤る。 人の意見は、多数だからとて、憶測が真実には成長しない。 多くの者が、似たような評価を口にしたとしても、正しいとは限らないのです。 米長が自己顕示欲が強かったことは、確かでしょう。 しかし、そういう性格でなければ、リーダーシップを持ち合わせていないでしょう。 親譲りの安泰な会社を継いだボンボン社長ならいざ知らず。 あるいは、責任の無い名誉職なら兎も角。 危機の会社のトップに立ち、改革を進めるには、強いリーダーシップが必要です。 従って、摩擦が起きるのは当然。 昔ながらの経営の延長でよいか? それで将来はあるのか? もしかしたら、過去の延長−新聞社に媚を売る−のままでいれば、十年二十年、安泰かも知れない。 大局観の問題。 白黒がはっきりしていれば、既に誰かが手をつけている。 改革は、将来のことであり、成果を証明できません。 チャレンジです。 冒険です。 反対派からしたら非難し易い。 儲かっているうちに、将来の手を打たなければならない。 これは経営の鉄則です。 しかし、儲かっているから、変革を嫌う反対者は「従来通りで良いじゃあないか」と口を尖らす。 米長は、契約書から見直し、書き換えた。 この着眼点は、抜群の経営感覚、戦略眼の証拠です。 何十年間、誰も手を付けなかった部分です。 将来、気付く人だけが気付く、ファインプレーなのです。 米長は、確か、連盟職員と一緒に登山をしています。 親交を深めるため、体力を養うために敢行したのではない、と思います。 それが目的なら他の理事に任せればよい。 米長自ら同行している。 平成10年3月、米長は、第56期A級順位戦で陥落したら引退すると公言しています。 その理由は、「将棋界の為に働けという神様のお告げだから」(注1.) こういったところが、見識のある芹澤九段でさえ遥か及ばない、と、米長に一目置くところです。 追記:芹澤九段の語る米長のエピソード(注2.) 他に仕事が入ったから、と、米長が地方での講演の代打を頼んで来た。 直前になって代打を出すなど先方に失礼である。 そんな無責任なことをする奴ではない。 しかし、代打が私なら、先方も怒らない、むしろ喜ぶかもしれない。(笑) 講演料は三十五万円だった。その上、アゴアシ付き。 こんな条件の良い講演を断って一体何があったのか。 こっそり調べてみると、なんと、『将棋の日』のイベント収録だった。 報酬は五万円程度である。 米長は私に何の説明もせず、そちらを優先したのである。 米長は将棋に感謝し、少しでも恩返ししようと考えているのである。 このような棋士、百数十人のうち数人しかいない。 *----------*----------* 【注解】 注1.「将棋界の為に働けという神様のお告げだから」 出典:NHK『ドキュメントにっぽん 瀬戸際の一手 〜棋士 米長邦雄 54歳の闘い〜』 放送日:平成10年(1998年)3月27日 第56期 A級順位戦(1997年6月〜1998年3月) で陥落のかかった米長が、 如何に闘ったかを追っかけたドキュメンタリー。 米長は、奈良の唐招提寺を参詣している。 注2.芹澤九段の語る米長のエピソード 『王より飛車が好き』 芹澤博文著 サンケイ出版 1984年12月15日発行 p.23〜24 *----------*----------* 【参照】 内藤國雄九段「酒よ、夢よ、人生よ さらば将棋」後編 『 将棋世界 』誌 2015年7月号 p.109下段〜110上段 |
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『 将棋世界 』誌7月号の内藤九段の談話は明らかに疑問手である! と、故・芹澤九段が、先日、私の茶店で頭を抱えていました。 その続き。 4.桐谷七段から「米長を信用しちゃあいけない」と速達が来た。 と話しています。 私は桐谷七段のことは、仄聞している。 ウソかマコトか。 米長の為に骨身を削って協力したが裏切られた。 その上、婚約者まで寝取られた、と。 前者については、事実を横に置いて、桐谷の気持ちを察してあげようかしら、と言う程度。 後者の言い分は、かなり眉に唾をしてしまう。 婚約者自身が強姦されたと訴えて、やっと土俵に上がる、と考えるからです。 さて、その桐谷の手紙を鵜呑みにしたのか、否定したのか、内藤はなんとも評価せずに、 速達が来た、とだけ話しています。 これは、いけません。 見識のある大人のすることではない。 自分の耳、目で直接米長と話し、討論した上での話でないといけない。 周囲から聞こえて来る噂だけで、その人物を判断してはいけない。 それどころか、判断も加えず、紙面に載せてはいけない。 警察発表でもないのに、近所の噂だけで、新聞が「容疑者」として顔写真を載せた。 その記事を読んで話しているのと同じなのです。 状況証拠だけで、人を逮捕する。 いや〜、やってしまいがちです。 警察に限った話じゃあない。 会社の中でも、日常茶飯事、小さな?冤罪事件が発生しています。 あなたも、私も。 被害者の経験と、加害者の経験があるはずです。 *----------*----------* 【参照】 内藤國雄九段「酒よ、夢よ、人生よ さらば将棋」後編 『 将棋世界 』誌 2015年7月号 p.109下段〜110上段 |
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『 将棋世界 』誌7月号の内藤九段の談話は明らかに疑問手である! 要するに、内藤九段の見識不足である。 その続き。 2.公益法人を立ち上げる会の委員を、名人経験者の谷川、羽生、森内、佐藤、丸山・・・ おかしいでしょう と非難しています。 しかし、谷川や羽生が二十歳そこそこの若者なら、解ります。 四十歳を超えた大人です。 3.私との友情関係もそのあたりから途切れました。と話しています。 内藤九段は、米長の自宅に押しかけてでも直談判したのでしょうか。 それで友情関係が途切れたのなら、その経緯の方を書いて欲しかった。 多分、そこまでしていないでしょう。 *----------*----------* 【参照】 内藤國雄九段「酒よ、夢よ、人生よ さらば将棋」後編 『 将棋世界 』誌 2015年7月号 p.109下段〜110上段 *----------*----------* |




